長谷川博美先生と城址を歩く
=今回の現地見学会は先生と協力者の
皆様が最近発見された城址です=
以下は、見学会当日配布の資料と先生がご説明なったお話のKenny
の感想文であり、私なりの言葉で聞き間違いなどを恐れず(?)記載
いたしております。 間違い等はどうかお許しください。
江龍奥の城、4城: 何処にある、誰の城?
米原市下丹生の近く、JR醒ヶ井駅前から入る醒ヶ井養鱒場の途中です。
ただし、標高380mほどを片道1時間半の中級クラスの登山です。
Kennyにとっては登山付き、城址見学で最高の一日でした!!
先生は誰の城? との参加者の興味に対して三説上げられましたが、
先生が最も有力と見ておられる鎌倉室町幕府の地頭職、土肥氏と
その「家臣」江龍氏が割拠した城郭群と私は覚えておくことにします。
この石垣と出合った長谷川先生は非常に感激されたとのことです
長谷川博美先生 近江中央公民館(背後は伊吹山)
この城址の特徴
第一は三重の堀切りです。坂田郡に分布の城は外堀と内堀の二重
堀切りが典型的だが、ここは小規模ながら第一堀切があり三重だと。
この城郭の最大の特徴は三重の堀切(ほりきり)
三重の堀切り(敵が先に進めないように深く掘った溝)、そのひとつ
でこれだけはっきりと残っています。 本当に感動ものです。
また複雑な横矢(城壁から弓矢を放つ)を配した縄張り(城の配置
構造)や既に立派な石垣も存在した城であったことが伺える。
当日の現地見学会
集合場所は、背後に伊吹山を見る、近江中央公民館(米原市)です。
先ずは当日見学の城址の背景について解説をして下さいました。
ご講演になる長谷川博美先生と主催者「近江中世城郭調査会城歩会」の旗
テレビ取材を受けられる長谷川先生 城山登山前の打ち合わせ
集落の裏が先ずは城のひとつがあった山です 急坂を城址めざして登山開始
段々畑のように多数の郭(くるわ)跡 縄張り図で城郭址周辺を説明
城の面影が今もしかっかりと
今では私にもそれと分かる堀切、土塁、虎口(こぐち:敵が簡単に通過でき
ないように工夫された門)の他に櫓台跡(やぐらだい:見張り台)や 本丸跡
一段高くなっているところが偉い方の館跡 しっかりと残る土塁
でいいのかな?、城主の館に当る場所などが説明を受けてではあるがくっきり
と残っていました。 これは今までに見学した城址では一番見事な城址でした。
城址の背後には霊仙山(1083m)が
参考書、城に関する書物、文献に載っていない城址 !
長谷川博美先生の城址見学会はそのほとんどが(私が参加の見学会は
今まですべてそうです)そのようなその時点で発見された城です。
今回も勿論そうです。このお城もまた大発見と学会では評価されています。
長谷川先生作成の縄張り図
自ら書かれる縄張り図でいつも熱心に、初心者にも分かりやすく
「これ、ここですよ!、これが今日の最大の見学ポイントです」と大きな
声でみんなが見落とさないように配慮されます。そして同行の主催者
の皆様も見学者に気を配ってくださいます。
長谷川博美先生のプロフィール
お生まれは滋賀県伊香郡(現長浜市)余呉町で、Kennyと同じ伊香郡
です。説明される言葉に伊香弁が含まれており、私にとってはお話が
すーっと入ってきて懐かしく、嬉しいです。
中世城郭研究家として滋賀県民族学会理事、近江中世城郭調査会長、
米原市文化クラブ「城歩会」会長、NPO法人「自然と歴史ロマンの会」
副理事長、他、幅広く活躍されておられます。
(当日記の掲載期間:12月24日ー12月31日)
この日記をもって2010年の最終とさせていただきます。毎日本当に
多くの皆様にご覧いただきありがとうございます。皆様のご訪問を
励みとして今後も楽しんで続けさせていただくことが出来ます。
来年も何卒よろしくお願い致します。
皆様どうかいいお年をお迎えください。 ありがとうございました。
今日もご覧くださいましてありがとうございました