飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

4.売上UP作業計画(20)

2017-01-30 10:35:59 | 売上50%UP作業計画。

売上UP相談は
早めの相談が より効果的です       

    

   セブン沖縄進出  new
         飽和への危機  新連載 1

   「未開の地」沖縄に1号店を出店

   セブン-イレブンが、ついに「未開
   の地」へ進出する。47都道府県で
   唯一出店してこなかった沖縄県に
   第1号店を2018年度(2019年2月
   )中に設け、同県内で200~300
   店のネットワークを構築すると複
   数のメディアが報じている。沖縄
   には2016年末時点でファミリー
   マートが317店、ローソンが207
   店のネットワークを構えている。
   全国的にはセブンが約1万8500店、
   ファミマが約1万1600店(経営統
   合したサークルKサンクスの約65
   00店を合わせて約1万8100店)、
   ローソンが約1万2500店とセブン
   は名実ともに業界1位ながら、沖
   縄では最後発となる。
    坂口孝則 調達コンサルタント
   (今回新連載です)

   

   清涼飲料市場、拡大 new
   猛暑で需要増 最終回 3/3

   機能性飲料
   エナジードリンクなどの食系ドリ
   ンクの伸びが失速し、機能性清涼
   飲料も減少している。一方、パウ
   チゼリー飲料は急伸長しており、
   16年以降の市場は微増していく予
   想。17年は、15年4月から始まっ
   た「機能性表示食品」の許可を受
   けた機能性訴求の商品、健康志向
   から支持が増えた無糖飲料、「ヨ
   ーグリーナ&南アルプスの天然水
   」「い・ろ・は・す」がヒットし
   ているフレーバーウオーターなど
   が伸長すると見られる。ただし、
   天候によって好調だった16年の反
   動もあり、17年の増加幅は縮小し、
   1兆1371億円になる見込みだとい
   う。
    (今回最終回有り難うございます)

 

  清涼飲料市場、拡大
  猛暑で需要増 新連載 2/3

  コーヒー飲料
  コーヒー飲用者数と飲用量の増加
  が追い風になり、ボトル缶を中心
  に缶コーヒーが伸長。リキッドコ
  ーヒーも新規ユーザーを取り込み、
  16年、17年ともにプラス成長が
  予想される。
  茶系飲料
  茶系飲料は、キリンビバレッジ
  とダイドードリンコの自販機相互
  販売契約により、大幅に伸長。し
  かし全体的には売場が縮小し、前
  年比マイナスが続く見込み。日本
  茶は、リニューアルした「生茶」
  のヒットや「綾鷹」の成長維持が
  市場全体をけん引し、プラス推移
  を予想している。
  ミネラルウオータ
  フレーバーウオーターが引き続き
  伸長。プレーンタイプも、猛暑の
  追い風や有糖飲料からの切り替え
  需要を受けて伸びている。16年、
  17年ともに拡大が続く見込み。
  (次回ぬ続く)

 

  清涼飲料市場、拡大
  猛暑で需要増 新連載 1/3

 

  富士経済が1月24日に発表した調
  査結果によると、2016年の清涼
  飲料市場は5兆1155億円(前年比
  1.6%増)。最需要期となる夏場
  に猛暑が続き、需要が上向いたと
  いう。コーヒー飲料、茶系飲料、
  ミネラルウオーター類が好調だっ
  た。
  炭酸飲料
  自販機の減少、炭酸入りミネラル
  ウオーターとの競合、ユーザーの
  健康志向などから、市場は前年割
  れが続いている。無糖タイプは成
  長中。
  乳性飲料
  ドリンクヨーグルトや乳性品乳酸
  菌飲料は、機能性特化の商品を中
  心に好調。ただし、飲用牛乳や乳
  飲料は、長期的な乳原料の需給逼
  迫(ひっぱく)・価格高騰の影響
  で縮小しており、市場は横ばい推
  移に。
                                ITmedia
     (今回新連載です)

 

  サーテイーワン上方修正 
              new

  盛夏期・11月の特典が寄与

  アイスクリーム店などを展開する
  B-Rサーティワンアイスクリーム
  は1月20日、2016年12月期通期
  の連結業績予想を上方修正し、最
  終利益は前回予想から8800万円増
  の1億7500万円になる見通しだと
  発表した。盛夏期の販売が順調だ
  った上、11月にソフトバンクが実
  施した、スマートフォンの契約者
  向けにアイスの無料クーポンを配
  布するキャンペーンで、下半期の
  売り上げが向上したという。売上
  高は前回予想から8億600万円増の
  197億600万円、営業利益は同1億
  1600万円増の4億8600万円になる
  見通し。
              ITmedia
      (この稿、終了)

 

 
 

 

  小売業の未来を  new
    ロボットレストラン
  に見る   最終回 ⒑

    ビジネスモデルとして

   高い採用コストをかけて人を雇っ
  てもすぐに辞めてしまう。採用は
  したものの、店頭での接客サービ
  ス力が低くてクレームになる。こ
  んな現場は意外と多いものです。
  Eatsaのようなロボットレストラ
  ンはこのような悩みを解決してく
  れるビジネスモデルでしょう。特
  に人手不足に悩む日本の小売・サ
  ービス業においてはかなりのイン
  パクトになるのではないかと感じ
  ています。消費不況に打ち勝つた
  めの経営のヒントをEatsaからぜ
  ひつかんでみてはいかがでしょう
  か。
  (今回最終回有り難うございます)

 

  小売業の未来を  
    ロボットレストラン
   に見る    
連載 9

  日本の小売・サービス業
  のヒントに

  米国はまだ人口が減少していませ
  んが、人件費の急騰は日本と同様
  です。時給も非常に高いのが悩み
  の種です。その点、Eatsaのよう
  な仕組みであれば人件費を抑えた
  新しいオペレーションによって収
  益を高めることができます。日本
  の場合は、今も有効求人倍率が1.
  38倍、新規有効求人倍率が2.09
  倍(いずれも2016年10月度厚生
  労働省発表数値)と上昇を続けて
  います。特に外食業界は募集して
  もなかなか人が集まらない状況が
  続いています。その意味では、店
  頭のスタッフをゼロにするという
  発想はこれからの日本の小売・サ
  ービス業において必要なのでは
  ないかと思います。もちろん、す
  べての業態で店頭に人が必要ない
  のではなく、なくしても成り立つ
  業態はあるはずです。
  (次回最終回お楽しみに)

 

    小売業の未来を  
    ロボットレストラン
   に見る    
連載 8

  スマホで予約待ち時間0分

  どこの国でも、有機野菜をはじめ
  とする新鮮で健康的な食品は割高
  ですが、Eatsaはこの無人システ
  ムによって人件費を平均よりも3
  0%近く削って、高品質なヘルシ
  ーフードを全品6.95ドルで提供
  しています。ローコストオペレ
  ーションで、誰もが気軽に利用
  しやすい低価格なヘルシーレス
  トランを実現させている点がイ
  ノベーティブなのです。
  現在、同店のバックヤードでは
  5人ほどのスタッフが調理をし
  ているようですが、顧客からは
  その様子はまったく見えません。
  また、調理担当者は1人一台「i
  Pad」を持って自分のタスク管
  理をしているとのことで、その
  現場のオペレーションもシステ
  マチックに変えているようです。
  また、顧客も同社のアプリを入
  れるとスマホからプレオーダー
  できる便利な仕組みも導入して
  いて、それを使えば店に着くと
  すぐに商品を受け取ることが可
  能です。「待ち時間0分」の究
  極のファストフード店といえる
  でしょう。
  (次回ぬ続く)

 

   小売業の未来を  
   ロボットレストラン
  に見る    
連載 7

  満足度が高いランチとして

  BENTO BOWLと名付けられたテリ
  ヤキソースのかかったものや、カレ
  ー味、地中海料理風などさまざまな
  メニューがありますが、ベースにな
  っている基本メニューから苦手な食
  材などをカットしたり、好きなもの
  をトッピングしたりもできます。意
  外にボリュームがあり、ランチはこ
  れ一品あれば十分です。各6.95ドル
  (約830円)が基本で、多くの人はト
  ッピングなどで10ドルほどになりま
  すが、満足度が高いランチとして認
  識されているようです。 全品500
  カロリー前後とダイエット中の人に
  は嬉しい食事であるため、ターゲッ
  トは女性だけではなく、健康に気
  を遣うヒマのないビジネスマンから
  も人気なのは納得できます。
  (次回に続く)
  

 

  小売業の未来を  
   ロボットレストラン
  に見る    
連載 6

  食に恵まれたエリア

  米国は特に健康志向の強い国です。
  最近ではオーガニック食品を専門
  に扱う食品スーパーも続々と誕生
  するほか、ホールフーズのような
  ナチュラル系やオーガニック食材
  に強いスーパーも人気があり、出
  店の勢いを増しています。「食の
  トレンドはサンフランシスコで始
  まり、ニューヨークで育つ」と言
  われるほど、同地は食に恵まれた
  エリアです。鮮魚や青果など農産
  物の調達がしやすい立地であるた
  め、とてもおいしい素材を揃える
  ことが可能です。従って、米国の
  他エリアよりもさらに健康志向が
  強いエリア特性になっているので
  す。このような志向を持った顧客
  に合わせて、Eatsaの提供メニュ
  ーはサラダが中心で、8種類すべ
  てに穀物「キヌア」が入っていま
  す。キヌアとは、南米で栽培され
  ている擬似穀物。モデルやセレブ
  の間で栄養価が高くダイエット食
  にもなると人気になっているスー
  パーフードです。
  (次回に続く)

 

   小売業の未来を   
   ロボットレストラン
   に見る     
連載 5 

  人件費削減で質の良い
  商品を安く提供

  Eatsaは2015年8月に開業したば
  かりです。共同創業者の1人はグ
  ーグルでプロダクトマネジャーを
  務めた人だということです。どう
  してもこの仕組みのおもしろさに
  目が行きがちですが、実際には同
  店で提供される商品の良さと価格、
  そして利便性という点で顧客の支
  持を得ているようです。同店のコ
  ンセプトは「Better、Faster Fo
  od」(超速フード)。ファスト
  フードよりも、もっと速い店とで
  も言えるでしょうか。最新のIT技
  術を組み合わせることによってこ
  のコンセプトを実現しています。
  しかし、人気なのは速さだけでは
  ありません。「ここのサラダが安
  くておいしい」と地元のビジネス
  マンには人気なのです。
  (次回に続く)

 

     小売業の未来を   
   ロボットレストラン
   に見る     
連載 4

   無人ファーストフード店

   料理ができ上がると「〇番 ××様」
   と名前が表示されるので、そのボッ
   クスの前に行って画面をタップ。扉
   が開いてオーダーした料理が出てく
   るという仕組みです。レジがないの
   でレシートはなく、後からメールで
   送られてくるという仕組みです。
   注文から商品を受け取るまでの過程
   に、店のスタッフとのやり取りや会
   話はありませんし、そもそも店員の
   姿は見えません。そして提供方法が
   とても未来的であり、ロボット的だ
   ということで、現地ではロボットレ
   ストランや、無人ファストフード店
   などと呼ばれているのです。一緒に
   視察した方々も全員初めてだった
   こともあり、こんな店が世の中にあ
   ったのかと一様に驚きました。
   (次回に続く)

 

     小売業の未来を   
   ロボットレストラン
   に見る     
連載 3

     決済はすべてカード

   Eatsaに入って、改めて無人化の
   光景に驚きました。そこにはオー
   ダー用のタッチパネルの受付機械
   が10台ほど並び、その右側に透明
   ボックスが20個ほどコインロッカ
   ーのように並んでいたのです。店
   内は顧客でにぎわっていますが、
   店員はいません。接客する人がい
   ないのでオーダーは当然セルフで
   す。オーダー用のパネルからほし
   いメニューの写真をタッチして選
   んでいきます。現金のやり取りは
   なく、すべてクレジットカード決
   済です。そこで決済すると右側の
   「最新オーダー受注画面」に名前
   が出てきます。
   (次回に続く)

     小売業の未来を   
   ロボットレストラン
   に見る     
連載 2

     ロボットレストラン
   と呼ばれるワケ

   サンフランシスコ滞在中に帯同し
   ていたある社長さんから「サンフ
   ランシスコにこんなおもしろい店
   があるらしいですよ」と教えてい
   ただいた店がありました。それが
   Eatsaでした。聞くところによる
   と、店のフロント部分(接客部分
   )が完全に無人化されているとい
   うのです。レジのキャッシャーや
   接客をするスタッフがいないレス
   トラン。一体どんなところなのか
   とワクワクしながら店に向かいま
   した。現在、Eatsaはサンフラン
   シスコだけで4店舗展開していて、
   筆者が訪れたのはスピア通りの「
   リンカーンセンター」というオフ
   ィスビルの1Fにある店でした。
   平日朝7時から夕方5時までのオー
   プンという、完全にオフィスラ
   ンチ需要を狙った店です。
   (次回に続く)

 

   小売業の未来を   
   ロボットレストラン
   に見る    
新連載 1

   今、米国・サンフランシスコで人
   気のある、ビジネスマンなどにサ
   ラダを売るファストフード店をご
   存じでしょうか? 実は「ロボッ
   トレストラン」として話題を集め
   ているのです。ここから日本の小
   売業の未来が見えてきました。先
   日、米国のシアトル、サンフラン
   シスコへ企業視察に行ってきまし
   た。両都市ともさまざまな繁盛店
   を見ることができて驚き連続だっ
   たのですが、今回はサンフランシ
   スコで視察した店舗事例をご紹介
   します。テクノロジーベンチャー
   が集まるシリコンバレーが近隣に
   あるため、サンフランシスコには
   最新のIT技術を活用した店舗や施
   設が多数存在していました。その
   中でも特に斬新な取り組みをして
   いたのが「Eatsa」(イーツァ)
   です。この店はサラダを売るファ
   ストフード店ですが、ただのファ
   ストフードではありません。何と
   無人なのです。現地の人々の間で
   も「ロボットレストラン」として
   話題になっている同店の実態に迫
   ります。
               岩崎剛孝 ITmedia
   (今回新連載です)

 

 

   完全養殖クロマグロ  new
   増加でどうなる   最終回5

   他の魚類もブランド化進める

   水産各社の中には、養殖事業は各
   社ともまだそれほど大きい比重を
   占めていないところがある。日本
   水産はサケマスなど南米での養殖
   事業の収益改善が業績の向上につ
   ながっているところがあるが、市
   況動向や為替の変動に収益が左右
   されやすい構造は変わっていない。
   ただ、完全養殖が進み、消費者に
   とって人気の魚類が安定的に供給
   できれば、価格の安定にもつなが
   る。水産各社とも、マグロだけで
   なくサケやブリなどを含めて魚類
   のブランド化も進めており、今後
   は安定供給と知名度向上にも本腰
   を入れている。また、冷凍・常温
   食品など水産物を使用した加工食
   品の売り上げが好調なマルハニチ
   ロなどは、将来的には完全養殖の
   魚を加工食品に利用するといった
   シナジーが十分に考えられるだろ
   う。
   (今回最終回有り難うございます)

   

   完全養殖クロマグロ  
   増加でどうなる   連載 4

   完全養殖が進めば価格も安定的に

   日本水産は新日鐵住金エンジニア
   リングと共同で、鳥取県境港市の
   沖合での大規模養殖システムの実
   証試験を行っている。これはマグ
   ロに限ったものではないが、海上
   での大規模飼料の貯蔵と全天候型
   の給餌と管理を可能にしようとい
   うものだ。水産資源の獲得は時に
   して国際問題にも発展しうる重要
   な問題だ。「他業種からの参入も
   あり、養殖事業は高度化していく」
   (日本水産・細見典男社長)。安定
   供給のための養殖事業への関心は
   今後も高まるだろう。
   (次回最終回お楽しみに)

   完全養殖クロマグロ  
   増加でどうなる   連載 3

    近畿大の成功で大手水産も本格化

   近畿大学は豊田通商と2014年に事
   業提携を行い、現在はクロマグロの
   稚魚の生産から出荷、販売までを行
   っている。2014年時点で80トン、
   2000尾の生産量を2020年度には2
   40トン、6000尾まで3倍に増やす
   目標を立ててており、2015年には
   長崎県に稚魚センターを設立した。
   現在、人工種苗以外の養殖場の新設
   は許されておらず、各社ともに人工
   種苗・完全養殖による生産量を増や
   さざるを得ない。そのような中、マ
   ルハニチロは2015年に民間企業と
   して初めて完全養殖のクロマグロを
   出荷。2018年度に人工養殖・天然
   養殖との合計4400トンの出荷目標
   に向けて、安定生産のための技術・
   体制固めに入っている。

   完全養殖クロマグロ  
   増加でどうなる   連載 2

   資源減少への対抗策

   外国人観光客の増加で魚介類を豊
   富に使う日本食人気が高まる中、
   マグロなど主要魚類への人気と需
   要が高まっているのは事実だ。一
   方で、水産資源の国際的な管理は
   強化されている。水産各社は種の
   保全と同時に生産量をいかに増や
   すかという課題を突き付けられ、
   その解決策の一つとして養殖事業
   の強化に取り組んでいる。現状で
   は大手水産会社の養殖事業の規模
   はまだ大きくはない。マグロだけ
   ではなく、歴史があるカツオやブ
   リ、サケといった他の魚類を含め
   ても、養殖事業はまだ採算がよい
   とはいえないからだ。現在、国内
   では94経営体、160漁場でマグロ
   の養殖が行われており、クロマグ
   ロは2015年に22万6000尾が出荷
   された。うち、卵のふ化から種苗
   を生産する人工種苗による生産(
   完全養殖)は約2万尾程度だ。
   (次回に続く)

    完全養殖クロマグロ  
  増加でどうなる  新連載 1

  大手水産も本格的に出荷

  完全養殖のクロマグロが、より身
  近になる日が近づいている。200
  2年に近畿大学がクロマグロの完
  全養殖に初めて成功、2004年に
  初出荷してから10年超が経ち、
  マルハニチロや日本水産など水産
  大手もここにきて本格出荷への体
  制を整えつつあるからだ。水産庁
  によると、2014年の漁業・養殖
  による生産量は約1.7億トン。う
  ち、養殖は約7300万トンを占め
  る。日本人の1人当たり水産物消
  費量は27.3キロ(2014年)と、
  この数年は微減傾向にあるが、
  消費額ベースで見ると4万6454
  円(2015年)と漸増傾向が続い
  ている。その理由について、「
  水産物価格が上昇傾向で購入量
  は減少しているが、消費者の購
  買意欲自体が低下しているわけ
  ではない」と水産庁は説明する。
      福田恵介 東経記者
  (今回新連載です)

 

  年賀状離れを防げるか new
  家庭用プリンター進化最終回4 

 ネットで印刷注文

 プリンターを買わなくても、コン
 ビニエンスストアなどで印刷を外
 注できるサービスも充実してきた。
 セブン-イレブンの印刷サービスは
 ネット経由での申し込みの場合、
 料金を20%引いている。サービス
 は専用サイトで絵柄や受け取り店
 舗を選んで申し込む。ローソンは
 スマホなどで撮影した写真を、専
 用サイト経由で年賀状のデザイン
 に取り込めるサービスを実施。12
 月23日までに申し込んだ人には、
 買い物に使えるポイントが贈られ
 る。平成28年の年賀状の配達数は
 約23億通で、ピークだった10年
 から約38%も減った。年賀状離れ
 に歯止めがかからない中、企業側
 はあの手この手で需要の維持や商
 機開拓を図っている。
 (今回最終回有り難うございます)

 

  年賀状離れを防げるか 
  家庭用プリンター進化 連載3

 少々高くても

 調査会社のGfKジャパン(東京)に
 よるとSNSの普及とともに、消費
 者の印刷需要は低下。プリンター
 の販売台数も減少傾向が続く。従
 来はメーカーが本体価格を下げて
 インクカートリッジの販売で稼ぐ
 方式だったが、同社の担当者は「
 大容量タンク搭載などで本体の
 機能や価格を上げ、逆に維持費を
 抑える傾向が出てきた」と話す。
 また、年賀状の作製以外にプリン
 ターを使わない人にはキーボード、
 ディスプレー、印刷機を一体化さ
 せたはがき印刷専用の「はがきプ
 リンター」(エプソン、同4万8
 700円)がやや高額ながら人気と
 いう。
 (次回最終回お楽しみに)

 

  年賀状離れを防げるか 
  家庭用プリンター進化 連載2

 スマホで操作

 ビックカメラなんば店(大阪市中
 央区)によると、年賀状用途でプ
 リンターが売れ出すのは、11月下
 旬から12月上旬。売れ筋の機種は
 2万~3万円台が中心で、PCやス
 マートフォンなどとの無線接続に
 対応し、端末上で年賀状の絵柄や
 デザインを選んで印刷できるのが
 特徴だ。セイコーエプソンのイン
 クジェットプリンター「カラリオ
 」シリーズ「EP-879A」(店頭
 実勢価格は税抜き2万6800円)。
 幅34.9センチ、奥行き34センチ
 で従来機種よりも面積比で11%小 
 さくした。6色インクを使用。緑
 の発色が良くなるよう改良がされ
 ており、「自然の風景写真を使い
 たい方に最適」(同社広報担当者
 )という。キヤノンも6色印刷が
 可能なインクジェットプリンター
 「PIXUS TS8030」(同2万8
 千円)を9月に発売。幅37・2セ
 ンチ、奥行き32・4センチで従来
 機種より面積比で25%小さい。
 (次回に続く)

   年賀状離れを防げるか 
 家庭用プリンター進化新連載1

 年賀状づくりに便利な家庭用プリ
 ンター。今年も各メーカーは、小
 型化が進み、より鮮やかな色表現 
 ができるようになったとアピール
 している。一方、コンビニエンス
 ストアなどでは手軽に印刷できる
 サービスが定着し、買い物に使え
 るポイントなどの特典も充実。ラ
 イバルは、簡単に新年のあいさつ
 ができる会員制交流サイト(SNS
 )だ。年賀状離れを食い止められ
 るか――。
           産経新聞
 (今回新連載です)

 

 カラオケ「まねきねこ」new
  大躍進     最終回 9

 特有のサービスで勝ち抜けるか

 現状ではシンガポールで11店、韓
 国で9店を展開している。東アジア、
 東南アジア全般にカラオケの人気は
 高い。国によるニーズを細かく拾っ
 ていけば、視界は良好だろう。
 首都圏は市場規模も大きいが、全国
 展開の「ビッグエコー」「カラオケ
 バンバン」をはじめ、「カラオケ館
 」「カラオケルーム歌広場」などラ
 イバルも多い。しかし、「ゼロカラ
 」「朝カラ」「すきっと」など、ま
 ねきねこ特有のサービスで優位性を
 確立すれば、勝ち抜ける可能性は高
 いだろう。
 (今回最終回有り難うございます)

 カラオケ「まねきねこ」
  大躍進      連載 8

 カラオケ戦争を勝ち抜けるか

 まねきねこの店舗は直営が大半で、
 FC(フランチャイズ)制による拡
 大は行わず、キャリアを積んだ社
 員による社内独立制を推進。この
 独立店は23店にまで増えている。
 今後も社内独立制を強化していく
 としている。また、海外展開にも
 力を入れる。「今後は首都圏への
 出店を継続し、国内での収益基盤
 を築くとともに、ベトナム、イン
 ドネシア、フィリピンなど、人口
 ボーナスのある海外へ展開してい
 きます」(大和氏)
 (次回最終回お楽しみに)

 カラオケ「まねきねこ」
  大躍進      連載 7

 独自のカラオケ機器開発

 「朝カラ」は午前11時までに入室
 すれば、昼の12時までは誰でも30
 分10円となるサービスで、朝に活
 動するリタイアしたシニア層を狙
 った。新しい需要を創造している。
 また、まねきねこは自らカラオケ
 機器「すきっと」を13年に開発。
 自社店舗に導入している。カラオ
 ケメーカーは寡占化が進み、大手
 2社の第一興商とエクシングで市
 場を2分している。そのため、カ
 ラオケボックスの画一化は、避け
 られない状況になっているが、「
 すきっと」の開発はそれを打破す
 る試みだ。「すきっと」では、ス
 マートフォンで選曲などの操作が
 できるアプリを導入。自作の曲や
 動画をアップして歌える機能もあ
 る。ほかにも「ギタすきっ」とい
 う、顧客がギターを持ち込んで、
 ギターのパートを弾く、ギターカ
 ラオケも開発している。さらに、
 「VRカラオケ」ではコラボレー
 ションしたアーティストの全方位
 映像を制作。HMD(ヘッドマウン
 トディスプレイ)を装着して歌う
 と、アーティストのメンバーに取
 り囲まれて歌っているかのような
 体験ができる。
 (次回に続く)

 

 カラオケ「まねきねこ」
  大躍進      連載 6

 ファミリー客の増加に寄与

 「ゼロカラ」は高校生グループで、
 代表者が学生証を提示すれば、ワ
 ンオーダー制で室料が無料となる
 激安サービス。カラオケ業界では
 趣味の多様化や少子化により高校
 生客の減少が深刻で、まねきねこ
 でもピーク時より15%以上も減っ
 ていた。「ゼロカラ」実施により、
 高校生客が回復するだけでなく、
 高校生を含めたファミリー客の増
 加に寄与しているという。
 (次回に続く)

 

 カラオケ「まねきねこ」 
  大躍進       連載 5

 新しい価値を付加する
 “既存業種新業態”

 客層は社会人、学生、ファミリー、
 カップルからお1人様まで幅広い。
 首都圏に注力するきっかけとなっ
 たのは、11年8月にオープンした
 東京・新宿歌舞伎町1号店の成功
 だ。顧客の圧倒的な支持を受け、
 大きな手応えを得た。「ビジョン
 の一つが“既存業種新業態”です。
 カラオケをはじめとするコンテン
 ツについて、新しい価値を付加す
 る、または異なる客層に軸足を移
 すことで新たな余暇の楽しみ方を
 提供してまいりました」(大和氏)
 既存業種新業態の例が、新規導入
 した「ゼロカラ」や「朝カラ」な
 どのサービスだ。
 (次回に続く)

 カラオケ「まねきねこ」 
  大躍進       連載 4

 居抜き活用で店舗拡大

   97年6月には同県伊勢崎市で客数が
 落ちて閉店したカラオケボックスを
 居抜きで改装し、まねきねこに転換。
 年商5000万円を叩き出し、見事に
 再生させることに成功した。この成
 功体験をきっかけに、通常5000万
 円~1億円かかる出店コストを居抜
 きによって約20分の1にまで抑制し、
 出店ペースを大きく上げた。24時
 間営業でいつでもカラオケが楽し
 め、飲食物も持ち込み自由。当時
 の他社にはなかったアイデアがユ
 ーザーから支持され、04年には1
 00店、10年には300店を突破し、
 全国トップレベルの店舗数へと拡
 大した。「内装がきれいで設備が
 整っていて料金もお得――と、ご
 好評いただけています。もともと
 地方の地元でまねきねこを知って
 くださっていた方が上京し、都心
 にできたまねきねこを『懐かしい
 』とご利用いただくケースが多く
 見られています」(大和氏)。
 (次回に続く)

 カラオケ「まねきねこ」 
  大躍進       連載 3

 居抜きによって出店コスト
 を約20分の1にまで抑制

 まねきねこは群馬県前橋市を発祥と
 し、1964年に先代の創業者・腰高
 善治氏が個人で開いた中華料理店
 「新盛軒」がルーツ。「上州ラー
 メン」の屋号で、群馬県内で6店を
 チェーン化したほど繁盛した。
 そうした中、現社長の腰高博氏が
 草創期であったカラオケボックス
 に成長性を見いだし、90年8月に
 カラオケ店「オイコット」をオー
 プン。ブランド名を「まねきねこ
 」に変更したのが93年。まねきね
 この店名は顧客からすぐに覚えて
 もらえるように、名付けた。その
 頃は横文字のカラオケ店が多かっ
 た中、「まねき」の愛称で親しん
 でもらえるようになったという。
 (次回に続く)

  カラオケ「まねきねこ」 
  大躍進        連載 2

  新しいサービスの創造が得意

  まねきねこ「飲食物持ち込み自由」
  を特徴とし、調理に掛かる人件費を
  節約できる分だけ料金が安い。直近
  では、全店施策として高校生グルー
  プの室料を無料にする「ZEROカラ
  (ゼロカラ)」(昨年9月から)や、
  午前11時より前の入室なら昼の12
  時まで誰でも室料が10円になる「
  朝うた」(今年7月から)といった
  キャンペーンを実施。顧客単価は
  平均して1200~1300円程度。店
  舗の多くは地域商圏のカラオケボ
  ックスで最安値となっている。以
  前より、まねきねこは郊外を中心
  に地域に密着したサービスを行い、
  店舗数を拡大してきた。近年は地
  方で培った顧客サービスのノウハ
  ウを武器に、人口が集中する首都
  圏に積極的に出店を進めている。
  コシダカホールディングス・広報
  担当の大和広樹氏によれば、まね
  きねこの強みは、「新しいサービ
  スの創造」という経営方針が従業
  員に浸透しており、他社にはない
  サービスを展開できることだとい
  う。では具体的に、まねきねこは
  どんな「新しいサービスの創造」
  を行ってきたのだろうか
  (次回に続く)

    カラオケ「まねきねこ」 
  大躍進       新連載 1

  店舗数で一位に並ぶ

  近年、「カラオケ本舗 まねきねこ」
  が絶好調だ。店舗数で業界首位を走
  ってきた第一興商の「ビックエコー
  」にほぼ並びトップクラスに躍り出
  た。一体何が起こっているのか。2
  016年8月期の店舗数は426店、前
  年の381店に比べて、1年間で45店
  も増えた。また、9月1日に首都圏
  で「カラオケムーン」「カラオケ
  シンシア」など計12店を展開する
  ムーンを吸収合併し、順次「まね
  きねこ」に転換させている。これ
  によって、店舗数で業界首位を走
  ってきた第一興商の「ビックエコ
  ー」(457店)にほぼ並んだ格好
  だ。運営会社のコシダカホールデ
  ィングスは2007年の上場以来、
  増収増益が続いており、今年の11
  月7日にジャスダックから東証1部
  に市場変更している。
       長浜淳之助 ITmedia
  (今回新連載です)

 

  リユース事業に成果 new
 大塚家具  最終回
 6

  新事業が回復のきっかけになるか

 リユース品を扱う店舗を、12月2日
 に現在の全国8店舗から16店舗に拡
 大し、キャンペーンを実施。同時に
 店頭商品の年末クリアランスも行う。
 リユース品をきっかけに来店した消
 費者に、家具の豊富な選択肢を提示
 し、年末戦線の強化を狙う。大塚家
 具の2016年12月期は、通期で売上
 高483億円、営業利益は38億円の赤
 字に転落する見通しになっている。
 大きな原因は、郊外立地の大型店舗
 の来店客数の減少や、売り上げの低
 迷だ。新業態は同社を引き上げる一
 歩になるか、注目が集まっている。
 (今回最終回有り難うございます)

 リユース事業に成果 
 大塚家具   
連載 5

 月、3000個を目指す

 リユース・アウトレット事業を担う
 のはリンテリア。もともとは佐野春
 生社長を含めて6人の会社だったが、
 事業拡大に伴い41人に増員。また、
 東京だけではなく新たに大阪にも人
 員を配した。提携先も強化している
 という。「9月、10月の2カ月間で、
 メンテナンスを終えて供給したリユ
 ース品は453点。そのうち、429点
 に注文があり、短期間で売り切れて
 いる状態。今後はもっとメンテナン
 スのペースを上げて、12月初めまで
 には2000点を用意したい。いずれ
 は月に平均3000点の供給を目指し
 ている」(リンテリア佐野社長)
 (次回最終回お楽しみに)

 

 リユース事業に成果 
 大塚家具   
連載 4
同じ土俵で比べられる

アウトレット・リユース品を取り扱
う店舗として、10月15日に大阪南
港と横浜市に「IDC OTSUKA アウ
トレット&リユース」を新規オープ
ン。もともと大阪南港にはショール
ームもあり、2店舗合計での10月の
成約件数は前年同月比で13.4%増、
売り上げも成約件数に伴って増えて
いるという。また、リユース品購入
者の57%がリユース品以外も一緒
に購入しているという実績にもつ
ながっている。「リユース・アウト
レットが、全体を活性化させている。
お客様は、新品、リユース、アウト
レット、アンティーク、ヴィンテー
ジを同じ土俵で比べて、それぞれの
メリットデメリットを把握した上で
家具を選んでいる」(大塚社長)
(次回に続く)

  リユース事業に成果 
 大塚家具   
連載 3

全体を活性化させるリユース

引き取った家具は、大塚家具の100%
子会社リンテリアの職人によって、新
品の家具と同じ品質基準を目指して修
理、加工、クリーニングが行われる。
もともと同社は自社製品の購入者を対
象に家具のメンテナンスを実施してお
り、そのノウハウが生かされている。
修理が終わったものは、大塚家具のリ
ユース製品取り扱い店舗で販売され、
価格は新品価格の3~6割程度と低く
抑える。また、引き取ってきた家具の
一部はブックオフやヤマトホームコン
ビニエンスなどの提携企業でも販売さ
れる。「大塚家具の考えるリユースと
は、アンティークやビンテージのよう
に、価値を取り戻し、価値を加えてい
くもの。修理と物流のコストを中心に
価格を設定しているので、『長く使え
る良いもの』が、予算が限定されてい
るお客様にとっても選択肢になる」
(大塚社長)
(次回に続く)

 

 リユース事業に成果 
 大塚家具   
連載 2
想定以上のリユース需要

 同社は9月8日にリユース事業への
進出を発表。全国で買い取り・下
取りキャンペーンを実施した。査
定依頼は電話、店頭、Webで受け
付け、同社商品に限らず買い取り
対象とした。大塚久美子社長が「
一時期はコールセンターがパンク
状態になり、受付の電話を当初の
倍以上増やした。あまりの反響に
驚いた」と語るように、想定を上
回る反響があったという。キャン
ペーン期間中に約1万6500件の査
定依頼があり、そのうち1万1000
点以上を引き取った。家具の引き
取りを希望した客のうち、4割が
大塚家具での家具の買い替えを希
望し、「買い替え促進」効果も出
ているという。「生活スタイルの
変化に伴い、家具を替えたいと思
っているけれど、今使っている家
具を捨てることにためらいがあっ
て買い替えられない人たちに、リ
ユースが選択肢になれば」
(大塚社長)
(次回に続く)

 

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