飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業 10

2017-05-30 11:53:00 | サブリース事業

    サブリースしたいとき
      早めの相談が より 効果的です
        ★ブログデビュー1周年記念第1弾
         サブリース事業開始

          

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         ドイツのスーパーが  new
        世界中に広がる   新連載 1

        世界で1万店以上出店

          ドイツ企業と聞いて思い浮かべるの
                       は、どんなブランドだろうか。多く
                       の場合、自動車というイメージが強
                       いのではないだろうか。もちろん世
                       界的に販売されているドイツメーカ
                       ーは多いし、人気も高い。そんなド
                       イツから今、自動車以外で、じわじ
                       わと世界で勢力を広げているブラン
                       ドが存在する。低価格をウリにする
                       ディスカウントスーパーマーケット
                       の「ALDI(アルディ)」だ。現在
                       のところ、世界18カ国で1万店舗以
                       上を展開し、急成長している注目の
                       企業である。日本などではまだ知名
                       度が低いので、聞いたことがない人
                       が多いだろう。だが英国や米国では
                       最近、存在感を増している。価格に
                       シビアな消費者の支持を得て、店舗
                       を拡大しており、スーパーマーケッ
                       トも展開する小売業界最大手ウォル
                       マートが警戒するほどにまでなって
                       いる。業界最大手を脅かすほどのア
                       ルディとは、どんなブランドなのだ
                       ろうか。アルディが、かなりの勢い
                       で世界進出を成功させているその秘
                       密に迫りたい。
                                            藤井薫 ITmedia
                       (今回新連載)

 

 

                    8Kサッカー観戦   new
        一瞬でダウンロード最終回6

       KDDIの今後の動向は?

        KDDIは今後、パートナー企業
        と連携して実証実験を進めてい
        く。建設業の大林組とは、ショ
        ベルカーの外部にカメラを搭載
        し、5Gを活用して映像を遠隔地
        のオペレーターと共有した上で、
        現場に指示を送る実験を実施す
        る予定。警備サービス業のSEC
        OMとは、警備員が着用したウェ
        アラブルカメラの映像を5Gを活
        用して集約・分析することで、
        防犯対策を強化する実験を行っ
        ていくという。 松永シニアデ
        ィレクターは、「5Gは、4Gよ
        りも使用できる周波数の幅が広
        い。そのため、5G内でも、どの
        周波数の電波を組み合わせれば
        効率良いビジネスが展開できる
        かが未知数だ」と課題を挙げ、
        「パートナー企業と多様な環境
        下で実験を行い、5Gをより発展
        させていきたい」と展望を話し
        ている。
       (今回最終回有り難うございます)

 

        8Kサッカー観戦   
       一瞬でダウンロード 連載 5

       LTEの100倍のスピードで
       高速ダウンロード

       瞬間ダウンロードは、文字通り大
       量のデータを一瞬で読み込むもの
       だ。デモでは、9種類・計500MB
       の動画ファイルを使用。バスが5G
       エリア外を走行している際はダウ
       ンロードに約2分を要していたが、
       エリア内に入り、5Gに切り替わる
       と、約1秒で全種類のダウンロード
       を完了。読み込み速度はLTEの約
       100倍に上るという。
       (次回最終回お楽しみに)

 

       8Kサッカー観戦   
      一瞬でダウンロード 連載 4

     タイムラグなくVRコンテンツを再生

      5Gを活用したVRでは、車内でヘッ
      ドマウントディスプレイを装着する
      と、車の動きに応じて瞬時に映像が
      変化する。車載のGPS受信アンテナ
      が位置情報をリアルタイムで取得。
      5Gを活用してKDDIビル内のVR映
      像生成サーバに位置情報を送信する
      と、サーバ側が現在地を反映した映
      像を作成して送り返す仕組みだ。デ
      モでは、月面探査の様子をリアルタ
      イムに体験できるVRコンテンツを
      公開。バスの動きに合わせてタイム
      ラグなく映像が追随し、バスがカー
      ブすると映像内の探査機が巨大なク
      レーターをよけながら曲がるなど、
      月面の様子を楽しめる仕様になって
      いた。技術開発を担うKDDIの松永
      彰シニアディレクターは、「現在の
      VRの技術では、実際の視線の動きと
      映像の動きにタイムラグがあり、ユ
      ーザーに車酔いに似た“VR酔い”を引
      き起こす危険性がある」という。「
      今回の取り組みでは、5Gの低遅延性
      を生かして瞬時に映像を生成するた
      め、違和感はほとんどない」と自信
      を見せる。
      (次回に続く)

 

      8Kサッカー観戦   
      一瞬でダウンロード 連載 3

      好みの視点からスポーツ観戦

      自由視点映像は、異なる角度から
      撮影した4本の8K映像を重ね合わ
      せることで、ユーザーが任意の視
      点から映像を閲覧できるもの。視
      聴者は、テレビゲームなどで使用
      するコントローラーをモニターに
      接続し、スティックを操作すると、
      視点の前後・上下・左右を自由に
      調整可能だ。一度に大容量の通信
      が可能な5Gの特徴を生かし、8K
      映像を4本同時に配信することで、
      スムーズな合成を実現したという。
        デモではサッカーの試合を8K映像
      で公開。一般的なサッカー中継で
      はグラウンドを横から捉えたアン
      グルが使用されているが、デモで
      はグラウンドを縦から捉えたアン
      グルや選手を至近距離で捉えたア
      ングル、斜め方向からのアングル
      など、さまざまな視点からの映像
      を楽しめるようにしていた。
      (次回に続く)

 

      8Kサッカー観戦   
      一瞬でダウンロード 連載  2

      披露したのは3点

      エリア内では、地上約10メートル
      の高さに設置した基地局と、バス
      の上部に取り付けたアンテナとの
      間で5G通信を行うことができる。
      デモで示された5G開発の現状は?
      披露したのは、
      (1)「自由視点映像」、
      (2)「VR(仮想現実)」、
      (3)「瞬間ダウンロード」――の3つ。

      (次回に続く)

 

 

       8Kサッカー観戦   
      一瞬でダウンロード 新連載

       KDDIが5Gの実証実験公開

       KDDIが、第5世代移動体通信技術
      (5G)の実証実験の内容を報道陣
       向けに公開。実証に成功している
      「自由視点映像」「VR(仮想現実)
       」「瞬間ダウンロード」の3機能の
       デモを披露した。KDDIはこのほど、
       第5世代移動体通信技術(5G)の実
       証実験を報道向けに公開した。超高
       精細な8K映像を4本同時配信し、自
       由な視点で楽しんだり、大容量動画
       ファイルを一瞬でダウンロードする
       など、近い将来に実現可能な技術を
       披露した。デモはバスに乗車した状
       態で、KDDIビル(東京都新宿区)
       周辺に構築している、28GHzでの5
       G通信が可能なエリア内を周回しな
       がら実施。移動体の内部や、交通量
       の多いエリアでも5G通信が可能なこ
       とを示す狙いがある。
                    濱口正太郎 ITmedia
      (今回新連載です)

 

        今から12.5年で     new  
        世界は劇的に変わる 最終回16 

      大企業とベンチャーの両輪

      ベンチャー企業が成長期に欲しい
      のは、信用です。マネックスも「
      ソニーが応援している証券会社」
      だったからこそ、皆が信用してく
      れた側面もあるでしょう。そうい
      ったものを現在の大企業のCEOに
      やってほしいですね。社会貢献と
      してベンチャー育成を考えるべき
      でしょうう。そうして、大企業と
      ベンチャーとが両輪となって、日
      本を元気にしてもらいたいですね。
      (今回最終回有り難うございます)

 

 

      今から12.5年で       
        世界は劇的に変わる 連載15

        これからはどんな経営者が
      求められるのでしょうか。

      出井 日本は今、ピンチとチャンスの
      狭間にいると言えます。野球で言え
      ば、リードを許して6回裏を終えたと
      ころ。残りの7、8、9回をいかに戦う
      かで、次の12.5年をいかに過ごして
      いくかが決まってきます。その意味で、
      これからの偉大な経営者というものは、
      経営をすることよりも、プロデューサ
      ー的にアイデアを出す人だと思ってい
      ます。次の時代を見据えて、もっと若
        手が活躍できるような投資をしなけれ
      ばなりません。ただ、実はそれはそん
      なに難しくありません。私がマネック
      スやフリービットの成長期に関与した
      ように、一人のCEO経験者が3社のベ
      ンチャーを育てればいいのです。100
      0社のCEOがそれぞれ3人を支援すれば
      、3000社という大きな力になります。
      (次回最終回お楽しみに)

 

        今から12.5年で      
        世界は劇的に変わる 連載14

      特に世間では、人工知能について
      の注目度が高くなっています。

      出井 最近話題に上がるIoT(Inter
      net of Things=モノのインターネ
      ット)ですが、ネットにつながる
      ことが大事なのではなく、つなが
      ってデータを処理するほうが大事
      です。そこに利益が生まれるから
      です。そこでも、やはり人工知能
      が重要になってくる。これから人
      工知能は急激に変化していくでし
      ょう。今後、皆がスーパーコンピ
      ュータを持つ時代が必ずやってく
      るはずです。これまで日本はIT分
      野では負けてばかりきましたが、
      これから日本という国のOSをす
      べて転換する気で変化していけば、
      必ず逆転できると思っています。
      しかも、今はインターネットの浸
      透によって、国内にいても海外に
      いても、すぐにつながることがで
      きる時代です。つまり、インター
      ネットは「距離」という概念をな
      くしてしまった。そこに新しいオ
      ポチュニティがあるはずです。こ
      れからは単にゲームのアプリを開
      発するよりも、どんな情報にフォ
      ーカスすれば、ビジネスになるの
      か。そうした情報について、もっ
      と本質的に考えたほうがチャンス
      をつかみやすいと考えています。
      (次回に続く)

 

 

      今から12.5年で     
        世界は劇的に変わる 連載13

      日本のベンチャー起業家たちに
      具体的なビジネスのヒント、ア
      ドバイスはありますでしょうか。

      出井 今、世の中の変化は過去に比
      べて、非常に速くなっていると言
      えるでしょう。その変化をさかの
      ぼって考えると、次のようになり
      ます。黒船来航から終戦までの変
      化にかかった期間が約100年。戦
      後、ソニーやホンダが育っていく
      90年代半ばまで約50年。そして
      冷戦終結後にインターネットが登
      場し、パソコン、インターネット
      の企業が出てきてから、約25年。
      つまり、100年、50年、25年と世
      の中の変化のスピードは倍速で進
      んでいるのです。今後も倍速で進
      んでいくとすると、次の変化は、
      12.5年という短い期間になります。
      2015年プラス12.5年の年、つま
      り、2027年くらいまでに大きく世
      の中が変化していくと考えていい
      でしょう。その兆候として今始ま
      っているものは、スマホ、クラウ
      ド、そして人工知能です。そこに      
      これからのビジネスのヒントがあ
      ると見るべきです。
      (次回に続く)

 

      今から12.5年で     
        世界は劇的に変わる 連載12

      出井さんは、いわゆる“20世紀
      の規制”を外そうと、かつて政
      財界でいろんな取り組みをされ
      てきました。

      出井 2001年から政府のIT戦略会
      議の議長をやって、「ITをもっと
      使っていこう」という大号令をか
      けて、インフラ整備を行ってきま
      した。そこまでは確かにやった。
      ただ、今はもう別の世界に入って
      しまいましたね。最近、よく感じ
      ることがあります。それは、日本
      は過去を振り返りつつ、前に進む
      フィードバック型で、アメリカは
      目標を定め、つねに未来へ進むフ
      ィードフォワード型だということ
      です。先日、機上で『ビリギャル
      』という映画を観る機会がありま
      した。学年ビリのギャルが1年で
      偏差値を40上げて慶應大学に現役
      合格する物語ですが、実はこれは
      完全にフィードフォワードの話な
      のです。彼女の周囲のほとんどは
      フィードバック型ですが、彼女と
      先生だけがフィードフォワード型
      だった。そのように考えると、今
      の日本を風刺した映画に見えてき
      ます。つまり、ビリギャルのまま
      でいるのが日本企業で、慶應に合
      格しようとチャレンジするのがア
      メリカ企業のように見えてしまう
       ということです。
      (次回に続く)

 

      今から12.5年で     
        世界は劇的に変わる 連載11

      国策の違いが影響する

      90年までは「ジャパン・アズ・ナ
      ンバーワン」、「21世紀は日本の
      時代だ」ともてはやされ、当時は
      ソニーもホンダも元気が良かった。
      しかし、それ以降、いわば“20世
      紀の規制”を解消せずに、そのまま
      日本は21世紀、「インターネット
      の世紀」に入ってしまった。一方、
      90年代にアメリカがインターネッ
      トを推進した時は、クリントン政
      権がスーパーハイウェイ構想のも
      と、電子商取引や金融関連ビジネ
      スを優遇、推進して、そこからア
      メリカは独り勝ちしていきました。
      ですから、日本では新しい最先端
      企業が育ってきていないと若い世
      代を批判する論法もありますが、
      それはどうかと思います。明らか
      に日米の国策の違いが関係してい
      ますから。
      (次回に続く)

 

      今から12.5年で     
        世界は劇的に変わる 連載10

        日本は物作りにこだわった

      一方、日本はモノづくりにこだわ
      って、そのまま産業構造を変えず
      に、インターネット登場後の20年
      を過ごしてきた。日本は当時、イ
      ンターネットで新しいプラットフ
      ォームが出てきたという認識があ
      まりにも薄く、その認識の差がこ
      こまで大きくなってしまったので
      す。しかし、それはベンチャーだ
      け、民間だけが悪いわけでありま
      せん。日本という国のシステムが
      悪かったという側面もあるのです。
      たとえば、インターネットが登場
      した90年代半ばは、著作権法の観
      点から、検索エンジンのサーバー
      を日本に置くことが禁じられてい
      ました。
      (次回に続く)

 

       今から12.5年で       
       世界は劇的に変わる 連載 9

      難しい時代とはいえ、海外勢、
      特にアメリカはアグレッシブ
      に見えます。

      出井 90年代半ばにインターネット
      が登場してから、アメリカはアマ
      ゾン、グーグル、フェイスブック
      といくつもの最先端企業を創出し
      てきたわけですが、日本でグーグ
      ルと対抗できる企業があるかと言
      われれば、ないわけです。伊藤穰
      一さん(MITメディアラボ所長)
      が、BI(Before Internet)、AI
      (After Internet)という言い方を
      していますが、現在の日本企業の
      時価総額トップ10社を見ると、す
      べてBIの会社です。一方、アメリ
      カではAIの会社がたくさん上位に
      ランキングされています。つまり、
      アメリカはAI以降の価値をクリエ
      ートしてきた国であると言えるわ
      けです。
      (次回に続く)

 

       今から12.5年で     
       世界は劇的に変わる 連載 8

        難しいい時代になっている

      経営者は、その人が生きた時代と
      の組み合わせによって行く末が決
      まってくるという側面があります。
      たとえば、GEのCEOだったジャッ
      ク・ウェルチは一世を風靡しまし
      たが、ジェフリー・イメルトにC
      EOが代わって、GEもずいぶん変
      わりました。時代によって、マネ
      ジメントの役割は変わってきます。
      たとえば、スター経営者が指揮す
      る時代と、スター経営者がつくっ
      た歪みを修正する時代があるとい
      ったように、です。私自身もジャ
      ック・ウェルチから「おまえもジ
      ェットコースターに乗ったな」と
      言われたことがあります。良い時
      もあれば、悪い時もある。それが
      経営者です。今は、それがより複
      雑な時代になっています。その意
      味で、大企業に限らず、ベンチャ
      ー経営者も難しい時代を生きてい
      ると言えるでしょう。
      (次回に続く)

 

       今から12.5年で   
       世界は劇的に変わる 連載 7

      出井さんがソニーのトップを務め
      ていた90年代後半から2000年代
      初頭にかけて生まれたベンチャー
      企業と、最近生まれたベンチャー 
      企業に違いはありますか。

      出井 大きな違いはありません。た
      だ、たとえばソニー時代に、私が
      かかわったベンチャー経営者に、
      マネックス証券(現マネックスグ
      ループ)を創業した松本大さんや、
      フリービットの石田宏樹さんらが
      いますが、あの頃は技術の変わり
      目でしたから、ソニーと触れ合う
      ことで大きくなるという例がいく
      つかありました。その頃に比べる
      と、今は起業するのは簡単ですが、
      グローバルで見ても、同じような
      会社が日々たくさん出てきている
      わけですから、そこから一頭地を
      抜くのは以前より難しくなってい
      ると思います。
      (次回に続く)

 

      今から12.5年で   
      世界は劇的に変わる 連載6

      ソニーが躍進した時代は、
      日本もまだ元気があった
      ように思います。

      出井 終戦後、日本は財閥解体が
      あって、経済体制の新陳代謝が
      起こりました。その状況下だか
      らこそ、ベンチャーの新興勢力
      であったソニーは伸びたと見る
      べきでしょう。要するに古い人
      がパージされたことで、残った
      若手で新しいマネジメントがで
      きたのです。一挙に上がいなく
      なったわけだから、若手は今よ
      りも自由だった。井深大、盛田
      昭夫という創業者の力はもちろ
      んありましたが、日本の街も工
      場も全部新しくなっていくわけ
      ですから、成長は当然だったと
      思います。ところが、今の日本
      はまだ古いものを抱えたままで
      います。ですから、戦後と今を
      比較すると、今の創業のほうが
      難しくなっているのです。確か
      に会社をつくることは今のほう
      が簡単になりましたが、戦後の
      ようにモノに飢え、数少ない娯
      楽を求める時代ではありません
      から、すぐに何かが売れるわけ
      ではない。成熟社会になった今、
      それだけ新しいビジネスの種を
      見つけていくのは難しくなって
      いるのです。
      (次回に続く)

 

      今から12.5年で   
      世界は劇的に変わる 連載5

      ベンチャー起業家にとって、EY
      アントレプレナー・オブ・ザ・
      イヤーなど、企業に対する賞は
      どのような意味を持つでしょう
      か。

      出井 私は、一種の美人コンテスト
      だと考えています。人から見て、
      どう見えるのか。つまり、自分の
      会社を他人の目から見るとどう見
      えるのかがわかるということです。
      知らない人にはきちんと説明しな
      ければなりません。それは株主に
      説明するのと同じことです。これ
      までどうやって試練を乗り越え、
      どんなオポチュニティを使って成
      長してきたのか。審査員にプレゼ
      ンするために、緊張感を持って自
      分の会社を見ていくと、見えなか
      ったものが見えてきます。自分の
      考えを改めて整理して、人前で説
      明できる良い機会だと思います。
      日本と海外のベンチャー経営者の
      違いで言えば、日本は島国ですか
      ら、クロスボーダー的な発想にど
      うしても乏しい。やはりクロスボ
      ーダー、クロスカルチャーで苦労
      してきた会社のほうが強い。日本
      にも都会と田舎との違いはありま
      すが、文化にそれほど違いはあり
      ません。その意味で、日本の会社
      は何となくひ弱な印象を受けます。
      海外では言い合うのが普通です。
      以前、あるアメリカ人が「日本に
      5年いると、アメリカで自分が使
      えなくなる」と言うので、なぜか
      と聞くと「やさしくなっちゃうか
      ら」と答えが返ってきました。
      日本のベンチャー経営者はもっと
      海外に目を向けるべきでしょう。
      海外に出ることで、もっと自分に
      刺激を与えることができます。そ
      して、もっと志を高く持つべきで
      す。その意味でも、世界大会であ
      るEYアントレプレナー・オブ・ザ
      ・イヤーは、良い機会を提供して
      くれると思います。
      (次回に続く)

 

 

 

 

      今から12.5年で   
      世界は劇的に変わる 連載4

      今回のタイトルが「愚直に続け
      たから成功した、ワケじゃない
      」というものなのですが、出井
      さんが、これだけは社会に出て
      から一貫して愚直にやり続けて
      いる、というものがあれば教え
      ていただけますか。

      出井 勉強、ですね。もっと言え
      ば、好奇心に基づいた研究です。
      世の中の変化を、いつも好奇心
      を持って研究することを愚直に
      やり続けてきました。研究と言
      っても簡単なことです。興味の
      あるキーワードを見つけたら、
      その関連の本を読んでみたり、
      人に会いに行ったりするのです。
      最近、興味があるのは、人工知
      能です。書店で本を探すと、人
      工知能は危険だと主張する本が
      多いようですが、その逆を主張
      する本はないのか。いつも、そ
      うした賛否両方の本を読むよう
      にしています。さらにベンチャ
      ー経営者ならば、自分の好きな
      産業があれば、それをどう変え
      てみたいのか。つねに、「森」
      「木」「虫」といったように、
      いくつもの視点で物事を見るこ
      とを心掛けることが大事だと思
      います。
      (次回に続く)

 

 

      今から12.5年で   
      世界は劇的に変わる 連載3

      「森」「木」「虫」
      さまざまな視点で物事を見る

      若い起業家を見る際に、どんな
      ところに注目しますか。

      出井 もちろん能力は大事ですが、
      一緒に飲みに行ったりして、人
      柄を見るようにしています。何
      事も人柄が大事です。たとえば、
      ゴルフを一緒にしている時に、
      キャディにぶつぶつ文句を言っ
      ているような人とは絶対に仕事
      をしません。さらに言えば、頼
      んだこと、やってくれたことへ
      のレスポンスも大事です。年長
      者だからといって、何かをして
      もらうだけではなく、時には恩
      返しをすることも必要でしょう。
      どんな人間にも心のバランスシ
      ートがありますから。
      (次回に続く)

      

      今から12.5年で   
      世界は劇的に変わる  連載2

      現在の若い起業家やビジネスパーソ
      ンを見て、どのように感じますか。

      井出「最近の若者はダメだ」という
      ことはピラミッドの壁にも書いてあ
      るようですね。現在も同じような声
      をよく聞きますが、私は最近の若者
      がダメとは思いません。いつの時代
      でも元気な人は元気だし、そうじゃ
      ない人もいます。ただ、現代は過去
      と比べると成長期を過ぎ、「成熟期
      」の状態にあります。グローバルに
      見れば、アジアは成長期であっても、
      日本は成熟期にある。一般に35歳以
      下の若者は、成熟期に育った人が多
      く、バブルも知らない。そういう意
      味で、目線が少し低くなっていると
      いう気はしています。
        たとえば、ソニーは終戦後に生まれ、
      70年ほど経つわけですが、今は創業
      の時代とは何もかもが違う。今は成
      熟期の中で成長するために、大企業、
      ベンチャー問わず、グローバルに発
      想する必要がある。そのためにも、
      若い起業家たちももう少し目線、志
      を高くしてもいいんじゃないかと思
      う面はあります。
      (次回に続く)

 

 

      今から12.5年で   
      世界は劇的に変わる 新連載1
        井出伸之氏に聞く 東洋経済

      「最近の若者はダメだ」
      とは、私は思わない

      井出 日本はこれからどんどん新し
      い価値をつくっていかなければ生
      き残っていけません。そのために
      必要なことは、一つは大企業の変
      革です。大企業が変わっていかな
      ければ、新しい価値は生まれない
      からです。そして、もう一つ大事
      なことが、ベンチャーの育成です。
      ベンチャー企業が育たなければ、
      日本は元気な国にはなれません。
        それでなくても、アメリカと比べ
      て、日本は静かなほうですから(
       笑)。大企業とベンチャー企業の
      両方がそろわなければ、日本の経
      済はうまく回っていきません。私
      は、そのために少しでもベンチャ
      ーをサポートして、日本のお役に
      立てればという気持ちで取り組ん
      でいます。
       (今回新連載です)

 

      LINEとつながる  new
        キリン自販機  最終回  4

        世の中、どんどん変わる

      Tappinessの決済でLINE Payが利
      用できることをアピールし、LINE
      Payの利用者増や、認知度向上も狙
      う。流通総額などの目標は開示せず、
      「体験を提供することに価値を置きた
      い」(出澤社長)という。「LINEは
      こんな便利なことができるのか、と
      思っていただければ。世の中はどん
      どん変わっている。企業と顧客の新
      しいコミュニケーションを生み出せ
      るソリューションのアピールをして
      いきたい」(出澤社長)Tappiness
      に両社はそれぞれの期待を寄せてい
      る。「LINEとつながる自販機」に
      消費者はどのような反応を示すのか、
      注目が集まる。
      (今回最終回有り難うございます)

 

 

      LINEとつながる 
        キリン自販機   連載 4

      同社が力を入れるのは、オンライ
      ンとオフラインを簡単に接続でき
      るLINE Beaconだ。ビーコンは1
      3~15年ごろに注目を集め、やや“
      ブーム”は終息したが、「LINEの
      普及率が上がり、ビーコンの大き
      い受け皿ができた。ようやく便利
      さが分かるような状態になって来
      ている印象」(LINE出澤剛社長)
      という。LINE Beaconとともに、
      LINE Payも押し出す。LINE Pay
      はWeb上でデビッドカードのよう
      に使えるサービスで、送金や割り
      勘、加盟店での買い物ができる。
      コンビニで手に入る物理カードで
      は2%という高いポイント還元を
      行っていることもあり、決済は増
      えつつある。日本、タイ、台湾、
      インドネシアの4か国の合計で、
      月間利用者数は1000万人。クレ
      ジットカードを持てない層でも
      利用できるため、若年層の利用
      者が多い。
      (次回最終回お楽しみに)

 

      LINEとつながる 
       キリン自販機   連載 3

     ラインの狙いは

     今後は、キリングループが既に利
     用している「LINEビジネスコネク
     ト」を使い、Tappinessのデータ
     を用いたワントゥワンマーケティ
     ングも視野に入れる。顧客属性や
     商品の売り上げ分析を行い、利用
     者1人1人におすすめの新商品情報
     やポイント付与などを行うなどの
     施策を考えているという。LINEの
     狙いは、「LINEがユーザーとのタ
     ッチポイントになる」とアピール
     することにある。LINEはこのとこ
     ろ、ヤマト運輸の再配達依頼、ア
     パレルショップのポイントカード、
     航空会社AIRDOの搭乗手続きなど、
     LINEを企業とユーザーのコミュニ
     ケーションに活用する事例を増や
     している。
     (次回に続く)

 

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4.売上UP作業計画 23

2017-05-30 11:39:45 | 飲食居抜き店舗 求む

    

売上UP相談は
早めの相談が より効果的です       

                トップページへ
              バックナンバー  

      

       カルビー越境ECで  new
      「フルグラ」販売開始 1 / 2

       カルビー<2229.T>は25日、中国
       の電子商取引最大手のアリババ・
       グループ・ホールディングと協力し
       、8月から越境ECサイト「天猫国際
       」において、シリアル商品「フルグ
       ラ」の販売を開始すると発表した。
       日本で300億円規模のヒット商品に
       育った「フルグラ」を海外で本格展
       開する。松本晃会長兼CEO(最高経
       営責任者)は会見で「中国市場の大
       きさはすごい」と述べ、2―3年で2
       00―300億円の売り上げが見込める
       とした。同商品は、8月にラインが
       稼働する北海道工場で生産。安心・
       安全をアピールするため、パッケー
       ジには「北海道製造」を打ち出す。
       北海道工場は40億円規模の生産量。
       さらには、18年夏には150億円の生
       産量を持つ京都工場が中国向けの生
       産拠点として稼働を予定している。
       アリババの持つノウハウを活用して
       販促を行うほか、共同での商品開発
       も行う。
                 ロイター
       (次回で終了)

 

 

       競輪場に人が   new
       再び集まるワケ  最終回 11

       遅れている分、可能性がある

       日本の施設に慣れている選手にと
       って、海外での「ケイリン」は別
       のスポーツをやるようなものかも
       しれません。プロ野球選手が、ソ
       フトボールをやるようなものかも
        (違うかも)。日本で国際規格の
       施設で練習しようと思っても、1
       カ所しかないんですよね。話はや
       やそれてしまいましたが、日本人
       選手がケイリンで金メダルを取れ
       ば、競輪が盛り上がるかもしれな
       い。
       渡辺: ですね。そのためには、
       お客さんをもっと増やさなければ
       いけません。土日の開催を増やし
       たり、演出を工夫したり、さまざ
       まな手を打たなければいけません。
       当社だけではなく、業界全体で取
       り組まなければいけない問題です
       ね。
       土肥: バスケットのBリーグが
       開幕したとき、床にプロジェクシ
       ョンマッピングを投影するなどし
       て、多くの人を驚かせました。新
       しいファンを増やすために、見た
       こともないコンテンツを提供する
       って大切だと思うんですよね。競
       輪はまだそこに着手できていない
       ということは、まだまだチャンス
       があるということ。本日はありが
       とうございました。
      (今回最終回有り難うございます)

     

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 10

     「競輪」と「ケイリン」

      土肥: 公営レースを運営して、
      さまざまな改革を行ってきたわけ
      ですが、まだまだやらなければい
      けないことがありそうですね。
      渡辺: ありますね。当社が運営
      している施設に行って「イメージ
      が変わった。家族で行けるように
      なった」と言っていただけるのは
      とてもうれしいのですが、全体の
      流れを変えていかなければいけま
      せん。
      土肥: 「競輪」と聞いても、ま
      だまだ暗い雰囲気を感じている人
        が多いはず。
        渡辺: 照明を当てたり、音楽を
      流したり、MCが登場したり、まだ
        まだやらなければいけないことが
      たくさんあります。
       土肥: 個人的には「競輪」とオ
      リンピックの「ケイリン」をどう
      にかできないかなあと思っている
      んですよね。ケイリンは日本発祥
      で、オリンピックではシドニーか
      ら正式種目として採用されました。
      それなのに、成績がよくない。金
      メダルを手にした人はいなくて、
      最高が銅メダル。なぜ成績がよく
      ないかというと、ルールが違うこ
      ともあるかと思いますが、施設の
      違いも大きいのではないでしょう
      か。例えば、国内の競輪場は1周
      333メートル、 335メートル、4
      00メートル、500メートルの4種
      類が存在するのに、国際規格は2
      50メートル。しかも傾斜がきつい。
      (次回最終回お楽しみに)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 9

      施設を開放

      また、施設の改修にもチカラを入
      れました。家族で来ても楽しめる
      ようなスペースを設置したり、地
      元住民向けのイベントを開催した
      り。ギャンブルだけでなく、スポ
      ーツを楽しんでもらうように工夫
      をしていきました。
      土肥: 例えば?
      渡辺: 選手が来場者を出迎えた
      り、走路の内側でレースを観戦で
      きるようにしたり、地元の名産品
      を販売したり。レースがない日に
      は一般の人に開放して、競輪場に
      なじみがなかった人に足を運んで
      もらいました。
      土肥: 横浜DeNAベイスターズ
      の本拠地「横浜スタジアム」でも
      試合のない時間帯に、一般の人を
      開放していますよね。これまで球
      場、レース場といえば、高い壁が
      あって、中を見ることができない。
      興味がない人にとっては、大きな
      箱であって、そこで楽しむことが
      できないんですよ。そうした人に
      も楽しんでもらうために、施設を
      開放することはいいことですよね
      。中で、お弁当を食べてもらうだ
      けでも、印象は大きく変わります
      から。
      (次回に続く)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 8

      人員配置し直す

      渡辺: たくさんありました。
      例えば、バス。運行状況を調べ
      てみると、かなり頻繁に走行し
      ているんですよね。どうしてか
      なあと思って調べてみると、売
      り上げがよかったころの状況の
      ままだったんですよね。つまり、
      お客さんの数が多かったころの
      状況に応じて、バスを運行して
      いました。このほかにも、同じ
      ようなケースがありました。例
      えば、景気が良かったころと比
      べてお客さんの数は減っている
      のに、警備の数はそのままだっ
      たり、売り場の数もそのままだ
      ったり。お客さんの数に応じて、
      バスの運行数を減らし、警備員
      を減らし、売り場の数を減らす
      ことで、ムダな経費を削減する
      ことができました。このような
      話をすると、どんどん縮小して
      いるだけじゃないかと思われる
      かもしれませんが、そうではあ
      りません。不要なところは人を
      減らし、必要なところに人を増
      やしました。例えば、車券を売
      る人は売るだけでなく、屋台を
      つくって飲食に関係する仕事を
      してもらったり、園芸コーナー
      をつくってお花に関係する仕事
      をしてもらったり。
      (次回に続く)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 7

     ムダを徹底的に見直す

      渡辺: そこは、とても苦労しま
      した。これまで「笑ってはいけな
      い」「声をかけてはいけない」と
      言われてきて、ずっと守ってきた。
      それなのに、明日から「さあ笑っ
      てください」「お客さんにどんど
      ん声をかけてください」と言われ
       ても、すぐにできません。実際に、
      ゴミが落ちていても「お客さんの
      近くで掃除をしたら怒られるかも
      しれない。怖くて、取りに行くこ
      とができない」という人もいまし
      た。そうした人たちには、まずは
      私も含めて男性陣が先頭に立って、
      掃除をして回りました。その姿を
      見て、「大丈夫なのか」と思って
      いただき、少しずつ従来の考え方
      を改めてもらいました。このほか
      に、研修を行うなどして、少しず
      つ新しい仕事の形を学んでもらい
      ました。
      土肥: 非効率な部分ってまだま
       だありそうですね。
      (次回に続く)

 

 

        競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 6

      決められたこと以外は、いけない

      もちろん、笑わない、声をかけな
      い人が悪いといった話をしている
      わけではありません。スタッフは
      上から言われたことをそのまま忠
      実にやっていただけ。自分の仕事
      はきちんとやっていたんですよね。
      ただ、決められた以外のことはや
      らなかった……いや、やってはい
      けなかったんですよ。
      土肥: いまの時代、この日本で、
      そのようなことが平然と行われて
      いたなんて、ちょっと信じられな
      いですね。不思議な労働環境がは
      びこっていた中で、どのようにし
      てスタッフのマインドを変えてい
      ったのでしょうか?
      (次回に続く)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 5

      サービス業じゃない

      土肥: ちょ、ちょっと信じられま
      せん。遊園地などでは「笑顔を絶や
      さずに」「お客さんに声をかけまし
      ょう」といった感じで、コミュニケ
      ーションをとても大切にしているの
      に、公営レース場では真逆のことを
      やっていたということですか? な
        ぜ、そんなルールがあるのでしょう
      か?
      渡辺: 分かりません。想像の話に
      なりますが、レース場には勝った人
      もいれば負けた人もいる。負けて機
      嫌が悪いときに、スタッフが笑顔で
        声をかければ怒られるかもしれない。
      だから、「笑顔はダメ」「声をかけ
      てもダメ」といったルールができた
      のかもしれません。あと、お客さん
      を監視していたのかもしれません。
      レース場でスリをしている人はいな
      いか、窓口でお金を奪う人はいない
        か、ケンカをする人はいないか、と
      いった感じで見張っていたのかもし
      れません。いずれにせよ、「自分た
      ちの仕事はサービス業である」とい
       った認識をもっている人がほとんど
      いませんでした。
      (次回続く)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 4

     ムダが多いことが明らかに

      渡辺: 業務を精査したところ、
      非常にムダが多いことが分かって
      きました。警備、清掃、発券、広
      告などの業者があるのですが、そ
      の組織が縦割りなんですよね。例
      えば、警備員の足元にゴミがころ
      がっていたら、その人は何をする
      と思いますか?
      土肥: ゴミをひろいますよね。
      渡辺: ひろわないんですよ。組
      織が縦割りになっているので「自
      分は警備をする人、だからゴミは
      ひろいません」といったスタンス
      なんですよね。
      土肥: えっ、ということは…。
      渡辺: 売り場の人は売るだけ、
      案内する人は案内するだけ、清
      掃する人は清掃するだけ……と
      いった感じ。清掃する人も清掃
      時間が決まっていて、ゴミがた
      くさん散らかっていても、その
      時間になるまで清掃しない。も
      ちろんすべての人がそのような
        対応をしているわけではありま
      せんが、非効率に業務を行って
      いる部分がたくさんありました。
      あと、スタッフは笑わないです
      し、お客さんに声もかけない。
      どうしてかなあと思って調べた
      ところ、「笑ってはいけません
      」「お客さんに声をかけてはい
      けません」といったルールがあ
      ったんですよ。
      (次回に続く)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 3

      スタッフも不愛想

      渡辺: 当社の本業は、公営レー
      スの着順を判定するために、写真
      を撮影すること。このほかに、場
      内アナウンスやレース映像の編集
      など、レースの周辺業務を請け負
      ってきたんですよね。しかし、公
      営レースの売り上げがどんどん減
      少していったので、当社の売り上
      げも厳しくなりました。2007年
      に社長に就任し、現場を見て回っ
      てびっくりました。ゴミは散らか
      っているし、椅子は汚れているし、
      トイレは匂うし、スタッフは不愛
      想だし。そんな劣悪な環境で、売
      り上げが伸びるわけがないですよ
      ね。「なんとかしなければいけな
      い」ということで、2010年に富
      山競輪を運営することにしました。
      土肥: ゴミは散らかっていて、
      椅子は汚くて、トイレは匂って、
      スタッフは不愛想で。そんな状況
      の中で、何から手をつけたのでし
      ょうか?
      (次回に続く)

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  連載 2

     ゴミは散らかっているし、
     トイレは汚いし

      土肥: 経済産業省が発表してい
      る「競輪の売上高」をみて、びっ
      くりしたんですよね。1991年度は
      1兆9553億円もあるのに、2013年
      度には6063億円まで減少している。
      お客さんの財布事情や高齢化など、
      さまざまな要因が重なって売り上げ
      が減少しているかと思うのですが、
      ここ数年、ちょっと異変が起きてい
      るんですよね。2013年度まで右肩下
      がりだったのに、その後、売り上げ
      が少し伸びていて、2015年度は63
      08億円に。なぜ売り上げが伸びてい
      るのかなあと思って調べたところ、
      ネットでの販売が増えたり、夜間の
      開催日が増えたり、といった要因が
      あるんですよね。でも、それだけで
      はない。公営レースはこれまで自治
      体が行ってきたのですが、2006年
      度から「民間企業も運営してもいい
      ですよー」(自治体から受託して運
      営)ということになりました。日本
      写真判定も2010年に、富山競輪場
      の運営を始めているんですよね。現
      在は6カ所を運営していて、それぞ
      れで「結果」を出してきた。例えば、
      山陽オートレース場の売上高は2年
      連続で増えていて、2016年度は前
      年度比19.1%増の77億円。お客の
      数が減っている、売り上げが減って
      いる、赤字が膨らんでいる、といっ
      た状況の中で、なぜ再生することが
      できたのでしょうか?
      (次回に続く)

 

 

      競輪場に人が   
      再び集まるワケ  新連載 1

      地方自治体主催の「公営レース」(
      ギャンブル)に、ちょっとした異変
      が起きていることをご存じだろうか。
      公営レースはバブル経済崩壊後、19
      90年代に「氷河期」に突入。景気悪
      化によって財布のひもが固くなった
      り、娯楽が多様化したり。さまざま
      な要因が重なって、「廃止」に追い
      込まれたところも少なくない。例え
      ば、競輪。60年の歴史があった「花
      月園競輪」は2010年に、中部地区を
      代表する「一宮競輪」は2014年に、
      それぞれ幕を下ろした。このほかに
      も、びわこ競輪、西宮競輪、甲子園
      競輪などが、赤字経営体質から脱却
      できずに撤退することに。そんな中
      で、「お役所意識」を民が変える動
      きが出ている。2006年度に、民間
      企業が運営を一括受託できるように
      なり、「結果」が出始めているのだ。
      競輪やオートレースなどの着順を撮
      影している「日本写真判定」は201
      0年に、富山競輪のマネジメント業
      務を携わることに。その後も、山陽
      オートレースや松阪競輪などを手掛
      け、わずか数年で黒字化を達成した
      のだ。ファンが高齢化している中で、
      新しい客を獲得できていない。結果、
      売り上げが伸び悩む。そんな施設が
      多い中で、なぜ日本写真判定は「再
      生」させることができたのか。同社
      の渡辺俊太郎社長に話を聞いた。
            土肥義則 ITmedia
                 (今回新連載です)

 

       不動産業界で     new
      急成長の会社   最終回 7 

      同サービスは既に大手管理会社を
      中心に100店舗が導入しており、
      従業員の受電数を平均で50%削減
      できているそうだ。今後は、顧客
      情報を管理している「ノマドクラ
      ウド」と連携させていくことで、
      契約見込みのあるユーザーに絞っ
      た物件広告を「ノマドクラウド」
      上に出稿できるサービスも展開す
      る予定だ。今後の目標について伊
      藤社長は「年度内に『ノマドクラ
      ウド』の導入を500店舗以上、『
      物確君』の導入を300店舗以上に
      拡大させていき、2020年までに
      株式上場を目指す」と意気込む。
       「AIが大量にデータを蓄積し、学
      習していくことで、サービス力は
      今後も高まっていく。テクノロジ
      ーによって不動産業界を大きく変
      えていけると確信している」
      (今回最終回有り難うございます)

 

        不動産業界で     
      急成長の会社    連載 6

        物権確認の自動化

      パターン化できる事務的作業をAI
      にやってもらうことで、人間は効
      果的なレコメンドやセールストー
      クに集中できる。双方が得意な分
      野の役割を担うことでサービス質
      は格段に高まっていくのだという。
      また、同社は管理会社向けに、不
      動産仲介会社からの(ダイヤル入
      力による)物件確認に自動応答す
      るシステム「物確君」というサー
      ビスも提供している。「一般的に、
      1つの物件確認にかかる時間は2~
      3分程度ですが、管理会社によっ
      ては1日に1000件以上もの問い
      合わせが仲介会社からきます。
      この問い合わせを自動化できれば
      かなりの負担軽減につながると考
      えました」
      (次回最終回お楽しみに)

 

      不動産業界で     
      急成長の会社    連載 5

     ITで不動産業界を変える

      AI(チャットボット)の活用によ
      って人気サービスを作り上げたイ
      タンジ。冒頭でも述べたが、この
      サービスはプラットフォームサー
      ビス「ノマドクラウド」として他
      の不動産仲介会社にも展開してお
      り、既に200店舗以上が導入して
      いる。導入店舗は、単に業務効率
      化を実現しただけでなく、売り上
      げ面でも効果を発揮しているそう
      だ。「ノマドクラウドを導入した
      ある店舗では、導入前と比べて月
      間の売り上げが60%増になったと
      いう報告も出ています。簡単な対
      応を自動化したことで、スタッフ
      が付加価値の高い営業トークに注
      力できるようになったことが売り
      上げ増につながった要因です」
      (次回に続く)

 

       不動産業界で     
      急成長の会社    連載 4

      月間1000人以上の対応可能に

      複数のユーザーからくる大量の問
      い合わせを同時に処理しなければ
      ならないため、どうしても待ち時
      間を作ってしまう。「駐車場はあ
      るか」「トイレと風呂はセパレー
      ドか」――など、本来であればす
      ぐに回答できるはずの簡単な質問
      でも、返事を返すまでに10~15
      分程度かかってしまうことも多か
      ったという。この課題を解決する
      ため、AIを活用し、データベース
      を参照すればすぐに分かるような
      問い合わせは自動で対応できるよ
      うにしようと考えたのだ。「ユー
      ザーからの質問は似たようなもの
      が多く、また、HP上でも公開して
      いるようなシンプルな内容の問い
      合わせが大半です。返答パターン
      を学習させたことで、問い合わせ
      の6割をAIだけで対応することが
      可能になりました。データベース
      に載っていない質問が来たときに
      だけスタッフが対応をしています」
      伊藤社長によると、実店舗のスタ
      ッフが月間で対応できるユーザー
      数は40人程度だが、AIによる即時
      対応を実現したことによって、そ
      の25倍に当たる1000人以上の対
      応ができるようになったという。
      また、生産性を向上させたことに
      よって仲介手数料を一律3万円に
      設定することが可能になった。AI
      による効率化でイタンジのサービ
      ス力は進化し、ユーザーから高い
      人気を集められるようになったの
      だ。
      (次回に続く)

 

        不動産業界で     
      急成長の会社    連載 3

      チャットにAIを導入

      そこで伊藤社長は、まずは実店舗
      を持たないネット完結型の店舗で
      効率的に集客するビジネスを始め
      ようと2012年に新会社のイタン
      ジを立ち上げた。空室確認など、
      ユーザーからの問い合わせは全て
      チャット上で対応。結果、1日に
      対応できるユーザー数は倍増し、
      生産性は大きく向上した。そして
      2015年には、チャットサービス
      にAI(チャットボット)を導入し、
      さらなる効率化を図った。
      「ネット完結型店舗では、1人の
      スタッフが複数のユーザーの問い
      合わせに対応します。確かに実店
      舗型よりも多くのユーザーを相手
      にできますが、忙しいときは返信
      が遅れてしまうことも少なくあり
      ませんでした」
      (次回に続く)

 

      不動産業界で     
      急成長の会社    連載 2

     IT化が遅れていた不動産業界

      伊藤社長が不動産仲介業で独立し
      たのは2008年。創業当時は六本
      木に実店舗を構えていたが、大手
      企業の店舗に客を取られてしまい、
      開業してから数年で倒産の危機に
      陥ったという。何とかしなければ
      と模索する日々の中で伊藤社長は
      「不動産業界の生産性の低さに気
      付いた」と話す。「たった1人で
      全ての業務をこなしていくうちに
      分かったのですが、当時は対面に
      よる接客対応のほか、オーナーか
      ら物件情報が紙(FAX)で送られ
      てくるなど、全てがアナログでし
      た。他の業界に比べて不動産業界
      はIT化が遅れていたのです。テク
      ノロジーをフルに活用して効率化
      を進めれば大手にも負けないビジ
      ネスができるかもしれないと考え
      ました」
      (次回に続く)

 

 

      不動産業界で     
      急成長の会社  新連載 1

       月間5000人以上が利用

      近年、ある不動産ベンチャーが注
      目を集めている。実店舗を持たず、
      AI(チャットボット)を活用した
      ネット完結型の不動産仲介サービ
      ス「ノマド」を運営するイタンジ
      だ。同社が運営するノマドは“一
      律3万円”という業界の常識を覆す
      安価な仲介手数料と、ユーザーか
      らの問い合わせの6割をAIで即時
      対応するサービス力が人気で、現
      在、月間5000人以上、累計15万
      人以上が利用している。また、ノ
      マドはプラットフォームサービス
      として他の不動産仲介店舗にも展
      開しており、既に200店舗以上が
      導入するなど急拡大しているのだ。
      この人気サービスはどのようにし
      て誕生したのか。不動産業界に新
      しい風を吹き込むイタンジ創業者、
      伊藤嘉盛社長に話を聞いた。
                 鈴木亮平 ITmedia
     (次回に続く)
               (今回新連載です)

 

 

        売れまくる      new
      「宅配ボックス」 最終回 6

      急激な需要がバブルの不安

     宅配便最大手のヤマト運輸はドラ
     イバーの負担軽減に向け、再配達
     の抑制効果も見込まれる有料化を
     検討。共働き世帯が増加する中、
     宅配ボックスには荷物の受け取り
     のためにわざわざ生活パターンを
     変えずに済むなど、利用者にとっ
     てのメリットも大きい。パナソニ
     ックの調査によると、集合住宅の
     宅配ボックスの設置率は約20%、
     一戸建ては1%未満にとどまって
     おり「市場開拓の余地も大きい」
     (パナソニックの高橋課長)。
     同社は宅配ボックスの生産能力を
     現状の月1300台程度から、2千~
     3千台に引き上げる計画だ。30年
     度には27年度比約10倍となる3万
     台の販売を目指しているが、目標
     が上振れする可能性もある。急激
     な需要拡大にわく業界からは、「
     バブルになるかもしれない」(関
     係者)との声も出始めている。
     (今回最終回有り難うございます)

 

       売れまくる      
      「宅配ボックス」  連載 5

      宅配ボックスつき戸建ても

     大手住宅メーカーのミサワホームも
     4月から宅配ボックスの新製品の販
     売を始めた。玄関と一体型になって
     いるのが特徴で、同社によると業界
     初。「反響は大きい」と担当者は言
     う。大和ハウス工業と日本郵便、ポ
     ストメーカーのナスタの3社も2月
     に宅配ボックス普及に向けた取り組
     みを開始。埼玉県で共同開発した宅
     配ボックス付きの一戸建て住宅を売
     り始めた。ネット通販の利用が定着
     し、宅配便の量は増え続けている。
     国土交通省によると28年は前年に比
     べて6・4%増の約38億6900万個。
     この10年間では3割増えた。不在時
     の再配達も頻発し、宅配便全体の2
     割に達しており、ドライバーの負担
     に追い打ちをかけている。
     (次回最終回お楽しみに)

 

      売れまくる      
      「宅配ボックス」  連載 4

     消費者の関心高く

      消費者側も再配達を依頼する手間
      が省けるため、宅配ボックスへの
      関心は高まっている。パナソニッ
      クは4月にアパートなどの集合住
      宅向け商品として、入居者が入れ
      替わっても鍵の交換が不要な暗証
      番号タイプを販売するほか、戸建
      て住宅用に郵便ポストと一体化し
      たタイプや壁に埋め込んで屋内か
      ら荷物を取り出せるようにしたタ
      イプを売り出す予定だった。
      ところが、今年に入って急に配ボ
      ックスへの注目が高まったことか
      ら、「従来モデルの生産が追いつ
      かなくなった」(広報担当者)。
      平成28年度の販売台数は月平均で
      400~500台だったが、3月だけで
      2千台以上の注文が殺到。「納期
      に遅れが生じており、従来モデル
      の生産を優先することにした」(
      同担当者)ため、新製品の発売は
      延期となった。
      (次回に続く)

 

 

      売れまくる      
      「宅配ボックス」  連載 3

      再配達8%にとどまる

       これに対し、設置後の昨年12月の
               1カ月間では761回の配達があり、
               1回目で受け取ったのは53%、宅
               配ボックスで受け取ったのは39%。
               再配達になったのは、ボックスに
               入りきらない大きな荷物や、冷蔵
               が必要な食品など8%にとどまった。
               宅配ボックスでの受け取りは299回
               で、これは労働時間にすると約65・
                8時間、二酸化炭素排出量は約137
               ・5キロ、それぞれ削減につながっ
                た計算になるという。
                (次回に続く)

 

             売れまくる      
      「宅配ボックス」  連載 2

     実証実験で効果

     「宅配ボックスの設置は再配達の削
     減に大きく貢献するはずだ」と説明
     するのは、パナソニック収納商品企
     画課の高橋弘喜課長だ。パナソニッ
     クと福井県あわら市は昨年11月から、
     同市内の共働き世帯に宅配ボックス
     を設置し、ドライバーの労働時間や
     トラックの排ガス・温室効果ガスの
     削減効果などを調査する実証実験を
     行っている。2月に発表した中間報告
     によると、宅配ボックス設置前の荷
     物の配達は1カ月間で583回あり、1
     回目で受け取ったのは47%、再配達
     で受け取ったのは49%だった。
     (次回に続く)

 

 

      売れまくる    
     「宅配ボックス」新連載 

     インターネット通販の急拡大で、
     宅配ドライバーの人手不足や長
     時間労働が問題となる中、不在
     時に荷物を受け取るための「宅
     配ボックス」が注目を集めてい
     る。ドライバーの負担を軽減す
     る切り札になるとみられており、
     宅配ボックスの売り上げは急増、
     新商品の発表も相次いでいる。
     ただ、あまりの急展開に「バブ
     ル」の気配を指摘する声も出始
     めた。
              産経新聞
     (今回新連載です)

 

     売り場を減らしたのに new
        シュウマイバカ売れ 最終回14

     折箱も変えていない

     金田: 全くなかったわけではな
     いと思います。それでも「シウマ
     イの味を変えてはいけない。サイ
     ズも変えてはいけない」という方
     針を守ってきました。ちなみに、
     経木(きょうぎ)の折箱も変わっ
     ていません。アツアツのご飯をプ
     ラスチックの箱に入れると、時間
     が経つと水分が出てくるので、ご
     飯がべしゃべしゃになる。でも木
     を使うと、その水分をうまく調整
     することがきるんですよね。時間
     が経っても、ご飯はモチモチして
     いて、冷めてもおいしく食べるこ
     とができる。ということで、経木
     の折箱も絶対に変えてはいけませ
     ん。
     土肥: 変えないことでファンを
     増やしてきたわけですね。そして、
     その方針は今後も変わらないと。
     本日はありがとうございました。
     (今回最終回有り難うございます)

 

     売り場を減らしたのに 
        シュウマイバカ売れ 連載 13

       駅弁がルーツだから

     金田: 駅弁がルーツだからです
     ね。「このシウマイを食べると、
     家族で旅行をしたときのことを思
     い出す」「横浜へ出張に行ってい
     たお父さんが土産に買ってきた」
     といった声が多いんです。旅の思
     い出と強く結び付いているので、
     味を変えることはできないんです
     よね。変えてしまうと、みなさん
     の思い出を変えてしまうかもしれ
     ません。
     土肥: とはいえ、社内からは「
     いくらなんでも時代に合わせて味
     を変えようよ」といった意見はな
     かったですか?
     (次回最終回お楽しみに)

 

 

 

     売り場を減らしたのに 
        シュウマイバカ売れ 連載 12

    シウマイのレシピを
     一度も変えていない理由

     金田: やはり、長年ご利用いた
     だいているお客さんが多いからで
     はないでしょうか。例えば、食べ
     方にこだわりをもっている人が多
     いんですよね。シウマイ弁当のフ
     タを開けて、なにから食べる? 
     これはネット上でもしばしば議論
     になっていて、「オレはフタに付
     いたご飯粒から食べる」「いやい
     や、ワタシはマグロの照り焼」「
     自分はショウガをご飯にまぶす」
     といった声があるんですよね。
     土肥: 「シウマイ弁当」という
     名前なのに、そのほかのオカズや
     ご飯のキャラが強いわけですか。
     金田: ちなみに、現在の社長は
     「ご飯から食べる」と言っていまし
     た。なぜかというと、「駅弁なの
     で、ご飯がおいしくなければいけ
     ない」という考え方をしているか
     らなんですよね。
     土肥: 昔から食べているので、
     食べる順番が確立している人が多
     いのかも。だから「ああだ、こう
     だ」と言いながら議論が盛り上が
     るのかもしれません。シウマイは
     いまから90年ほど前に販売してい
     るわけですが、その間、レシピは
     何度変えたのでしょうか?
     金田: いえ、一度も変えたこと
     はありません。
      土肥: ロングセラー商品の話を
     聞いていると、「時代に合わせて
     味を少しずつ変えてきた」といっ
     た話をよく聞くのですが、シウマ
     イの味は一度も変えていない? 
     それはなぜですか?
     (次回に続く)

 

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