趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyのメッカ、ツェルマットに挑戦

2012-04-14 16:19:33 | ツェルマット

ツェルマットスキーパラダイス(スイス)を体験
   これがヨーロッパのスキーなんや=
           =その1= 

      (この日記の掲載期間:4月20日ー4月26日)

マッターホルン(4478m)
この山に向かっていくつものゲレンデがありその絶景と共にスキーを
楽しみます。 スイス・ツェルマット(Zermatt)はこのスキー場の町です。

 
        マッターホルン スイス・イタリア国境の山
             (左:東壁  右:北壁)



こんなええ天気になんでガンガン滑らへんの
なんて、広いレストランのテラスで寛ぐオジサンおばさんに聞いたら逆に

なんで? と言われそう。 当然我々は昼食に多少は時間は取るものの
さっさとゲレンデへ戻ります。 当地での滞在は3
月31日から4月7日で
麓の町ツェルマットの気温は日中10度前後です。ゲレンデ中腹のレス
トランなら6,7度位だったか、おばさんの中にはおいおい寒くないのか
いなー、と、そんな姿で日光浴です。

 
         ゲレンデの一つスネガにあるレストラン

スイス、ツェルマットはマッターホルンの玄関口
マッターホルンと共に存在するこの町、このスキー場。今の季節はもう
スキー、一色です。国境の町でもありスキー場が繋がってイタリア側に
も滑走自在。パスポートチェックもなければリフト券も共通。なんといっ
ても標高1600mのツェルマットにある宿近くの
ゴンドラ、登山電車で
3800m(スキー場の一番高いところ)まで30分程で楽々到達してし
まいます。

 
     ゲレンデの一つクラインマッタホルンへのゴンドラ乗り場

スキー場のどのコースからも正面に
写真で見たあの形、そのマッターホルンに向かって滑走します。でもその
周辺の山々もモンテーローザが4634m、他の山々も4000m前後です。
絶景としか言いようがありません。その谷は殆どが氷河です。ゲレンデの
大半がその氷河の上を滑ります。そらなんぼでも雪(氷の粒)はあります。

 
         どのゲレンデもマッターホルンに向かって

平日に、この広いスキー場のどのコースにも
初めてなので比較は出来ませんが、どうして、どこからこれだけ多くの人
が集まってくるの? と思います。 斯くいう我々も24時間かけて滋賀県
から・・・。

 
             ちっちゃいころからスキーに馴染む

スキー場にほとんどボーダーがいない!
決してスキー客限定とはなっていませんし極くたまにボーダーを見かけ
ました。 でもどうやら当地ではボードはマイナーなものらしいです。そう
言えば本当にちっちゃい子が両親とゲレンデで結構滑っています。幼い
ころからスキーのと接点があるわけです。

      
       イタリア側からのゴンドラ降り場、そこが国境です
              (左:イタリア  右:スイス)

氷河が削って出来た谷間の町ツェルマット
殆どない平地に建物がぎっしり、更には山の斜面に張り付くように建っ
ています。環境保護の理由で有史以来ガソリン車は走らず、電気自動
車のみ。元々の交通手段の馬車は今は観光目的でのみ動いています。
この町の方々はスキー客そしてスキーが終ればアルプスのトレッキング
客と共に生活(生計)をしておられます。驚きはそのトレッキングシーズン
の方がこの町では観光客が多いとか。 スキー客よりもですか!!

 
      ツェルマット(Zermatt)駅前、スキー、スキー

やはり決断してよかったかと
スキー仲間から数年に亘り誘われていました。 でもなんでそんなところま
で(遠く)行かんならんの・・・と。しかしその内だんだんとそうやなーと内心
思うようになっていた昨年、決め手は行くなら今の内、70歳を超えたら喜
びは半減するでー、と脅かされてのことでした。まあスキーをやっているの
やから一度は見ておいても良かったのかなーと思う旅でした。

     今日もご覧くださいましてありがとうございました
        (
次週ももう少し書かせて頂きます)

               ************

m                      写真展の情報です

    
    
      吉田 忠さんの個展です
       テーマ
私が歩いた、撮った10年の軌跡
               吉田さん:三上山仲間です。と云ってもこの道の
             大先輩です。山、スキー、カメラは趣味
             として楽しんでおられますが、素人の範
             疇ではありません。今回は主として海外
             の山の特集です。
       会 場: 希望ヶ丘文化公園(東)、青年の城、ギャラリ
       会 期: 5月末まで  9時ー17時 月曜日休館
       
 

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6 コメント

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すばらしい! (茲愉有人)
2012-04-20 10:50:38
いい眺めですねえ。

3800mから1600mまでの間を、滑降していくのですか・・・・
それもマッターホルンを眺めながら、
すごいなあ!

天気がよければ、最高ですねえ。

スイスの天候って、変わりやすいのですか?
それとも晴天の日が結構多いのでしょうか?
返信する
いい天気でした、幸運です (kenny)
2012-04-20 13:46:38
先ず、その標高差を滑り降ります。ただしほとんどの客は宿に帰る時の一本だけです。また大抵の方は200m位からゴンドラで降ります。理由は4月は下の雪質が悪くまたコースが狭いことです。

コースはイタリア側の方がいいと云われています。1800m(標高)のチェルビニアまで広くて長い(約12km)です。私もそう思いました。これは日本では体験出来ません。

実質6日間の滑走で曇った(上はガスも)のは2日だけでこれは幸運だと旅行社が。

その辺は聞き漏らしましたが、ホテルのオーナーと歓談中、トレキングは6月中旬以降が天気も安定してお花も綺麗。残雪で歩けない場所も少ないとの事でした。やはり4000m近くなると突然ガスがかかります。曇りの2日間はそうでした。恐ろしいトラブルもありました。次回の記事で書きます。

実は帰国の日は雨、帰国後ネットでツェルマット天気を見ましたら連日雪と曇りマークでした。
返信する
凄い体験ですね! (tosikazu)
2012-04-21 07:09:13
 凄い!としか言いようのない体験記録です。元気な70歳万歳です。スキー、カメラ、語学、スケッチ・・・と、多趣味な生きざまも見事です。
返信する
Unknown (kenny)
2012-04-21 10:55:47
T兄殿、許してもらえる贅沢かと家人に断っての旅でしたが、なんでも経験かと決断してよかったと思っています。誘ってくれた友に感謝しています。
返信する
☆☆☆ (ポエム)
2012-04-23 16:59:41
驚きの別世界! ただただ羨ましい限りです。
素晴らしい景色を拝見できました。地図でしか知らなかったマッターホルンの雄姿を有難うございます。
積極的に色々な事に行動され、新しい分野での楽しみを自分のものにされるKennyさんに、拍手を一杯送ります。良いお友達がおられて、本当にいいですね。

22日の発表会は如何でしたか? 
先生のブログの写真を拝見しましたが、、、会場へ聴きに行きたかったのですが、体調が悪く残念でした。
ギターも直り、素敵な音色での演奏だったと思います。又感想などお聞かせくださいね。
返信する
気にしています (kenny)
2012-04-23 19:24:59
ポエムさんのブログで・・・、大事じゃなければと気にしております。明日はお顔を見せてくれるんでしょうね。

友達のお蔭です。友達を大切にしています。自分一人では楽しい人生を送ることは出来ないと現役時代から悟ってきました。本当ですね、写真でしか見たことがないマッタホルンの麓でスキーをしている自分に驚いております。

22日、参加して本当に良かったと思います。また新たに友達も出来ました。再会を約しました。趣味を共有するものは話が弾みます。守山の方達とも再会しました。私の事もよく覚えていてくれました。メールで昨日の発表会の写真を送っておきます。

ギター、すっかり復元、いい音が出ました。先生が紹介下さった楽器屋さん、素晴らしいです。修理以外にいい玄に変えてくれました。

Kenny
返信する

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