飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.飲食店を辞めるとき(21)

2016-09-28 11:29:40 | 宅建取引主任士

      飲食店をやめるとき 得するには
        ★ブログデビュー1周年記念第2弾
          造作買い取り業務開始

       

      国内バスケ      new
      最新IT技術で大革命 連載5 

      男子チームの強化に有効

      川淵氏は「1年以上前に山本会長と話
      をした。富士通の川崎フロンターレ
      (前身は「富士通川崎」。富士通がス
      ポンサーをしているJリーグのプロサ
      ッカーチーム)は、川崎市から撤退
      したサッカーチームがある中、川崎
      市に長く根ざし、川崎市との関係も
      良好である。また男女バスケットボ
      ールチームを持ち、うち女子選手2人
      が日本代表に選ばれている。一方で
      男子は40年もオリンピックに出てい
      ない。富士通は5月のフォーラムで
      スポーツICTを発表した。こんなこ
      ともできるのかと驚いた。富士通と
      一緒にやれば、男子チームの強化が
      図れる。そのためのバスケの認知向
      上も果たせると心から思った」と持
      ち上げた。
      (次回 最終回 です)

      国内バスケ      
      最新IT技術で大革命 連載4 

      なぜ富士通なのか

      だが、B.LEAGUEのこれまでの経緯
      を知っていれば、ここで一つ素朴な
      疑問が生じるかもしれない。「なぜ
      ソフトバンクではなく富士通なのか
      ?」と。B.LEAGUEは今年3月にソ
      フトバンクグループがトップスポン
      サーになることで合意。正確な金額
      は非公表だが、ソフトバンクは約1
      20億円のスポンサー料をB.LEAGU
      Eに支払ったと見られている。今回
      の構想は、その3月の会見で川淵氏
      やソフトバンクの孫正義社長が語っ
      ていた構想そのものである。当然、
      ソフトバンクとともに実現するもの
      かと思われたが、富士通と組むこと
      になった。なぜなのか。
      (次回に続く)

      国内バスケ      
      最新IT技術で大革命 連載3 

      ヒジを壊さないシュートフォーム
      の開発

       「すでに富士通のバスケットチームで
      実証実験を進めている。来年度中にサ
      ービスの提供を開始したい」(富士通
      の廣野充俊常務)。地方自治体が進め
      る競技場の改修のタイミングで順次入
      れていく予定で、「すでに7カ所の競
      技場について話が進んでいる」(同)。
      川淵三郎JBLエグゼクティブアドバイ
      ザーも、「日本より圧倒的に練習量が
      多い米国では、ヒジを壊す選手も多い。
      ヒジを壊さないようなシュートフォー
      ムの解析や、国内での周知にも富士通
      の技術は役に立つのではないか」と大
      きな期待を寄せる。
      (次回に続く)

      国内バスケ      
      最新IT技術で大革命 連載2  

      選手の動きをリアルタイムで提供

      富士通研究所が開発中の、立体的かつ
      高精度に取得した選手の動きを測る技
      術や、死角のない複数のカメラ設営で
      選手の位置・動きを正確に追跡し数値
      化する技術、複数のアングルで撮影し
      た映像から被写体を解析し、自由な視
      点から見られる技術を駆使する。そう
      して得た映像を各チームや選手に提供
      することで、競技の腕を磨くための道
      具とする。バスケの場合、シュートし
      た試合球の回転数までもが測れるのだ
      という。富士通は30分後のデータ提供
      から SASを始めるが、2020年の東京
      オリンピック・パラリンピックをにら
      み、現在例がないリアルタイムでの情
      報提供を目指す。リアルタイムで提供
      することで「(監督が攻撃や守備の)
      選手の動き方を変える指示を与えられ
      るようにするのが究極の目標」だと山
      本正巳会長は言う。
      (次回に続く)

      国内バスケ      
      最新IT技術で大革命 新連載1  

                  シュートの回転数まで捕捉  

                  富士通が、バスケットボールのICT
                (情報通信技術)化に本腰を入れる。
                  9月22日に開幕した新たな国内プロ
                 バスケットリーグB.LEAGUE(ジャ
                 パン・プロフェッショナル・バスケ
                 ットリーグ)に同社が提供するのは
                 主に3つだ。まずは世界に通用する
                 選手・チームを輩出するための「デ
                 ータ・マネジメントサービス」。こ
                 れまでチームや学校で個別管理され
                 ていた選手の戦歴やキャリアの情報
                 を一元管理。強化選手や日本代表選
                 手の選出に必要なデータを容易に検
                 索できるようにする。そして、エン
                 ターテイメント性の追求を支援する
                「デジタルマーケティングプラット
                 フォーム」(DMPF)。観客の顧客
                 情報を一元管理し、試合の開催情報
                 や選手の戦績などバスケファンへの
                 タイムリーな情報提供など、効果的
                 なマーケティング活動を展開するた
                 めの道具である。最も注目されるの
                 は、夢の競技場を実現するスマート
                 アリーナソリューション(SAS)だ。
                 競技場内に複数のカメラやレーザー  
                 センサーを配備する。
             山田雄一郎東経記者
                 (今回 新連載 です)

                      涼しい厨房 大阪ガスnew
         常識に挑戦    最終回(4)

                    現場の声を聞け

                    ただ、「回転かまどの涼厨化にかけた
                      時間は無駄にはならなかった」と市川
                      さん。熱を逃がすノウハウを他の機器
                      の開発にも活用することで、15年4月
                      にフライヤー、16年4月には立体炊飯
                      器を回転かまどに先行して商品化でき
                      たためだ。市川さんは「実際の現場で
                      聞かないと、苦情は実感として残らな
                      い。開発者こそ現場に行く機会を大切
                      にすべきだ」と力を込める。ベテラン
                      でありながらも常識にとらわれず、苦
                      情にも誠実に耳を傾けた市川さん。真
                      摯(しんし)な“達人”が生んだ涼厨は
                      いまや鉄板や食器洗浄機、ガスコンロ
                      など、さまざまな機器に拡大。厨房機
                      器分野の新たなスタンダードとなりつ
                      つある。
                      (今回 最終回 有賀突ございます)

        涼しい厨房 大阪ガス
         常識に挑戦    連載中(3)

       試行錯誤の連続

        機器表面の温度を人が触れ続けられ
        る65度以下にすることを目指し、新
        たな回転かまどの開発に着手したの
        は12年。回転かまどは直径1メート
        ルほどの大釜で「いためる、蒸す、
        煮る」をこなす業務用の主力商品だ
        った。熱を遮る断熱材を重ねるとそ
        の分、機器が大きくなってしまう。
        そこで注目したのは、熱源が温まる
        中で起こる空気の流れだった。生じ
        た気流を機器の外に逃すことで内部
        に熱がこもることを防げる。さらに、
        集中的に排気できれば、機器周辺の
        温度の上昇が避けられるはずだと考
        えた。しかし、市川さんは「理屈は
        簡単だが、どれくらいの間隔を設け
        れば、空気が適切に流れるのか試さ
        ないと分からなかった」と振り返る。
        試行錯誤の連続。最適な構造を見つ
        けるまでに数年を要し、回転かまど
        の商品化にこぎ着けたのは、4年後
        の16年10月だった。
        (次回 最終回 お楽しみに)

 

       涼しい厨房 大阪ガス  
       常識に挑戦      連載中(2)

                  悔しさをバネに

                  昭和51年に入社した市川さんは約30年に
                    わたって開発部門を歩み、ガス機器など
                    の機能改善に向けた研究を続けてきたベ
                    テランだ。そんな市川さんが涼厨を開発
                    するきっかけとなったのは平成11年、新
                    機器の売り込みに行った大阪市の学校給
                    食関係者から寄せられたある苦情だった
                    という。「調理機器の天板に触れたら、
                    やけどした」。関係者から寄せられた声
                    に、驚きを覚えた。普通なら熱い部分に
                    触れることはないと思い込んでいたため
                    だ。当時は外食チェーンの拡大で、アル
                    バイトの素人が厨房で働く機会も増え、
                    調理機器にも安全性に快適性も求められ
                    始めていた。それまでガスの“独壇場”だ
                    った厨房にも電化の波が押し寄せ、周囲
                    に放つ熱が少ない電化機器に関心を寄せ
                    る顧客も少なくなかった。顧客から「ガ
                    ス機器は熱いから」と言われるたびに、
                    悔しさがこみ上げた。
                    (次回に続く)

                    涼しい厨房 大阪ガス  
       常識に挑戦       新連載(1)       

       現場に向き合う

       調理の際に生じる熱や調理機器の表面から
                    出る熱で室温が高まる厨房(ちゅうぼう)。
                    そこで働く料理人は日々、暑さとの戦いを
                    強いられている。大阪ガスの業務用厨房機
                    器「涼厨(すずちゅう ※)」は「厨房が
                    暑いのは当たり前」というこれまでの常識
                    を覆すため、機器が周囲に放つ熱を減らし
                    た製品だ。同社で開発を担当したビジネス
                    開発部商品開発グループチーフ、市川恵(
                    めぐむ)さん(59)の信念は「現場に向き
                    合うこと」。顧客の声に耳を傾けつつ、解
                    決への挑戦を続ける。涼厨はそんな姿勢か
                    ら生まれた。
                   
※涼厨(すずちゅう)=機器からの放熱を大
                      幅に軽減することで触っても熱くないように
                     したガス厨房機器。大阪ガスが開発、普及で
                      中心的な役割を果たした。名称やロゴマーク
                     は大阪ガスの登録商標だが、現在は多くのガ
                     ス会社や厨房機器メーカーが涼厨ブランドで
                     商品を販売している。機器から出る熱を減ら
                     して厨房の室温を快適に保つことにより、冷
                     房費の抑制や作業効率の向上などに効果があ
                     るとされ、普及が進んでいる。
                       産経新聞
                     (今回 新連載 です)

 

                    製麺メーカー・イトメン new
       自虐ネタで販促   最終回(4)
     

      自虐ネタで知名度↑

      「チャンポンめん」の名が長崎名物の「ちゃ
      んぽん」との混同を招き、九州では鹿児島県
      のみの販売に追い込まれたり、トンボをモチ
      ーフにしたマスコットキャラクター「とびっ
      こ」がハエに間違われたりするなど、“残念”
      なエピソードには事欠かない。それならばと
      27年末から始めたのが、「残念なイトメン応
      援キャンペーン」。ネットで残念なエピソー
      ドなどを紹介することで同情を買い、ファン
      を増やそうという画期的な試みだ。
      キャンペーン特設サイトでは、自社を「兵庫
      県のド田舎にある中途半端な製麺メーカーで
      す」と皮肉り、「社長はストレスもないのに
      ハゲ!」「とにかく頼りない次期社長候補!
      」「タヒチに進出するという意味不明さ!」
      といった“自虐ネタ”を掲載している。
      反響は大きく、同社のツイッターやFaceboo
      kには愛情のこもった応援コメントが投稿さ
      れている。全国各地のファンから「近所の店
      舗にイトメンの商品が売っていた」といった
      報告なども寄せられ、情報交換の場となって
      いる。伊藤さんいわく、「目標は1000万ツ
      イートです」。“残念”な会社からの脱却に並
      々ならぬ意欲を燃やしている。
      (今回 最終回 有り難うございます)

       製麺メーカー・イトメン
       自虐ネタで販促   新連載(3)

      北陸で絶大な人気

       隣接する京都や大阪ですらほとんど見かけ
       ず、全国展開とは程遠いチャンポンめんだ
       が、根強いファンは多い。たつの市や周辺
       の姫路市を含めた播州地域では「ソウルフ
       ード」といえる人気を誇る。一方で、意外
       に知られていないが、兵庫県から遠く離れ
       た北陸での人気は絶大だ。とりわけ、石川
       県では並み居る他社製品を押しのけて高い
       シェアを持つ。多くのスーパーでは即席め
       んコーナーの最も目立つ場所にチャンポン
       めんが置かれ、各家庭に常備されている。
       まさに「県民食」ともいえるほど親しまれ
       ている。チャンポンめんの北陸での売り上
       げは全体の3割程度に上る。「北陸は新鮮
       な魚や野菜などがとれる。チャンポンめん
       の薄い味付けが素材の味を生かすことを大
       事にする北陸の人たちに受けたのではない
       か」と伊藤さん。同社の営業や北陸の問屋
       の努力に加え、チャンポンめんの味そのも
       のも人気の要因になっているよう。しかし、
       熱烈なファンがいるにもかかわらず、北陸
       は「ご当地」とはいえないため、ご当地ラ
       ーメンブームに乗れず、全国的な知名度ア
       ップにはつながらなかった。
       (次回 最終回 お楽しみに)

       製麺メーカー・イトメン
       自虐ネタで販促   新連載(2)

      全国的には“無名”

       そんな同社の主力商品が即席袋めん「チャ
       ンポンめん」だ。38年の発売時から変わら
       ない黄色いパッケージと、かやくの乾燥さ
       せたエビやシイタケから出るうま味が溶け
       込んだあっさり味のスープが特徴で、年間
       2000万食を売り上げる。商品名の「チャン
       ポン」は長崎名物の「ちゃんぽん」からと
       ったのではなく、薄い塩味に仕上げたスー
       プだけに、いろいろな具材を入れて食べて
       も合うとの理由から名付けられた。発売か
       ら50年以上たつチャンポンめんだが、認知
       度が高いとは言い難い。販売地域は名古屋、
       北陸以西というものの、本社を置くたつの
       市がある兵庫県の南西部以外のほとんどの
       近畿圏と徳島、高知県の一部、鹿児島県を
       除いた九州では販売されていない。全国的
       にはほぼ“無名”の商品だ。「なぜ販売エリ
       アが限られているのか」と同社に問い合わ
       せると、広報担当の伊藤しげりさんは「営
       業力不足ですね。当社も頑張ってはいるの
       ですが。すいません」と申し訳なさそうに
       答えた。大都市圏では大手メーカーが高い
       シェアを占めており、入り込める余地が少
       ないのだという。
       (次回に続く)

       製麺メーカー・イトメン
       自虐ネタで販促   新連載(1)

       世界で2番目に即席めんを売り出した輝
       かしい歴史を持つ兵庫県たつの市の食品
       メーカーのイトメン。主力商品の即席袋
       めん「チャンポンめん」は発売から50年
       以上のロングセラー商品だが、会社を含
       めた知名度は今ひとつ。販売地域が限ら
       れていることが要因だ。兵庫発祥にもか
       かわらず、隣接する大阪や京都ではほと
       んど見かけない。同社は知名度アップを
       目指し、そんな“残念”な面を紹介する自
       虐的な販促活動を展開している。

      “とがった”商品も

       昭和20年創業のイトメンは、日清食品が
       世界初の即席袋めん「チキンラーメン」
       を発売した2カ月後の33年10月、世界2
       番目となる即席袋めん「トンボラーメン
       」を売り出した。さらに、日清食品が4
       6年に世界初の即席カップめん「カップ
       ヌードル」を発売すると、翌47年には
       「カップジョイ」(のちにカップジョリ
       ックに改名)の販売を始めた。いずれ
       も2番手とはいえ、即席めんの世界では
       先駆的なメーカーであることには間違い
       ない。ところが、日清食品と比べると、
       知名度には圧倒的な差がある。チキン
       ラーメンやカップヌードルはロングセ
       ラー商品として現在も販売されている
       が、トンボラーメンとカップジョリッ
       クともあまり売れなかったため早々に
       販売が終了、知る人も少ない。その後
       も「ナポリタン焼きそば」や「田舎味
       ラーメン」「スッポンスープラーメン
       」といった“とんがった”商品を次々と
       世に送り出してきたが、認知度アップ
       にはつながらなかった。
                   産経新聞
       (今回 新連載 です)

       デジタルによる    
       「対話の革新」  最終回(16)

        旧態以前の販促コストを排除する

       競争力のある企業の根源的な価値は、こ
       れら従業員やユーザーとの「対話」とそ
       こから生み出される「コト」へと移行し
       つつある。そしてその蓄積が真のロイヤ
       ルカスタマーを創出する。従業員満足度
       の高さは消費者満足度の高さと強い相関
       が見られる。それは所謂、主体者の移行
       だ。
これまでは「企業」が主語(主たる
       視点)で、その「システム」が生み出す
       商品・店舗が成果物であった。それが、
       「ユーザーや従業員」が主語となり、そ
       の「個」が価値を受け取るための触媒と
       なるプラットフォームを提供することが
       企業の役割となる。そしてその主人公で
       ある「個」を一つに擬似的集合体として
       纏め上げるものこそが「対話」だ。これ
       まではこの「対話」が不十分にしか成立
       しなかった。しかしデジタル革新により、
       これが現実のものとなり、先進的なプレ
       イヤーは既に動き出している。日本では
       少ないコミュニケーションで意図を言い
       当てる「あうん」の方がフィットする。
       しかし環境変化の速い現代では逐次状況
       は変化し、「対話」による多頻度コミュ
       ニケーションの方が価値を生みやすい。
       日本型の新たなコミュニケーションの形
       の構築に向けて、今から無形資産の構築
       に向けて投資を加速すべきだ。今、同じ
       売上でも、旧態然の販促コストに使用す
       るか、それともステークホルダーとの関
       係醸成に使うか、その意味の差は非常に
       大きい。
       (今回 最終回 有り難うございます)

       デジタルによる    
       「対話の革新」  連載中(15)

       現場の個々人が事業の俯瞰力を

       欧米では特に事業全体への俯瞰力があり、
       事業全体を構想する一部の優秀な人材が
       会社を率いる。グローバルでの競争優位
       のステージは、最良マーケッターのデジ
       タル技術者やカリスマ経営者といった「
       人」レベルに帰結をしている。
日本もこ
       のやり方が正しいのだろうか。日本には
       スキルレベルの高い現場がある。ボトム
       アップで有機的に新しい価値を生み出す
       すり合わせの能力もある。現場の個々人
       が事業の俯瞰力を持つことさえできれば
       ユーザーの価値にベクトルをあわせた事
       業活動を効率的に無駄なく進められる。
       デジタルを活用した異次元の見える化が
       実現されれば、現場総部員のイノベーシ
       ョンが生み出せるはずだ。密に従業員と
       の対話の場を作る。事業環境や経営情報
       を週次で全社員で共有しても良い、定期
       的に従業員の考えるありたい姿を吸い上
       げても良い。但し、いずれにせよ一方的
       な共有で終わりにしてはいけない。
       (次回 最終回 お楽しみに)

       デジタルによる    
       「対話の革新」    連載中(14)

       対して、転職が当たり前になっている欧米
       では労働環境の良さが優秀な人材を確保す
       る上で必須条件だった。ここで言う労働環
       境の良さとは決してワークライフバランス
       のような概念のことだけではない。仕事そ
       のもののやりがいや報酬の高さなども含め
       てのことだ。そこで一部のハイパフォーマ
       ーに対しては手取り足取りの業務分担はな
       されず、自由度の高いミッションでの割振
       りがなされ、厳格なミッション達成度に基
       づく成果評価が行われる。ハイパフォーマ
       ーによるトップダウン型マネジメントだ。

グローバル水準で見た日本の労働生産性

       (次回続く)

 

       デジタルによる    
       「対話の革新」    連載中(13)

      3、「経営システム」から「人」への
        重心移動

       現代での勝者は、一つの勝利に甘んじず常
       にビジネスモデルを進化し続けスピード感
       が求められる。その実現には3つの要件が
       必要になる。

  •     ・変化への対応スピードを落とさない経営
  •     ・対応するための人的エネルギーの捻出
  •     ・グローバルに通じるユニークネスへのこ
         だわり

       この3つを実現することは一つの方向性に
       収斂される。「人」だ。通常、会社を構成
       する業務は明確に分解されており、個々人
       にそれぞれの役割が割り振られる。日本で
       はこうした役割分担の中でその遂行をもっ
       て評価するプロセス評価型の仕組みが形成
       されてきた。各々の業務を突き詰めること
       で新たな地平を見出し、個々のスキルは非
       常に高いレベルへと熟練していく。結果、
       会社全体が一つの精緻な「機械」となりア
       ウトプットを効率的に生み出していく。こ
       のシステムは環境変化の少ない状況下では
       すり合わせが迅速に進み最高のパフォーマ
       ンスを創出してきた。
       (次回に続く)

       デジタルによる    
       「対話の革新」    連載中(12)

       Step3 : 中長期「全社」価値提供ロード
           マップへ纏め上げる

       提供価値の穴を識別したらきっとそれは無数
       に存在する。それを既存製品と役割分担、最
       終的に中長期的な全社の提供価値のロードマ
       ップとして一枚の絵・道程に作り上げる。こ
       れらの流れに則りまずは視点を変える。そう
       すると、これまでやってきた領域はもはや点
       にしか見えなくなり、ユーザーに価値提供が
       不足している穴が無数に見つかる。そしてそ
       の穴をユーザーとの「対話」により解決して
       いくそのためのプラットフォームを構築する。
       そのプラットフォームが現在構築しているオ
       ウンドメディア等を内包し全体戦略へと昇華
       していくことになるだろう。これらによりユ
       ーザーにとって「必要なとき以外、側にいな
       いで欲しい相手」から「いてもかまわない相
       手」、更には「側にいつも寄り添っていて欲
       しい相手」へと進化する。相互の信頼感を前
       提とした日常生活における欠かせないパート
       ナーとしての位置づけを確立するようになる。
       (次回に続く)

 

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