日本百名山 伊吹山
=私 半年ぶりの高峰、出足よし=
Kennyの滋賀から情報発信
(この日記の掲載期間:5月2日~5月8日)
年々登山者が増えているのではと思う多くの登山者と”こんに
ちは” と言葉を交わしながらの登山です。 麓からの登山者に
私達年齢の層は 出発準備の10分間では見かけなかったなー、
それだけ若者達が山に戻って来たということなんだ。
お子様連れのご家族もおられます。やはりちゃんと登山装備を
させておられます。 山好きになってねー、と、声には出しませ
んが、頼もしく思いつつ登山開始です (8時50分)
早朝の伊吹山 晴れてはいるんやが、靄がかかっています
出足よしとは? 実は・・・、
昨年8月に御嶽山の登山の後、転んでも、捻ってもいないのに、
なぜか左ひざに痛みが出て以降、登山は断念。どうやら下山時
の膝への負担が原因のようです。今年に入り1月から自宅近くの
三上山を1/3の所まで登ることから再開して、やっとこの日を迎
えました。
いやいや、そんな事より、
伊吹山、いい方向に「変わりつつ」あるぞ その変化を以下に、
山小屋全開、看板も賑やかになりましたなー、ここは1377mの山頂です
(変化 そのー1:この賑やかな現象は登山客が増えているから?)
毎年、伊吹山からその年の登山を開始
今シーズンの伊吹山は4月27日です。 昨年は5月3日でした。気
にしていた膝も全く問題なしで、1377mの山頂に立ってきました
(11時35分)。ダウンジャケットが有りがたい程寒い山頂でしたが、
山頂はまるで都会並の様相、多くの登山客で賑わっていました。
(変化 そのー2) おや、登山口をリニュアル?
(YouTubeの映像によると2012年には既にこのゲートですね:5月8日)
さて登山開始です
麓から30分で1合目です。 おぉ、標識が新品! (変化 そのー3)
(YouTubeの映像によれば2013年に新調されています:5月8日)
二合目の坂を登りきると伊吹山の全貌がドーンと現れます
植物保全活動募金、入山協力金
伊吹山は自然環境の破壊が進行中です。これは以前から心配
れていましたが、今回ここに来てしっかりと手が打たれている事
を知り嬉しく思いました! 東屋は、これも新設のベンチと共こ
の募金で設置されたと、お礼のメッセージが貼ってありました。
5月からは入山協力金のシステムも設けられます。私はいいこと
やと思います。これからも登山を楽しめる山であって欲しいです。
三合目 植物保全活動募金で憩いの東屋が出来ました (変化 そのー4)
東屋の手前にお花の解説板です (右の写真をクリックしてください)
5月3日、毎日新聞朝刊より引用
五合目で最初の5分間休憩の後、このカールを急登していきます
(写真は失敗、急坂感が出ていません。 写真仲間から・・、まずい!)
登山道、列を成して我々登山者は山頂へ 五合目から上の道
(登山者が小さく、点々と見えています)
「植物、山の保護の為、正しい登山道を歩こう」 のロープと注意書き
(変化 その-5)
やがて九合目が見えてきます 同年齢の登山者もおられます
急登も終わる九合目に到着 三合目、長浜・彦根・琵琶湖が眼下に
しかし、その景色は霞んで見えません
九合目を過ぎると緩斜面を5分、山頂の御堂が見えてきます
視界は良好と云えず
山頂からの展望は、もうひとつで、琵琶湖さえ午後の下山時にや
っと視界に入るほどでした。晴れておれば御嶽や乗鞍岳も眺め
ることが出来る山なんですが、今回はOUT。 白山や伊吹山から
は年に数日見えるとの事、穂高連峰、槍ケ岳も靄の中でした。
昨年はしっかりと見えました。
広い山頂部、大勢の登山客
山頂の賑わい、靄で効かない残念な展望などなど、
下に掲げた動画でご覧ください
伊吹山の山頂、山頂からの展望を動画で:ここを
(私、Kennyの撮影、編集です)
日本武尊 看板が新しくなっています (変化 そのー6)
昨年の伊吹山登山日記は:ここを
この日出合ったお花
あとがき
登山口がリニューアルされていました。そして登山道を登るに従
い次々と何か様子が以前と違っているぞと思いながらの登山で
した。 そうか、山そしてお花や自然環境の保護に本格的に動き
出したんだと、歩いているうちに気が付きました。滋賀県自慢の
山、伊吹山を皆で大事にしようと云うこの動きを嬉しく思った次第
です。 この山は今年も何度かお世話になる山です。
野洲市への帰路、山を見上げると、ななんと!すっかり靄は晴れていました
今日もご訪問くださいしてありがとうございました