丹沢山塊の最高峰である蛭ヶ岳に登る最短ルートとして市原新道があります。
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10数年前だったか、蛭ヶ岳の山荘に宿泊した時に小屋番のおじさんから教えてもらいました。
以前に小屋番をしていた市原さんが開拓したルートで、当時は市原ルートと呼ばれてました。
現在では市原新道と呼ばれ、登山地図にはありませんが、普通の登山では物足りない方のルートとして人気のようです。
山の放浪者は、地図を持たずに丹沢山塊をさまよい歩いています。
様々なルートから登っているので、何となく丹沢山塊の地形はイメージがつかめるので、てきとーに登っています。
でも今回は、市原新道に行こうと、少しは真面目にネットの検索で調べてみました。
そしたら、ブログに載せるような方は、GPSを持って登るようです。
ま、そんなこと気にしないでも何とかなるでしょう・・・。
で、山の放浪者もとりあえず登り口まで行ってみました。
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確か、この先にある早戸大滝に来たのは30年以上も前、そう宮ヶ瀬湖ができる前のことでした。
すっかり忘れていたのですが、この右側から山道を進むと渡渉が少ないコース(と言うかメインのルート)です。
11月29日のブログ「山の放浪者が放浪する理由」で書きましたが、最初に来た時は、渡渉がいやでここから引き返して別の山に登りました。
この看板に略図があります。
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今回は、実は榛の木丸に登るつもりで来たのですが、この看板を見て、30年前を思い出しました。
「ああ、このルートなら市原新道に簡単に行ける!」
で、急遽予定を変更して行き先を蛭ヶ岳に変えました。
これが安易でしたね〜。
下調べは重要、というか予備知識がないと不可能なルートでした。
結論から申し上げて、市原新道はいけませんでした。
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これは家に帰ってから、自分が行動したルートをたどってみた地図です。
山の放浪者、地図もコンパスも、もちろんGPSなど持たず放浪します。
はっきり言って、これは無謀な行動です。
良い子のみなさんは、絶対にまねをしてはいけません。
例えば、この方!
足立ナンバーの車で、推定では、夜明けに出発して丹沢三峰から丹沢山に登り、白馬尾根または市原新道で下山してきたと思われます。
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ところが完全に道を間違えています。
すでに日没前なのに、帰ることができないルートを登ってしまいました。
対岸から何度も呼びかけたのですが、声が届かなかったようです。
山中で夜を過ごすことになってなければ良いのですが・・・
なぜ、こうなったのか?
この場所で遭難者が出る理由が何か?
なぜ、道を見失うのか?
そんなことを、これから何回かに分けてブログにしていくことにします。
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10数年前だったか、蛭ヶ岳の山荘に宿泊した時に小屋番のおじさんから教えてもらいました。
以前に小屋番をしていた市原さんが開拓したルートで、当時は市原ルートと呼ばれてました。
現在では市原新道と呼ばれ、登山地図にはありませんが、普通の登山では物足りない方のルートとして人気のようです。
山の放浪者は、地図を持たずに丹沢山塊をさまよい歩いています。
様々なルートから登っているので、何となく丹沢山塊の地形はイメージがつかめるので、てきとーに登っています。
でも今回は、市原新道に行こうと、少しは真面目にネットの検索で調べてみました。
そしたら、ブログに載せるような方は、GPSを持って登るようです。
ま、そんなこと気にしないでも何とかなるでしょう・・・。
で、山の放浪者もとりあえず登り口まで行ってみました。
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確か、この先にある早戸大滝に来たのは30年以上も前、そう宮ヶ瀬湖ができる前のことでした。
すっかり忘れていたのですが、この右側から山道を進むと渡渉が少ないコース(と言うかメインのルート)です。
11月29日のブログ「山の放浪者が放浪する理由」で書きましたが、最初に来た時は、渡渉がいやでここから引き返して別の山に登りました。
この看板に略図があります。
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今回は、実は榛の木丸に登るつもりで来たのですが、この看板を見て、30年前を思い出しました。
「ああ、このルートなら市原新道に簡単に行ける!」
で、急遽予定を変更して行き先を蛭ヶ岳に変えました。
これが安易でしたね〜。
下調べは重要、というか予備知識がないと不可能なルートでした。
結論から申し上げて、市原新道はいけませんでした。
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これは家に帰ってから、自分が行動したルートをたどってみた地図です。
山の放浪者、地図もコンパスも、もちろんGPSなど持たず放浪します。
はっきり言って、これは無謀な行動です。
良い子のみなさんは、絶対にまねをしてはいけません。
例えば、この方!
足立ナンバーの車で、推定では、夜明けに出発して丹沢三峰から丹沢山に登り、白馬尾根または市原新道で下山してきたと思われます。
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ところが完全に道を間違えています。
すでに日没前なのに、帰ることができないルートを登ってしまいました。
対岸から何度も呼びかけたのですが、声が届かなかったようです。
山中で夜を過ごすことになってなければ良いのですが・・・
なぜ、こうなったのか?
この場所で遭難者が出る理由が何か?
なぜ、道を見失うのか?
そんなことを、これから何回かに分けてブログにしていくことにします。