再びの大前研一氏の主張からです。
私はこれまで、安倍政権の経済政策では日本経済は上向かないと批判してきた。
アベノミクスは、20世紀の経済を前提にした経済政策だからだ。
アベクロバズーカ(安倍首相と黒田日銀総裁の異次元の金融緩和)の不発は最たる証拠だ。
◆死ぬ時が人生で一番の金持ちでいいのか
どれだけ金利を下げ、マネタリーベースを増やしても景気は一向に上向かない。
消費意欲が極端に低下した低欲望社会で1800兆円の個人金融資産がある日本は、金利が高い方が経済は回るのだ。
将来が不安だから貯めに貯めたお金を後生大事に持って、死ぬ時が人生で一番の金持ち、という人生を送る人が多い。
そんな社会でいいのか、いいはずがない。
企業の成長を促すための働き方改革も、プレミアムフライデーではなく、まずはホワイトカラーの間接業務を見直したい。
仕事の仕方が昔と変わっていないことが、世界と比べて日本の生産性が低い最大の理由なのだ。
出張中の部下への電話を課長が取って、用件を承って当人にメモを残すような職場がいまだにある。
間接業務の大半は、データ入力や伝票整理、請求書作成などの定型業務ののだからAIで全部自動化すべきものなのだ。
定型業務に費やしていた時間を営業や企画などの非定型業務に振り向ければ、生産性は飛躍的に向上する。
日本は明治以来、欧米に追い付き追い越せでやってきた。
しかし、経済大国となった日本は、答えのない時代に足を踏み入れた。
自分で答えを考え信じて実行する。
それが正解にたどり着く唯一の方法なのだ。
経済運営にしろ人生設計にしろ、誰かが出した答えをいかに早く覚え、効率よく再現するなどという考えではすでに限界だ。
真のリーダー教育は、日本の学校カリキュラムにはない、むろん人生観も醸成できない。
氏の主張には、賛同できることが多いと思います。
まあ、一部には はぁ? という部分もありますが。
たしかなことは、世の中の風潮に流されることなく、自分の考えで人生を生き抜くべき、ということなのでしょうかね。
私はこれまで、安倍政権の経済政策では日本経済は上向かないと批判してきた。
アベノミクスは、20世紀の経済を前提にした経済政策だからだ。
アベクロバズーカ(安倍首相と黒田日銀総裁の異次元の金融緩和)の不発は最たる証拠だ。
◆死ぬ時が人生で一番の金持ちでいいのか
どれだけ金利を下げ、マネタリーベースを増やしても景気は一向に上向かない。
消費意欲が極端に低下した低欲望社会で1800兆円の個人金融資産がある日本は、金利が高い方が経済は回るのだ。
将来が不安だから貯めに貯めたお金を後生大事に持って、死ぬ時が人生で一番の金持ち、という人生を送る人が多い。
そんな社会でいいのか、いいはずがない。
企業の成長を促すための働き方改革も、プレミアムフライデーではなく、まずはホワイトカラーの間接業務を見直したい。
仕事の仕方が昔と変わっていないことが、世界と比べて日本の生産性が低い最大の理由なのだ。
出張中の部下への電話を課長が取って、用件を承って当人にメモを残すような職場がいまだにある。
間接業務の大半は、データ入力や伝票整理、請求書作成などの定型業務ののだからAIで全部自動化すべきものなのだ。
定型業務に費やしていた時間を営業や企画などの非定型業務に振り向ければ、生産性は飛躍的に向上する。
日本は明治以来、欧米に追い付き追い越せでやってきた。
しかし、経済大国となった日本は、答えのない時代に足を踏み入れた。
自分で答えを考え信じて実行する。
それが正解にたどり着く唯一の方法なのだ。
経済運営にしろ人生設計にしろ、誰かが出した答えをいかに早く覚え、効率よく再現するなどという考えではすでに限界だ。
真のリーダー教育は、日本の学校カリキュラムにはない、むろん人生観も醸成できない。
氏の主張には、賛同できることが多いと思います。
まあ、一部には はぁ? という部分もありますが。
たしかなことは、世の中の風潮に流されることなく、自分の考えで人生を生き抜くべき、ということなのでしょうかね。