おいらの周辺では、貧困老人はたしかに多く存在する。
だが一方で、お金をもっているのに使わない高齢者が、日本にはたくさんいるそうだ。
折を見て、どこか恵まれていない人々や組織に寄付をする目的ならばいい。
だが、預金通帳の数字が増えていくのがうれしいとなると、ちょっと意見をしたくなる。
子孫に1円でも多く財産を残したいとなると、はたから見ればそれはケチ老人でしかない。
そんなプチ資産家は、日本の長らく続く不景気の元なのかなとも思います。
そこで、こんな考え方はどうでしょう。
◆お金は使うために稼ぐもの、貯めるために稼ぐものではない
みんなが貯めたお金を銀行に預金し、それを銀行が企業に融資し、それで経済が回ればそれは価値のあることだ。
だが、今では銀行がお金を貸す相手がなかなか見つからないそうだ。
そう、お金の使い道がなかなか見つからないのだ。
日本の個人金融資産は、2000兆円と言われ、その70%は60歳以上の高齢者のものらしい。
そんな高齢者の、この日本国に対する一番の貢献は、お金を使う事だそうだ。
世にお金を稼ぐハウツー本は多い、だがいかにうまくお金を使うかは置き去りだ。
そんな高齢のあなた方の、お金の使い方、自らの名前の残し方についてもっと頭を使ってもいいのかもしれませんね。
→日本経済に貢献できるほどの資産ではありませんが、少しづつ大胆にお金を使いたいものですよね。