つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

一日一善

2024-04-01 06:41:43 | 日記

一日一善なる言葉がある。

おいらがそれを実行したくても、毎日毎日そんなシチエーションに都合よく出くわすわけはない。

それでも昨日、こんなことがあった。

 

◆妙齢の女性の窮地?を救った

 クルマを運転中、前方左側の歩道で女性がバッグからスマホを取り出す時に、何かがバッグから落ちたようだ。

 なぜそんなことが見えたのかというと、そのすぐそばに信号機のない横断歩道があり、

 その女性が横断するかもしれないと、徐行していたからだ。

 だが女性は横断はせずに、立ち止まりスマホで通話をしているようだ。

 おいらはその場を通り過ぎ、クルマを止めて(短時間の駐停車は問題のないすいている道路だった)

 その現場に戻ったのだ。

 

 そこにはもう女性の姿はなく、やはり赤い手帖のようなものが落ちていた。

 周囲を見ると先ほどの女性がいる。

 その後を追うと、悪いことに女性は小走りで立ち去りつつある。

 おそらくは、先ほどのスマホで何か急な要件があったのだろう。

 おいらも小走りで追ったが、年齢差はいかんともしがたく、逆に引き離されてしまう。

 たまらずに「すみませーん」と大声を出すと、女性は立ち止まってくれた。

 

 息を切らせながら、「赤い手帖のようなものを落としませんでしたか?」と聞く。

 女性は不審そうな顔をしながらも現地に一緒に戻った。

 「あら、私の免許証ケースです、良かったわ、ありがとうございます」とのことだった。

 必要なかったのかもしれないが、おいらは「先ほどクルマですれ違ったときに落としたように見えたので」

 と言うと、わざわざすみませんありがとうございました、と再度言われた。

 おいらも何だかほっこり嬉しかった。