一日の仕事を終えて帰る。
暑さにより身体が重かった。
あなたは、いつも疲れてるね、と男は言った。
そうだ、疲れている。疲れていることがわかるように疲れている。
疲れてます然としていることが嫌味であり甘えなのだ。
それを男は敏感に反応し皮肉るのである。
Hさんは疲れてないよ。
なぜ疲れたか、言い訳するなかれ。
丁寧に言葉を選び感謝をしよう。
一日の仕事を終えて帰る。
暑さにより身体が重かった。
あなたは、いつも疲れてるね、と男は言った。
そうだ、疲れている。疲れていることがわかるように疲れている。
疲れてます然としていることが嫌味であり甘えなのだ。
それを男は敏感に反応し皮肉るのである。
Hさんは疲れてないよ。
なぜ疲れたか、言い訳するなかれ。
丁寧に言葉を選び感謝をしよう。
メーデーや烏合の衆の高笑い
時間を間違えた。疲れる。
Hさんの距離感に疲れる。
なによりも、自ら疲れているのです。
あるきっかけでどっとおちていくのでした。
時間が過ぎる。速い。
爪がのびる、早い。
ひげがはえる、はやい。
朝がくる、はやい。
一週間が経つ、ハヤイ。
はやいはやいはやい、忘れる。
名がでてこない、忘れている。
記憶がうすれてゆく、忘れようとしている。
ひとりだったからふたつになった。
そうすけは思い込みが強い人であった。
自分が自分でないと思い込んでしまう。
今のそうすけは過去から来た自分。
今のそうすけは未来で完成されなければならない自分。
それは、ふと、間がさすと不安にゆれる。
そうすけと自分がズレていく。
そうすけと自分が離れていく。
「これは、自分ではない」と思い込んでしまった。
キョウコの言葉の代用をしていたのは、巫女の祝詞だった。
キョウコは祝詞のほかに言葉をもたなかった。
その祝詞とは、永遠にくりかえされる「あのねぇ」だったのだ。
バスは家族全員を乗せて、ひたすら走っていました。その中に小さなそうすけはいたのです。
ためらい。いてもたってもいられない。胸がしめつけられる。
気がつくとバス停にいました。バスは遠く彼方へ行ってしまいました。
だれかおねがいです。やさしいことばをかけてください。
バスはもどってくる、と。
無心になりたい。なにものにもとらわれずに安らかに生活をしたい。
そのことが、いつのまにやら消えたいということになっていった。
穴があったら入りたい。写真はとられたくない。電話に出たくない。宅配の荷物を玄関で受け取りたくない。
消えるには、恥じることばかりである。すみません。
S木さんと飲みました。久しぶりに痛飲しました。S木さんは量が減ったですな。