飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.飲食店を辞める時 63

2021-05-28 09:15:00 | 飲食店を辞めるとき

店をやめるとき 得するには      
早めの相談が より効果的です       

             トップページへ                                                              
           バックナンバー
                                        バックナンバー 2

     アイリスオオヤマ問題 new
      のたび躍進 最終回  19
     エンドユーザーに強い

     アイリスオーヤマは販売網
     も広いうえに、エンドユー
     ザーとのつながりも強い。
     一方、他社の技術系の方は
     お客様の声を知らないこと
     が多い。「技術は凄いけれ
     ど使い勝手が悪い」という
     製品が生まれる原因も、こ
     のあたりにあると感じてい
     ます。協業を通じて、当社
     がお客様の声をくみ上げた
     企画を立て、パートナーさ
     んに技術を提供してもらい、
     我々の広い販売網で売る、
     そういった付加価値の高い
     関わり方ができると思って
     います。
     (今回最終回です)

      アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  18
     すべて自社開発は無理
     加速度的な広がりを見せて
     いる今のテック系の技術に
     関して、すべて自社で開発
     するのは正直無理だと思っ
     ています。とはいえ、アイ
     リスオーヤマとしては先端
     技術を搭載した家電の利便
     性ももちろん捨てるわけに
     はいきません。今後もスタ
     ートアップ企業や有力なパ
     ートナーさんと、協業や創
     業を行っていきたいですね。
     (次回最終回です)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  17
                   ジョイントベンチャー
                   あとは意外なところでは、
                   業務用掃除機もあります。
                   今年2月にソフトバンクロ
                  ボティクスとのジョイント
                  ベンチャー「アイリスロボ
                  ティクス」を設立しました
                  が、そこでAI除菌清掃ロボ
                  ットWhiz iを提供して
                  います。アイリスオーヤマ
                  といえば自社開発・自社生
                  産という印象があったため、
                  ソフトバンクロボティクス
                  とのジョイントベンチャー
                   設立には驚きました
     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  16
     オフィスの個室ブース

     マスクやサーマルカメラ以
     外には、どのような活動を
     されているのでしょうか。
     細かな対策グッズなどは、
     挙げれば切りがありません。
     あまり知られていないとこ
     ろでは、オフィス用の個室
     ブースなども作っています。
     オンライン会議が増えると
     「自分の席でオンライン会
     議がしにくい。だけど会議
     室は空いていない」という
     ことがよくあります。そこ
     で社内に、狭いスペースで
     も設置できる個室を作り、
     従業員が周りを気にせず仕
     事ができるようにしたので
     す。
     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  15
     社会課題の解決意識が浸透

                  今回のコロナ禍においても、
                  国内にマスク工場を設けた
                  り、AI搭載のサーマルカメ
                  ラを発売するなど、迅速な
                  対応に注目が集まりました。
                  東日本大震災を経た当社で
                  は、トップ層だけでなく全
                  従業員に至るまで「社会ニ
                  ーズに応える、社会課題を
                  解決する」という意識が行
                  き渡っていたと感じていま
                  す。マスクに関しても、新
                  型コロナ感染症の流行とと
                  もに、マスクを国内で増産
                  すべきという声がいろいろ
                 な部署から挙がっていまし
                 た。
                 (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  14
     家電メーカーの認知度上昇

     当社自身が被災しているこ
     ともあり、我々は復興のた
     めにいろいろな取り組みを
     してきました。それらの活
     動が世に知られたことで、
     社会での認知度やブランド
     イメージは高くなったと実
     感しています。震災時点で
     は家電メーカーとしての知
     名度が低かった当社ですが、
     ちょうど家電メーカー退職
     者の採用とタイミングが重
     なったこともあり、「アイ
     リスオーヤマの家電を店頭
     に並べてみよう」という声
     が挙がり販売チャンネルも
     増え、その結果「アイリス
     オーヤマの家電を使ってみ
     よう」という流れができた
     と思っています。
     (次回に続く)

      アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  13
     低温精米技術で精米販売
     とはいえ、ただ農家から米
     を仕入れ、精米して売るだ
     けでは意味がありません。
     そこで、販売する米の価値
     を高めるために、「低温精
     米」という技術で精米して
     います。米には甘みを出す
     ための酵素があり、熱に弱
     いという特性を持っていま
     す。一般の精米法では摩擦
     熱が発生し、60~70℃にな
     るところ、40℃未満の低温
     で精米することで酵素を壊
     さず、甘みのある米を届け
     ようという取り組みです。
     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  12
     被災農家さん応援

     LED照明の増産以外で、変
     化はありましたか。
     宮城の沿岸部の農家も、津
     波で壊滅的な被害を受けま
     した。そこで当社は、13年
     からは精米事業にも参入し
     ています。被災地に精米工
     場を建設して現地の方々を
     雇用し、さらに東北の玄米
     を仕入れることで復興をお
     手伝いしたいということで
     す。被災した農家さんに、
     もう一度お米を作ってもら
     うために、地元で製品化す
     ることに意味があると考え 
     ました。
     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  11
     社会課題の解決が使命

     震災後、最初に行ったのが
     LED照明の増産ですね。当
     時は電力の供給がどんどん
     減るという話で、それなら
     省エネのできるLED照明を
     作ることが社会貢献になる
     と考えました。確か、震災
     から1カ月後にLED照明を3
     倍に増産しています。その
     結果、法人向けの需要が一
     気に増えたという意外な副
     産物もありました。東日本
     大震災によって、「良い製
     品」を作るだけではダメで、
     社会のニーズを捉えて社会
     課題を解決することが、メ
     ーカーとしての使命だと実
     感させられました。
     (次回に続く)


      アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  10
     技術者の海外流失防ぐ

                  家電事業の本格参入は、意
                  図とタイミングがちょうど
                  合致したということですが、
                  結果的に日本の技術者を国
                  外流出させず、国内の技術
                  維持に貢献しています。と
                  ころで、アイリスオーヤマ
                  は宮城県に本社機能があり
                  ますが、11年の東日本大震
                  災の影響はあったのでしょ
                  うか。
                  確かに被害はありましたが、
                  当社工場などの被害は幸い
                  深刻ではありませんでした。
                  震災は金曜日に起きました
                  が、翌週月曜日には出社で
                  きる従業員が出社し、復旧
                  や支援活動をできる限り行
                   いました。
                   (次回に続く)


      アイリスオオヤマ問題 new
      のたび躍進  連載  9
     タイミングが良かった

     また当時は、国内の家電メ
     ーカーにとにかく元気がな
     い時期で、たくさんの技術
     者がメーカーから早期退職
     したり、海外へ流出してい
     ました。彼らを採用するこ
     とで、さらに当社の家電事
     業を強化できるのではない
     かと考えたことも理由の1
     つです。家電メーカーの開
     発製造拠点が関西に多かっ
     たため、関西に開発拠点を
     作りたいと思ったところ、
     ちょうど良い物件があり「
     大阪R&Dセンター」を設
     けることもできました。本
     当にいろいろなタイミング
     が良かったですね。
     (次回に続く)

      アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  8
     LEDのノウハウを活かす

     照明以外の家電にも本格参
     入したのには理由があるの
     でしょうか?
     実はLED照明の参入以前も、
     サーキュレーターや電気ケ
     トルといったシンプルな家
     電製品は製造していました
     。ただ、開発から販売まで
     LED照明を本格的に製造し
     たことで、さまざまなノウ
     ハウができ、さらに自社工
     場でたくさんの電子部品を
     扱うことになりました。LE
     D照明で得たノウハウをも
     っと生かしたいということ
     で、本格的に家電開発を始
     めたのです。
     (次回に続く)

      アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  7
     試行錯誤

     コロナ禍のマスク製造と同
     様に、家電事業への参入も
     時勢を捉えた判断だったの
     ですね。とはいえ09年は、
     まだ非家電の生活用品メー
     カーという印象が強いです。
     当時、LED照明はどのよう
     に開発されたのでしょう。
     当時は、当社でもLEDタイ
     プのクリスマス用イルミネ
     ーションライトを販売して
     いました。LEDチップを買
     い付け、ライトに組み込む
     という作業は自社工場で行
     ったことから、LEDの扱い
     に慣れていた部分はありま
     す。しかし家庭用のLED照
     明となると、イルミネーシ
     ョンライトにはない放熱効
     率といった課題もありまし
     た。LED照明の販売にあた
     っては、開発担当者がかな
     り試行錯誤したと聞いてい
     ます。
     (次回に続く)

      アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  6
     LEDに引き合い殺到
                  もちろん当時も LED 照明を
                   販売している会社はありま
                   したが、一般家庭へ広く普
                   及させるには価格が高い状
                   態でした。そこで、手軽に
                   手にとれる価格で販売でき
                   るよう設計を見直し、10年
                   に1980円で発売しました。
                   当時のLED照明は、価格が
                   5000円というような時代で
                   したから、とにかく引き合
                   いが殺到しましたね。
                    (次回に続く)


     アイリスオオヤマ問題 new
      のたび躍進  連載  5 
                   地球温暖化対策がきっかけ

     アイリスオーヤマといえば
     もともとはプラスチック製
     の生活用品メーカーでした
     が、家電事業に参入した理
     由を教えてください。
     2009年に地球温暖化対策で
     CO2削減の動きが、世界中
     で起こりました。この問題
     に対し何ができるかを考え
     た結果、LED照明ならCO2
     削減の効果も高いというこ
     とで開発に踏み切りました
     。従来の白熱電球をLEDに
     置き換えることで、消費電
     力の削減と製品寿命の延長
     が同時に行えます。
     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  4
     もう一つの秘訣

     スピード開発でのもう1つ
     の秘訣(ひけつ)が、開発
     者の裁量の広さです。一般
     的な開発部門では、設計者
     は設計だけ、さらに言えば
     モーターの設計だけ、回路
     の設計だけと、非常に狭い
     範囲だけを担当する場合が
     多い。しかし当社では、開
     発が企画を考えますし、設
     計も広範囲に担当します。
     さらには製造にも関わり、
     品質もチェックする。1つ
     の製品が世に出るまで、ほ
     ぼすべての責任を設計者が
     持つことになるのです。責
     任と一緒に裁量もあります
     から、現場での判断も迅速
     に行えます。アイリスオー
     ヤマが年間約1000アイテム
     近い新製品を出せるのも、
     このスピードあってこそで
     す。
     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
      のたび躍進  連載  3
       秘密は伴奏方式
                   この仕組みは「伴走方式」
                   と呼ばれるプロジェクト進
                   行で、プロジェクトを「や
                   る」と決めるたら、関連部
                   署が一斉に立ち上がり、開
                   発や品質管理、生産などの
                   複数部門が同時並行的に物
                   事を進めるというものです
                   。一般的には、企画が決定
                   したら開発・設計部門へプ
                   ロジェクトを手渡し、設計
                   がある程度固まったら生産
                   や品質管理に部門へプロジ
                   ェクトを渡す、といったリ
                   レー方式を採用するため、
                   スピード化がしにくいと言
                   えると思います。
                     (次回に続く)

     アイリスオオヤマ問題 
     のたび躍進  連載  2
     純粋な開発以外を短縮

     今や「スピード経営」の代
     名詞ともいわれるアイリス
     オーヤマですが、他社より
     も開発などの時間を短くで
     きたのでしょうか?
     確かに、当社の開発スピー
     ドは早いと思います。スピ
     ード化を図るためにしたこ
     とは、開発は時間がかかる
     という前提の下、「純粋な
     開発」以外を短縮ししてい
     きました。まず意思決定の
     スピードが早いですし、ス
     ピーディに開発できるよう
     、仕組み化も行いました。
     (次回に続く)


     アイリスオオヤマ問題
     のたび躍進 新連載  1

     アイリスオーヤマといえば、
     他にはない機能やリーズナ
     ブルな価格帯の家電で人気
     のメーカー。加えて注目を
     集めるのが、同社のスピー
     ド経営だ。今回のコロナ禍
     においても、マスク生産拠
     点をいち早く国内に構える
     など、時代の流れに素早く
     対応して高い評価を得た。
     アイリスオーヤマのスピー
     ド経営と、時勢を見極める
     製品展開はどこから来るの
     か。アイリスオーヤマ 代表
     取締役社長 大山晃弘氏に話
     を聞いた。
                        倉本春ITmedia
                  (今回新連載です)



      小が淘汰  米国SM    new    
                   食の砂漠化 最終回  17
     パンデミックがきっかけに

     パンデミックをきっかけに
     、より明確になった「大き
     いものはより大きくなり、
     小さいものは淘汰される」
     という米国のリテール業界
     の競争ルール。食の砂漠問
     題や独占禁止法の問題と共
     に議論がされるようになれ
     ば、業界の構図も少しずつ
     変化し始めるかもしれませ
     ん。
     (今回最終回です)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    16
     ビッグテックだけでない

     バイデン政権になりGAFAを
     はじめとする巨大 IT企業に
     対するさまざまな規制強化
     が始まろうとしていますが、
     この波がリテール業界にも
     影響を及ぼすかもしれませ
     ん。NGA会長兼CEOのフェ
     ラーラ氏は、「議会と連邦
     政府が独占禁止法の原則を
     再確認し、全ての米国人が
     依存している業界(食品)
     との競争を回復できるよう
     にする時が来た」と述べ
     「独占禁止法は単なるビッ
     グテックだけの問題ではな
     い」と宣言しました。
     (次回最終回です)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    15
     NGA 取引の調査要求
     またNGAは、連邦取引委員
     会、司法省、各州の検事総
     長に対し、食料品のパワー
     バイヤーとサプライヤー間
     の取り決めを調査するよう
     要求。「支配的な大手小売
     業者の市場優位性」が、価
     格設定や取引条件、商品供
     給の差をもたらし、独立系
     スーパーマーケットを不利
     な立場に追いやっていない
     かを、調査・判断するよう
     求めました。
     (次回に続く)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    14
     パンデミック以前から

     この食の砂漠問題について、
     NGAは次のように述べてい
     ます。「農村部や都心部で
     は、スーパーマーケットに
     アクセスできない、いわゆ
     る食の砂漠と呼ばれる地域
     があり、パンデミックが起
     こるずっと前から、独立系
     スーパーに不利な市場構造
     の影響を受けていました。
     つまり、大手の激安小売チ
     ェーン店が、市場での影響
     力を利用して低所得者層に
     合わせた商品の供給を独占
     的に確保してきたことで、
     一部の地域では独立系スー
     パーマーケットが淘汰され、
     そのような地域は、新鮮で
     健康的な商品を手に入れる
     ことができなくなる食の砂
     漠になってしまったのです」
     (次回に続く)


      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    13
     病気のまん延も助長
     また、ウォルマートなどの
     大手チェーンまで16キロも
     離れている場合、車を持た
     ない人にとっては買い物が
     不可能になってしまいます
     。そこで、残された選択肢
     として、身近に手に入るフ
     ァストフードなどを消費す
     る機会が多くなってしまい
     、これが肥満や糖尿病など
     の病気のまん延を助長して
     いるとも考えられています。
     (次回に続く)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    12
     負の連鎖が生まれている
     これが何を意味するのかと
     いうと、家族経営の小さい
     スーパーの購買力では生鮮
     食品を安い価格で提供でき
     ないため、食の砂漠に住む
     人にとっては高すぎる価格
     設定となってしまい手が届
     きません。結果的に独立系
     スーパーが食の砂漠で生計
     をたてるのは難しくなり、
     淘汰されてしまう負の連鎖
     が生まれているということ
     です。
     (次回に続く)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    11
     2350万人が職の砂漠住まい

     現在、米国では総人口の約
     7%にあたる約2350万人が
     食の砂漠に住んでいると考
     えられ、そのうちの約半数
     が貧困層との統計もありま
     す。食の砂漠では貧困に加
     えて失業率も高く、移動手
     段がない人が多いのが特徴
     です。同時に、健康的な食
     材(果物や野菜などの生鮮
     食品)を販売するスーパー
     が近くにないことも問題視
     されています。
     (次回に続く)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載    10
     食の砂漠とは
     米国農務省(USDA)  によ
     ると食の砂漠とは「貧困率
     が20%以上、または世帯収
     入の中央値が都市部の世帯
     収入の中央値の80%を超え
     ない地域」で、「都市部で
     は、少なくとも 500人また
     は人口の 33%  が、最寄り
     の大型食料品店から  1.6キ
     ロ以上離れた場所に住ん
     でいること、農村地域で
     は、少なくとも 500  人ま
     たは人口の  33%が、最寄
     りの大型食料品店から  16
     キロ以上離れた場所に住
     んでいること」  が条件と
     定義されています。
     (次回に続く)

      小が淘汰  米国SM    
                   食の砂漠化 連載     9
      食の砂漠問題
                   ウォルマートやコストコの
                   ような大手チェーンが用い
                   る販売戦略は、「規模の経
                   済」による効率化されたサ
                   プライチェーンシステムと
                   スケールを生かした強力な
                   購買力に基づいています。
                   これが、米国の「食の砂漠
                   」と呼ばれる地域に住む人
                  々に大きな影響を与えてい
                  る、という意見があります。
                   (次回に続く)

     小が淘汰  米国SM    
                  食の砂漠化 連載     8
     中南部の都心部が特に多い
     以下の画像はローカルな企
     業などを守るために技術支
     援を行うNPO団体(ILSR)
     が独自に行った調査の結果
     です。これによると、43の
     都心部と160の郊外都市で
     ウォルマートが50%以上の
     マーケットシェアを占めて
     います(約10%が都心部、
     約30%が郊外都市にあたり
     ます)。特に中南部の都心
     部でシェアが多いことも読
     み取れます。
43の都心部と160の郊外都市でウォルマートが50%以上のマーケットシェアを占めている(出典:ILSR)
     (次回に続く)

     
     小が淘汰  米国SM    
                  食の砂漠化 連載     7
     郊外も都心部もシェア高い
     ウォルマートの立地戦略に
     は特徴があります。ウォル
     マートは郊外エリアに集中
     的に展開して町の人々のワ
     ンストップショップ(医療
     、食品、ガーデニングなど
     何でもそろうお店)になっ
     ているイメージが強いです
     が、実は、都心部でのシェ
     アも多いのが特徴です。
     (次回に続く)

     小が淘汰  米国SM       
                  食の砂漠化 連載     6 

                   断トツのウォルマート

     これによると、ウォルマー
     トが約3410億ドル(日本円
     で37兆円以上)と、圧倒的
     な売り上げを誇っているこ
     とが分かります。また、先
     述のNGAの発表によると、
     21年現在、消費者の生活品
     に対する消費の「4ドルの
     うち1ドルはウォルマート
     で行われている」というこ
     とです。このように、米国
     のスーパーマーケット市場
     は日本のように地域密着型
     の中規模スーパーが多く存
     在する市場とは少し異なる
     構成であることがお分かり
     いただけたでしょうか。
     (次回に続く)

     小が淘汰  米国SM        
                  食の砂漠化  連載  5
     各スーパーの売上
     NGAの声明を理解するには
     米国のスーパーマーケット
     業界を理解する必要があり
     ます。以下の図は、2020年
     の米国のスーパーマーケッ
     トの売り上げを表したもの
     です。

2020年の米国のスーパーマーケットの売り上げ
(出典:BizVibe
      (次回に続く)

      小が淘汰  米国SM        
                 食の砂漠化  連載  4
     不利な市場構造

                 そんなNGA会長兼CEOのグ
                 レッグ・フェラーラ氏は記
                 者会見で次のような声明を
                 発表しています。
                「NGAの会員は、一部の大
                手小売チェーン店、通称『
                 パワーバイヤー』による支
                 配が拡大する市場での競争
                を強いられています。パワ
                ーバイヤーは莫大な経済力
                とそれに伴う市場への影響
                力を利用し、取引条件を自
                社に有利となるようコント
                ロールしたり、サプライヤ
                ーから優先的に物資を仕入
                れるといった方法で市場を
                支配しています。これによ
                り、独立系スーパーマーケ
                ットは不利な市場構造に追
                いやられ、苦境に立たされ
                ているのです」
                 (次回に続く)

 

            トップページへ                                                              
           バックナンバー
                                        バックナンバー 2


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする