はるが/すれちがいながら/きりつけてゆく
椿の花が落ちる/烏がなく/曇り空から音がした
罪悪感は人をまどわす。
O氏と会ったが世間話も空回り。
19:00ごろ、駅の雑踏に怯んでしまった。足が止まった。
生活する時間が違うんだな。生きる熱量が違いすぎる。
初老の男のわきを通り過ぎてゆく勤め人の先にあるものは希望であってほしい。その些細なことは自宅のドアを開けた向こう側にあってほしい。
鏡のなかのSが睨む。
眼は赤い。顔面は蒼白。
髪はうすく。目じりのしわがふかい。
鼻の頭に汗がひかる。
乾いたクチビルをなめる。
「ショウタイムの時間です」
肩をすぼめてみた。
鏡のSがはにかむ。
あらゆる意味で未来はない。
未来とは現在頭の中で予想していることにすぎない。
だから、それは現在でしかない。
過去という実体はない。
現在想起されるものの総体が過去なのだ。
ここでも大事なのは、現在なのだ。
只今、在るということが一大事なのです。
「これでいいのだ」と普通の生活を送ることを心がけたい。
ウツウツの時にはなにもしない。横になっている。ただ食べ過ぎ飲みすぎには注意しなくてははいけません。
努力しようとしても状態は悪くなるばかりだ。他人の目を意識してばかりいる。これでは決断ができずに失敗をするばかりです。
あせらずに、無理をせずに生活の谷間をやり過ごしましょう。
未明より霧が深い。夜霧よ、前が見えんぞ。
霧が晴れたら、気温が上がる。のぼせてしまう。
いつもの最悪のパターンになった。動かず、たべず、脱がず、ねむらず。
めんどうがらずに、こまめに、やりましょう。
そうすけは怠け者である。目的に達するに何か良い方法はないか?そればかり探している。
手段が目的となり、道具を獲得しただけで満足してしまう。
現状は何ら変わらない。