老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

老人ホームの生活(5)

2021-09-22 | 雑記

施設での私の部屋は3階の東向きで、道路を隔てた向かい側はマンションが並んでいるので、窓から見る景色は劣悪、殆ど電線や空しか見えません。それでも良いことがありました。昨夜は中秋の名月で、8年ぶりに満月と重なるという好条件です。

期待していたのですが、予報も曇りがち、そして実際も雲が多くて、月の出6時ころの大きな橙色の月は、残念ながら見られませんでした。それが、辛抱強く何回もみているうちに、だんだんに雲が晴れて、ついに満月が見られるようになりました。東向きの部屋に与えられた恩恵でしょう。偶々7時過ぎに検温に来たナースさんにも見せてあげました。

  


老人ホームの生活(4)

2021-09-19 | 雑記

私がこのホームに入居した7月から、今年は不思議に曇りや雨が続き、偶に青空が見えても、雲が多くて周囲の山々が見えることが無い日ばかりでした。特にこのホームは富士山がよく見える筈なのですが、一度もその姿を見ることが出来ずに過ごして、残念な日々でした。

漸く今日は台風一過で、青空がでていて、特に午後になって、すっきりした好天になりました。偶々日曜日で、懇意のスタッフが勤務の日であったため、頼んで4階の屋上に連れて来てもらいました。期待したとおり、富士山が良く見えて、写真を撮ることが出来ました。次の機会には、もう冠雪の富士山になるかもしれないので、貴重な写真になります。


老人ホームの生活(3)

2021-09-16 | 雑記

9月の初め、施設の別のフロアの担当スタッフの一人がコロナ陽性になり、入居者全員に次の規制が施行されました。第一に食事はダイニングを使用せず各自室に配膳されること、第二に部屋から出るときは必ずマスクをつけること、第三に自分のフロア以外に出かけないこと、以上の3点です。これにより、各人は殆ど自室内に篭ることになりました。

施設の対応が早く適格であったことにより、その後の拡大は防がれ、二週間後の全員 PCR 検査の結果も陰性となって、今般漸く規制が解除されました。その間に世の中はすっかり秋に変わり、既に彼岸花の季節になっていました。

   

       


今年の金木犀は

2021-09-12 | 雑記

私は朝早く新聞を見るとき、A新聞ですが、最初にチラッと見るのが「天声人語」です。今日はその最初に出てきたのがキンモクセイでした。しかも筆者がご自身でその香りに出会うことが出来た、ということでした。確かに金木犀は秋の花でその芳香は散歩を楽しませるものでした。しかし、その時期は9月の終わりから10月の初めの筈です。それが今日は、ラジオやTVでも金木犀を報じていたので、少し関心をもちました。

家の庭にも金木犀があったし、毎年このブログにも金木犀を取り上げていたので、少し調べてみました。昨年は10月7日に「金木犀が満開です」と出していました。一昨年は10月2日に「金木犀がまだ咲かない」というタイトルでした。NHKラジオ深夜便の終わりに報ずる誕生日の花が、10月2日がキンモクセイで、花言葉が「謙遜、初恋」ということも記事に書いてありました。そして10月17日になって「今頃になて満開の金木犀」と出していました。

それ以前も、大体金木犀に触れる記事は、9月終わりか、10月の初めでした。それが今年はまだ9月半ばになっていない、異常な早さです。今年の夏から晴間が無いこと、気温の変化が激しいこと、なども影響しているのでしょうか。今の私は施設の中にいて、季節を感ずることが無いのですが、若干気になったので、記事にしてみました。なお、自分で外に出て写真が撮れないので、去年の写真をそのまま使いました。