つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

一番の金持ち

2019-05-21 19:52:59 | 日記
再びの大前研一氏の主張からです。
私はこれまで、安倍政権の経済政策では日本経済は上向かないと批判してきた。
アベノミクスは、20世紀の経済を前提にした経済政策だからだ。
アベクロバズーカ(安倍首相と黒田日銀総裁の異次元の金融緩和)の不発は最たる証拠だ。

◆死ぬ時が人生で一番の金持ちでいいのか
 どれだけ金利を下げ、マネタリーベースを増やしても景気は一向に上向かない。
 消費意欲が極端に低下した低欲望社会で1800兆円の個人金融資産がある日本は、金利が高い方が経済は回るのだ。
 将来が不安だから貯めに貯めたお金を後生大事に持って、死ぬ時が人生で一番の金持ち、という人生を送る人が多い。
 そんな社会でいいのか、いいはずがない。

 企業の成長を促すための働き方改革も、プレミアムフライデーではなく、まずはホワイトカラーの間接業務を見直したい。
 仕事の仕方が昔と変わっていないことが、世界と比べて日本の生産性が低い最大の理由なのだ。
 出張中の部下への電話を課長が取って、用件を承って当人にメモを残すような職場がいまだにある。
 間接業務の大半は、データ入力や伝票整理、請求書作成などの定型業務ののだからAIで全部自動化すべきものなのだ。
 定型業務に費やしていた時間を営業や企画などの非定型業務に振り向ければ、生産性は飛躍的に向上する。

 日本は明治以来、欧米に追い付き追い越せでやってきた。
 しかし、経済大国となった日本は、答えのない時代に足を踏み入れた。
 自分で答えを考え信じて実行する。
 それが正解にたどり着く唯一の方法なのだ。
 経済運営にしろ人生設計にしろ、誰かが出した答えをいかに早く覚え、効率よく再現するなどという考えではすでに限界だ。
 真のリーダー教育は、日本の学校カリキュラムにはない、むろん人生観も醸成できない。

 氏の主張には、賛同できることが多いと思います。
 まあ、一部には はぁ? という部分もありますが。
 たしかなことは、世の中の風潮に流されることなく、自分の考えで人生を生き抜くべき、ということなのでしょうかね。
 

おいらと会うメリット

2019-05-20 20:25:44 | 日記
伊藤忠~カルビーの松本晃氏は、こう教えてくれました。
他社の意思決定者との面談の場合で、自分と会うメリットは何かといつも考えておくべき。
誰でもモノを売り込む場合には、相手先の会社の偉い人に会ってもらおうと必死のはずです。
言葉遣いや目上の人を敬うなど、マナーに気を付けるのは当然ですが、それにもまして大切なのは、
商品よりも自分自身を売り込むことです。

◆おいらと会うメリットは何か、どう引き付けるかの勝負だ
 先方の偉い人に会うときは、手土産を持っていくことが多いと思いますが、それはモノだけではありません。
 一番の手土産は情報です。
 相手先の業界の動静から、社長さんの趣味や家族のことまで、とにかく事前にいろいろと勉強しつつ訪ねたものです。
 商品の話などしても聞いてはもらえませんから。
 共通の話題さえ持てれば、こいつはおもしろいと思われ、また来なさいと言ってもらえます。
 こちらから、〇〇に関心があるので教えてください、とお願いするのも良い手です。
 長く業界での経験を積んだ方ほど、人にものを教えるのは好きなものです。

 僕の信条は、人は買いたいものを買うんじゃない、買いたい人から買うんだ。と、今でも僕はそう思っています。
 相手にとって、自分と会うメリットは何か、どうすれば相手を惹きつけることができるかをいつも考えていました。
 若いうちは手間暇惜しまず、いろいろなところへ出向き、たくさんの人に会うことが大切です。
 そこで得た知識が、後にどれほど役に立つか計り知れないものがあります。

 引き受けたら、約束は必ず守ることは当然です。
 ものを頼むにも、最も大事なのは約束を必ず守ることです。
 当たり前ですが、約束を守れない人は信用されません。
 それから、相手の時間を無駄にしてはいけない。

 これは、ビジネスパーソンの心得として極めて大事なことです。
 ものを頼むということは、相手の貴重な時間を割いてもらうことです。
 お金の無駄は、稼いで取り返せますが、時間の無駄は決して取り返すことはできません。

 会社は体育会であって、同好会ではありません。
 体育会・会社には、目標・目的があり、会社にはお金を稼ぐという使命があります。
 そのことをしっかりとわきまえてもらいたいものです。
 
 スケール感は異なるものの、商社でも小売業でもモノ・コトを販売することは共通しています。
 参考にしたい考え方でした。
 
 

 

最大の輸出品目

2019-05-19 19:28:12 | 日記
インドに於いての最大の輸出品目は「人」なんだそうです。
大前研一氏が教えてくれました。
合わせて、日本に対しての提言も。

◆最大の輸出品目は「人」
 インドは、世界に冠たるグローバル企業のトップを続々と輩出している。
 最先端テクノロジー系のIITと、経営系のIIMがその双璧だ。
 かって世界の最貧国だったインドの、現在のエンジニアの給料は、世界でもトップレベルだ。
 これは、そのレベルの人材が21世紀の企業価値を変える、と思われているからだ。
 
 横並び採用の日本の企業が欲しがって、「初任給は240万円だけど、終身雇用を保証します。」
 などと求人しても、このレベルの人材は一人も採用できない。
 一つの会社に生涯を通じて居続けたいと思うグローバル人材など居ないからだ。
 ユニクロの初任給300万円でも結果は同じようなものだ。

 21世紀は答えのない時代である。
 答えが見つからずに皆が迷っているときに、方向を示して議論を集約し、一つの答えにたどりつかせる。
 見つけた答えに向かって皆を動かす。
 それが、答えのない時代に求められるリーダーシップなのだ。

 日本では、学校法人の場合、文科省の学習指導要綱に従って授業をしなければならない。
 世界標準では、今時一律の教育指導要領を使うのは全体主義の国だけだ、とも言われる。
 本来は、教科書のみを頼りにする教師は、自分の考えややり方がないのか、と問い詰められるもののはずだ。
 繰り返しになるが、答えのない時代にこんな画一的な教育ではグローバル人材など生まれようがない。
 私は、学校法人の枠からはずれて株式会社で人材輩出を企図している。

 他社・他国の開発した技術を、巧みに改善し低価格化を進める日本の成功パターンがここにきて通用しなくなってるのかな。
 世界の先頭を走り続けられる人材の輩出をぜひお願いしたいものです。
 それは小売業の世界でも同様だと思います。
 
 

米中摩擦

2019-05-18 08:01:59 | 日記
なんだか良くわからないんですが、世界経済は大変になるかも。
アメリカと中国が関税を上乗せし合ってるようです。
マネックス証券の松本CEOがわかりやすく解説してくれました。

◆米中摩擦その意味
 米中摩擦が本格化しています。
 これは一時的なことではなく、ずっと続くことでしょう。
 アメリカは、中国に覇権を取られないように本当に真剣なのです。
 インターネットとAIが、中国を急速に強大化し、遂にはアメリカをも抜こうとしています。

 産業革命の前は、中国とインドのGDPは世界の3分の2を占めていました。
 そのころ、経済は人口ベースだったのです(一人当たりの生産高は世界中がほぼ同じのため)。
 ところが、産業革命によって生産技術が欧米に偏在するようになり、GDPもまた欧米に偏在し、中国・インドは経済的には
 本当に小さい存在となってしまいました。
 ところが、インターネットの出現と発達により、生産技術とその情報は欧米への偏在から、世界全体に還流するようになりました。
 そうするとまた、世界経済は人口ベースに戻っていく。今はその過程にあります。
 そして、そのプロセスを加速しているのがAIです。
 生産技術情報があっても、経験の蓄積を必要とするものは多い。しかし、AIがその学習をけた外れに速くしてしまう。

 当初米国は、インターネットは民主主義を拡げると考えていたふしがあります。
 しかし、AIがそんな楽観を吹き飛ばしました。今、アメリカは覇権の維持に本気です。
 そこで日本はどうすべきか。今現在は技術はありそうです。しかし大胆な規制緩和が必要です。 
 人口が少なく(中国・インド・米国と比べて)、さらに減少傾向で、規制でがんじがらめでは世界から取り残されるでしょう。

 う~ん 日本大丈夫か? 独自技術をしっかりと守りつつ、技術開発を早めないと大変なのかな。
 これは、小売業も変わらざるをえないn
  
 

オオタカ 生まれたらしい

2019-05-17 16:08:43 | 野鳥
木曽川の河原で営巣中のオオタカです。
昨年よりも低い位置での巣作りで、今年は見えやすいとの評判です。
大勢の方々が集まっていますが、皆さんマナーは良く、40~50m離れた堤防上から譲り合って観察しています。
なお、首都圏では野鳥観察者が多く、いじわるをしたり誤情報を流したりする方も居ると聞いたことがあります。
こちらの地方では、のんびりまったりしています。

💛オオタカ2羽生まれました
 皆さんの情報では、ヒナは2羽らしいです。
 でもまだ小さくてほとんど見えません。
 1週間くらいで、急激に成長し見えるようになるらしいです。会えるのが今から楽しみです。
 
 40~50m離れていてもこの眼光です。怖い位ですね。
 

 雌のみです。あまり動きません。
  

 鋭利そうなクチバシです。獲物の肉を食いちぎるためかな。
 

 なお、雄は餌を運んできましたが、近くの枝で休憩中です。
 なんとなくのイメージですが、この雄はあまり働き者ではなさそうです。
 ヒナが育ち始めたら、休憩なんてしてられないぞ!