老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

Windows 11 の新しい機能について(9)

2022-01-24 | パソコン関係

Windows 11の新しい機能について、前回の記事の最後に音声入力について触れましたが、これについてもう少し補足します。この記事は、音声入力を使って書いておりますが、一番困ったことは句読点です。スマホの音声入力と違って、こちらの句読点はいちいち「句点、読点」と入れなくてはなりません。特に「読点」については「当店」と入ってしまいます。そこで、自動的に句読点が入るように設定を変更します。それには、パネルの設定をクリックし「句読点の自動入力」をオンにしておきます。その結果、同じ音声入力で下記の二行目のようになります。

それから、いちいち音声パネルを出すのが面倒な場合は、設定の「アクセシビリティ」から「音声認識」を出して「 Windows 音声認識」をオンにしておきます。

その結果、ワードだけでなく、ワードパッドやメモ帳その他文字入力画面のすべてに、簡単な音声入力パネルが出てきます。

検索の窓など、わずかの文字入力の画面にも出てきます。


Windows 11 の新しい機能について(8)

2022-01-20 | パソコン関係

Windows 11 の新しい機能について、昨年末のブログに連載しましたが、一つ忘れたものがあったので、追加して掲出します。タスクバーのボタンで、左から3番目が「タスクビュー」ですが、これは前から有ったものです。ただ使い方が便利になり、ボタンの上にマウスを合わせるだけでサムネイルが出て、画面の切り替えができるようになりました。そして、更に新しい画面を作るには「+」をクリックします。

それから新しい機能として、各デスクトップ画面の背景を個別に変更できるようになりました。それをするには、サムネイルの上で右クリックし「背景の選択」を選びます。

開いた画面で、一覧表示された画像から別のものを選びます。クリックした瞬間に背景が変更されます。手持ちの画像を背景にしたいときは「写真を参照」をクリックしてパソコン内の写真を選びます。

タスクバー左から3番目のこのボタンまでは、前から有ったものですが、4番目の「ウィジェット」と5番目の「チャット」は Win 11 の新機能です。しかし、天気やニュースは不要とかチャットは使わない、というときは、これらのボタンが邪魔になるので非表示に出来ます。それには、タスクバーの空いているところを右クリックして「タスクバーの設定」を選び、不要なボタンを「オフ」にします。

最後に一つオマケですが、「音声入力」が使いやすくなりました。ワードなどでテキストを入力する位置を指定し、「Windows」+「H」キーを押すと音声入力パネルが表示され、マイクに向かってしゃべった内容が認識されて、文字として、入力されます。かなり精度は高く、下図はその一例です。

 


Windows 11 の新しい機能について(7)

2022-01-08 | パソコン関係

Windows 11 のアプリについても、若干の改善があったので、少し記録しておきます。まず写真閲覧用アプリの「フォト」ですが、写真を開いた際に、同じフォルダー内にある写真の一覧が、画面の下部にサムネイルで表示されるようになりました。サムネイルをクリックして、写真の切り替えができます。サムネイルは、左右にスクロールして使います。

複数の写真を大きく並べることも出来ます。サムネイルにマウスを合わせると、右上に「□」が出るので、これにチェックを付けると、その写真が複数でも全部表示されます。写真の数がふえると、その分個々の写真は小さくなります。チェックを外した写真は表示されなくなり、「Esc」キーにより、複数表示が解除されます。

次に私が使うのは、キャプチャー(画面取得)アプリの「スニッピングツール (Snipping Tool)」ですが、複数のキャプチャー画面を夫々別ウィンドウで表示できるようになりました。Win 10 までは、連続してキャプチャーを実行すると、上書きされて、最新のものだけが表示されましたが、Win 11 では、プレビュー用のウィンドウが複数開き、並べて表示が出来ます。

これをするには、Snipping Tool の右上「…」をクリックして「設定」を選び、「複数のウィンドウ」をオンにします。

なお、Win 10 の新しいバージョンでは、「切り取り&スケッチ」というキャプチャー用アプリが現れて、Snipping Tool に代わる感じでしたが、私は馴れている Snipping の方を使っていました。それが、今度の Win 11 では「切り取り&スケッチ」の方が無くなり、 Snipping Tool の方が改善存続され、我が意を得たりの感です。

もう一つ「ペイント」も、Win 10 では新しく「ペイント3D 」が出来て、これに変わる感じでした。私は長く「ペイント」の方を愛用していましたが、今回の Win 11 では、「ペイント3D」が無くなり、「ペイント」の方が、ツールバーがスッキリした感じに変わって残りました。これも私にとっては、有難いことです。

このほか Win 11 の基本機能を紹介する「はじめて」というアプリが出来ました。しかし、ウィザード形式が使いずらく、私の解説の方が分かり易い、と自負しています。

 


Windows 11 の新しい機能について(6)

2022-01-05 | パソコン関係

Windows 11 の使い勝手を聞かれたのですが、私の場合は、以前からタスクバーにすべての必要ソフトなどを入れており、これが全部そのまま残っているので、何にも不自由が無い、と答えました。Win 11 にアップグレー後に不都合があった場合は、10日以内であれば 10 に戻すことが出来るそうですが、私の場合は全くその必要が無く、10日間が過ぎました。

ただ、「シャットダウン」だけが、位置が大きく変わってしまったことが、やや不満でした。そこで種々試みた結果、「スタート」ボタンを右クリックし、「シャットダウンまたはサインアウト」を右に移せば簡単に出来るこが分かりました。「設定」もここから使えるので、便利です。

それから、長い間「スタート」ボタンは、画面の左下の位置にあって馴れているので、これを左側に移す方法もあります。「設定」の「個人用設定」から「タスクバー」を選び、「タスクバーの動作」をクリックして、「タスクバーの配置」から「中央揃え」をクリックして「左揃え」を選択すれば良いのです。

今日の終わりに、デスクトップの背景を Win 11 らしいものに変えました。この青いオブジェは、11 を象徴する「花」のイメージで「ウィンドウズ11ブルーム」と呼ばれるそうです。背景の変更は、「設定」の「個人用設定」から「背景」をクリックし、画像を選べばよいです。右側の「写真を参照」をクリックすれば、自分の写真を背景にすることも出来ます。


老人ホームの生活(10)

2022-01-01 | 雑記

2022年の新しい年が始まりました。元旦の富士山は綺麗でした。今年こそコロナの収束を願うのみです。ホームの正月は普段と殆ど変わりないです。ただ、昼食に「おせち」が出ました。お重の中に小さい昆布巻、田作り、きんとん、数の子など一通りの正月のものが入り、ご飯はお赤飯でした。でも、お屠蘇もお雑煮も無いのが寂しいです。お餅が喉につかえることを心配されているのでしょう。飾られたお供え餅も作り物です。

昨年の7月1日に入居したので、私のホーム生活も丁度半年になりました。一部屋の中に篭った生活は不自由ですが、それなりの生き方もあります。どんな所でも長く暮らせばそこが良くなる、というのが私の持論です。会話の出来る人を見つけて、おしゃべりの仲間に入れて貰ったり、テレビと Wi-Fi を繋いで、部屋で映画が見られるようにしたり、ひとり暮らしの楽しみを作っています。