工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

「SMAP盆栽」に花が咲く

2011年09月17日 | ミクスト・ボンサイ(MB)

●6月22日にアップしたあの「SMAP盆栽」を

覚えているでしょうか。他に「AKB盆栽」なども

ミクスト盆栽鉢を使ってひとりで「悪ふざけ」を

していた頃のやつです。実は、「SMAP」盆栽

の「S」、すなわち「サルビア」の花がただいま

見ごろになっています。

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●淡いピンク色の花が伸びた枝の先で、この残暑

にも負けないで元気に咲いています。ちょっと元気

すぎて、ほかの「M」、「A」、「P」がだいぶ迷惑そう

ですが、しばらくはガマンしてもらいましょう。

●たまたま、本物のSMAPは中国の北京公演で

がんばっていますが、こちらの「SMAP盆栽」も

10月からの倉庫ギャラリーでのデビュー公演まで

咲き続けてくれたらいいなぁ・・・と思っていますが

あと二週間はちょっときついかもしれないですね。


アートコンペの作品は?

2011年09月16日 | 作品紹介

●今年も「前橋アートコンペライブ2011」の応募要綱が

送られて来る季節になりました。

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●最初に応募してからもう5年目。前年の応募者には

全員送られてくるようです。5年前に初めての応募で

いきなり最終審査に残り、前橋国際交流センターでの

アートのプレゼンを経験してからここ数年、一次審査

も通過せず現在に至っています。5年前の最終審査の

審査員にあの隈研吾さんがいたので、アートコンペの

終了後の懇親会で隈さんの本にサインを貰ったのも

遠い昔のことになってしまいました。

●さて、今年の審査員の中にはあのヤノベケンジさん

の名前があるのです。まさに「ジャイアント・トラやん」の

生みの親のアノ人です。毎年、審査委員長の伊東順二

さんはユニークな人を選びますよね。このコンペの過去

の審査員の顔ぶれだけを見ても、とても普通の(失礼)

アート作品を用意してもダメな事はよ~くわかります。

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●ちなみに、これは3年前に出した作品。たまたま、一枚

だけ残っていたのですが、どんなタイトルの作品だったか

記憶にありません。屏風に立体作品と本物の植物を配置

した斬新的な作品だと思ったのですが、残念ながらボツ。

最終審査に残った「ニューヨークの空」という作品はその後

形を変えて倉庫ギャラリーの今回の個展にも展示してあり

ますのでよかったら広い倉庫内を探してみてください。


窯焚き準備(3)

2011年09月15日 | 作品作り

●釉薬を素焼きの器に塗るというか漬ける

というか、コーティングするというか・・・とにかく

この作業も集中力とタイミングと、もろもろの能力

を使うので、とても写真など撮っている余裕は

ありません。

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●そのようなわけで、釉薬をコーティングした後の状態

の写真です。この小皿は大きな作品を載せる「棚板」の

スキマ用のものです。

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●さて、こちらは自宅で使っていたお皿の焼き直し作業。

以前の窯で高台の底の内側の釉薬がまだらに溶けきれて

いなかったので、もう一度ダメモトで底だけ焼いてみること

にしました。手前の貝殻は釉薬が流れ出た時に棚板に

くっつかないようにするための「ツク」です。シジミとアサリ

を焼く作品によって使い分けています。

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●さてさて、これからいよいよガス窯へ作品を入れる作業

では・・・。オット、その前にホシノ・スポーツで買ってきたこの

コルセットを腰に巻いて、あのぎっくり腰に備えねばならぬ。

電動轆轤と窯詰め作業は前かがみの姿勢になるので本当

に要注意なんですよ。   (このつづきは9月後半です。)


窯焚き準備(2)

2011年09月14日 | 作品作り

●今回使う釉薬はいつもの長石と松灰の1:1、それに

隠し味として「あるもの」がちよこっと入っています。

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●暫く釉薬を使っていなかったので、この秘密兵器

の電動ドリルでしっかり撹拌します。天然の松灰は

固まりにくいのですが、それでもなんだかんだで30分

はウイーン、グリグリとよ~く混ぜ合わせます。

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●陶芸はあらゆるところで気を使わなければなりませんが

この釉薬の「濃度」もかなり気を使います。濃くても薄くても

ダメだし、釉薬を掛ける時間やタイミングも窯の種類などを

考え、焼き方を考え・・・あぁ、めんどくせぇ~。

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●ちなみに、陶芸を始めてから知ったのですが、この釉薬

などの濃度をはかる「ボーメ計」というものが存在します。

そして、その単位もそのものズバリ「ボーメ」といいます。

そして、天然灰を使う釉薬は50~60ボーメで調整するのが

ベストだとされています。これがあるのでワタシのような

ズボラな人間でもそこそこ失敗なく自作の釉薬が出来ます。

●今は誰でも知っている「ベクレル」や「シーベルト」なども

「ボーメ」と同様に自分自身に直接関係なければ知らずに

いた単位だったのでは・・・。ふと、そんなことを思いました。


窯焚き準備(1)

2011年09月13日 | 作品作り

●10月1日の個展「図工の時間」の準備も絵画

関係はほとんど終了したので、陶芸関係と盆栽

関係の展示の準備に取り掛かっています。

まだまだ倉庫の中は空間だらけなので、震災前

に素焼きまでしておきながら本焼きがまだの

作品をなんとか焼いてしまおうと思っています。

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●これが素焼きと撥水剤を塗って、いつでも本焼きが

出来る状態だった作品です。3月11日の大震災前に

準備しておいたので器の底の部分に塗っておいた

撥水剤が半年もそのままにしておいたので、すっかり

釉薬をはじかなくなってしまいました。

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●いよいよ釉薬をかける段階なのですが、その前に

作陶ノートに焼く作品の土とかけた釉薬をメモします、

が・・・今回は釉薬を準備する余裕がないのでぜんぶ

自家製の「松灰釉」とY社の「ビードロ釉」だけです。

それにしても、こんなに暑いと窯焚きする気分にも

ならないし、まだまだ余震は怖いし・・・。

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 他言引用

 「人生ね、あてにしちゃいけません。

 あてにするからガッカリしたり、悩んだりするのです。

 あてにしなけりゃこんなもんだで済むじゃありませんか」

                         出展不明