夏の実感は、蒸し暑さのみ。
巷では、祭りだ、花火だ、海だ、海外旅行だなどなど、もれ伝わる。
上司のNさんが転勤になぅた。お世話になりました。
Sの運命や如何に!?
夏の実感は、蒸し暑さのみ。
巷では、祭りだ、花火だ、海だ、海外旅行だなどなど、もれ伝わる。
上司のNさんが転勤になぅた。お世話になりました。
Sの運命や如何に!?
朝のうち、小雨。湿度高い。戻り梅雨?停滞台風のせい?
眠れない。「人生は喜劇だ」矢崎泰久著。読了。いまや先達たちがいない。さびしい。
午後より仕事場の寄り合い。儀式めいていて奇妙にかんじてしまった。世間はこのように、もの、ことが流れてゆく。
これに違和感をもつひとは、だめな方だ。
午前中にA医院に行った。薬を処方してもら。
図書館に行った。そのあと買い物をする。レジがセルフになっていた。面倒なのでクレジットカードで支払う。
午後より雨が降り出した。遠雷。
21世紀初頭における夢は、自分探し、つまり一切の心配から解放される喜びなのである。
自分の関心があることについて長時間勢力を傾ける。あるいはスポーツや娯楽に熱中する余裕がある限り、人生は本質的に喜びだと考えて育った世代。
休み明けの初日だ。やる気が上がらない。それは暑さばかりのせいではないだろう。
忘れものをする。急いでしまう。
恐怖を次の最善のための糧にできる人になりたい。
Sは傷つくことが怖い。
愛は、自分本位である。その愛は必ず執着を伴い、その対象者を情によりしばる。
愛は、残酷である。愛することによって他人を傷つけ、愛されることによって人は傷つく。
だから、Sは他人を愛することができない。
それは仕方がないことだとわかっているのだが、拘泥が深まるばかりであった。
Sは愚図である。目標に向かって、一つ一つ努力することが苦手だ。
怠け心を起こして、目的に達する何かうまい手はないか、早急な解決方法はないかと、あれこれ考えた結果、「やっぱし金でしょう」と目先のことにとらわれて、道を失い、迷いに入り込んでしまった。
独りでいるために、独りよがりになって、自らにしがみつき、囚われてしまった。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサ
自分のことを語るなかれ、つらくなるから。
夏雲が竜のごとく、たなびいている。
いま与えられた仕事を一所懸命にやりたい。集団生活の中で「自己都合」を捨て、エゴイズムの門を取り去り、昨日できなかったことが今日できたという喜びを重ねて生きる。
そのような生活を送りたい。
しかし、現在の生活は、昨日できなかったことは、今日はやらない。エゴをむき出しに血眼になって叫んでいて、誰からも見向きもされず、相手にもしてもらえない。
わかっちゃいるけど、それが人生さ、って言ってみたりしている愚者である。