趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyの伊吹山レポート(秋季)

2012-10-31 10:18:11 | 伊吹山

  伊吹山は登山客で大賑わい
=それも麓から山ボーイさんの多いこと=
     紅葉も今年は結構きれいでした
   
   (この日記の掲載期間:11月2日~11月8日)


            三合目のススキ原から

10月30日 登りは霧の中 下りは快晴
深田久弥が指名した日本百名山に数えれられる滋賀県の最高峰
伊吹山(1377m)、毎年少なくとも春秋の二回は歩いてます。
山は歩く毎に違う発見があると云うけれどまだまだ修行が足らんの
Kennyにはもう一つ分からずそう云えるように半ば意識して歩い
て周囲をきょろきょろと。


             
   7合目付近

この秋はちょっといい登山でした!
実は晴れ男
と自負なんです。その前日 29日は写真仲間と快晴の
湖北へ撮影、ところがその一日前は嵐の一日。今日(30日)は登り
は濃い霧の中、まあ夕方までは持つし晴天の伊吹はよう知ってるん
で霧の伊吹もええやん、紅葉は撮れんがー、それでも気分よう歩い
ると7合目あたりからその霧が晴れたりが覆ったしてその内薄日が!

山頂に到着の頃は霧は勿論真っ青な空が、以降下山まですかっ晴れ、
なんとジンクス健在、野洲に着くと雨が降り出しました。上から四枚の
写真はそんな訳で下山時の青空の下で撮った風景です。


ブログに載るけどよい? ええ、いいいですよと山ボーイさん (8合目過ぎで)

山はまるでファションショー、ヤング達で賑やか
山ガールはもう当たり前、でも我がみさんは決してそんな衣装は・・。
(いや、あのー、いいんですよ、年齢に関係のないファションなんですから・・・) 今回
お会いした山ガールは本当にガール様です、もう寒い時期だからかな。
その効果でしょうなイケメン男性が増えて、結局ヤング登山者が急増
で山は年中花盛りです。中高年もちょっと場所を譲ってやる気分にな
ります、大歓迎ですー。元々は若者が多かったんでしょう、登山って。
戻ってきた若者登山者ということかな。 私のイメージは汗臭い山男世
界なんですが。

          九合目 この山 最後の急坂を登る登山者

でもー、「山はひとつ間違えば」 と言います。特に1000mを超す山
は日頃の鍛錬、体が冷えない装備などなど、今回は見ていてちょっと
心配なグループもおられました。三上山仲間のSさんが「日頃鍛えて
いる熟年にはかなわないのかもしれませんね」 とメールをくれました。
全く同感です。回を重ねる毎に山での心得が、しんどさの軽減、登山
を楽しんでいるいう実感を覚えます。


         登りの五合目 霧でなーんも見えません


         下りの五合目 下山時にはこの通り
まったー、カメラをもっと下向きに構えるべきやった、山がなだらかに写ってまいました。
実際はここからが本当の登り、9合目までは時には両手のお世話にもなる坂道です。


では登山開始



ここ上野登山口を8時15分に歩き始めました。野洲から車で(下道)
で1時間半で着きます。ここから1合目までは薄暗い山道、熊出没注意
の看板が不気味ですが、本当にこの時期この30分間は油断禁物、鈴
を鳴らして歩きます。この日はヤングに混じっての登山開始です。

    
  途中 昭和43年 スキー大会のジャンプ台に利用の山、    解説板
                      
(小サイズはクリックで拡大、以下同じです)

 



   
  二合目の元スキーゲレンデ              四合目のリフト跡  

 
五合目からはジグザグに急斜面を      そこを走って登る競技者
 山を走るか?


 九合目から見下ろしたカールのようなU字の谷とその突き出た先端

 
そして九合目に到着です。ここ(九合目)に立った時 いつも思うこと
があります。登って来たところはカール
状です。そして眼下の町並み
の手前にどーんと土が積もって出来たようなところが三合目です。そ
の草生した中に今もホテルがそのまま放置 またリフトも土台がその
ままです。困りますなーここはお山なんですが・・・・。

もう一つはこの地形です。その三合目の突き出た場所とこのカール
の部分です。カールは地滑りの跡で三合目はその岩石が堆積して出
たのではないのかと。 これが一番です。または真面に見て伊吹山は
石灰岩の山であり カールはその石灰層(水に溶けやすい)の浸食で出来
た地形(渓谷への過程)なのか、はたまた
氷河なんぞが削ったん
でしょ
うか?  兎も角面白い地形です。


 九合目から5分ほどの尾根歩きで山頂の御堂、山小屋が見えてきます

  
          
    五合目を歩く不肖私       御堂:伊吹山寺      私が常宿の山小屋
                
                    (日本武尊像下の小屋です)

御堂(伊吹山寺)は避難小屋として開放されています。ただし内部
はお線香の香りがきついですよ。

この両側はシーズンにはお花畑ですが今はもうお花はありません。
ここにはドライブウェイの駐車場からでも歩いて40分で来れます。

山頂到着(三上山仲間の皆様へ)
途中何度も写真を撮りながらですが 8時15分に出発して山頂には
10時55分でした。三上山での登山で結構足腰が鍛えられているん
ですね、所要時間としては以前では考えられないタイムです。でもゆ
っくりと小幅で しかし休憩は五合目で5分だけ取って足を冷やさなな
いようにして歩きました。風が強くてかなり寒かったですが登山中は
それでも結構汗をかきました。 

山頂から、そして途中のお花



山小屋の主人のお話では御嶽山が真っ白だと。その日残念ながら遠
望は利きません。いつも見えている乗鞍、白山も今回は靄の中でした。
一合目からも三上山が薄らと見えていました。

以下は三上山と今回なんとか見つけたお花です

  
  三上山が薄く

  

  

 

    今日もご覧くださいましてありがとうございました

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Kennyの写真館:写真仲間の写... | トップ | Kennyの郷土史:滋賀から情報... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
秋の伊吹もよさそうですね (茲愉有人)
2012-11-02 11:34:08
残念ながら、まだ秋の伊吹山には登ったことがありません。

まだ、紅葉には少し早いのでしょうか。

そんなに山ガールや、それに山ボーイが増えてきていますか。
彼らのファッションを見るのも楽しいかもしれませんね。

標識や説明板が、だいぶ整備されているようです。
以前、夏山に登った記憶では、そんなのあったかなあ・・・

山の花々、可愛くていいですね。

最近は、いくつかの探訪で遠くから伊吹山を眺めているばかりです。
返信する
紅葉は昨年よりも綺麗でした (kenny)
2012-11-02 17:16:16
茲愉有人さん、コメントありがとうございます。 今年も定点観測をしましたが(紅葉を毎年比較のため)、今回はスペースの関係で省略しました。紅葉は昨年よりも進んでいました。毎年4回はトレ山で歩いていますが、今年は高峰じたいが雨飾山だけと散々でしてトレ山が不要でした(本当に残念です)。でも近くにいい山があってよかったです。 山ボーイなんていうのか分かりませんが本当に若者が増えましたね。
返信する
伊吹山の誘惑 (八幡遊人)
2012-11-03 17:46:09
Kennyさん、こんばんは。
伊吹山通信、楽しく拝見いたしました。
秋の伊吹山、いいですね。
私は滋賀県に住んで35年あまり、伊吹山には一度しか登ったことがありません。独身時代、会社の寮の仲間と夜間登山をしました。あまりの昔のことで風景の記憶がなく、Kennyさんの写真が新鮮に見えました。伊吹山頂も天山同様360度の眺望でしょうか。
また是非とも登ってみたいと思いました。
Kennyさんのブログで登ったつもりになり楽してばかりです。
閑話休題
昨日、会社の人に休憩時間中Kennyさんのブログを紹介しました。登山もされている方なので山の写真や先日の写真展の雪に埋もれた小屋の写真など気に入られていました。ご自宅のパソコンでゆっくり見たいといわれましたのでURLをお教えしました。
また楽しい写真を期待しています。
返信する
わー、恥ずかしいなーでも嬉しいです (kenny)
2012-11-04 06:28:05
八幡遊人さん、おはようございます。 いつも嬉しいコメントありがとうございます。 伊吹山、本当に素晴らしい山です。三上山で足腰を鍛えて往復6時間の本格登山を近くで、そして手軽に行けるこの山で楽しめる。私達滋賀県人は本当に恵まれています。

はい、360度の展望です。ただこの山の山頂は広いので全方向を見るのにちょっとだけ広場の移動が必要です。三上山、比良山系、鈴鹿山系、湖北の山々、そして空気が「超」澄んでいれば槍ヶ岳、穂高連峰も。白山、御嶽、乗鞍は晴天であれば常に見えます。ご来光も最高です。

お花が有名ですね。歩くのはどうも、でもお花だけでもの場合は車で8合目駐車場まで行って1時間弱の山頂までのお花畑がいいですね。

ご友人に私のブログを紹介くださったんですね、ありがとうございます。でもご友人も山、写真を! 大丈夫かな? 恥ずかしい作品ですが・・・。どうかよろしくお伝えください。

ありがとうございました。
返信する
近くにいながら・・・ (ポエム)
2012-11-04 19:46:25
車では伊吹山の近くを通りますが、最近は足で登った事がありません。杖を使って登った西国霊場の山登り、元気な内に行って良かったです。多分今なら麓で主人が戻ってくるまで待機だと思います。
昔、スキーには何度か行きましたが、懐かしい思い出になりました。
綺麗な写真ですね。ブログの説明から地形の事など、知りました。紅葉の美しい季節、沢山写真に収めてUPして下さいね。

句会の仕事、一つ終え、ほっとしています。ちょっと息抜きして今日は地域の文化祭を見に行って、写真や活け花、絵画、習字など、、、鑑賞してきました。
又次の仕事が待っているので、その合間に締め切りに間に合うように各所への投句の準備に掛かります。句を創るのも楽しくもあり苦しくもあります
返信する
スキーに!! (kenny)
2012-11-05 07:35:58
学生時代に地元の小・中学校の友が集まり伊吹山に登りました。写真が手元にあります。そのうちの一人Yちゃん(と私は同級会で会った時にも彼女の事を呼びます)が亡くなられたと一昨日の旦那様からの喪中はがきで知りました。残っている写真は1合目の山小屋の前です。これまでも登山の時にはいつもこの辺やたんやなー、と。 その写真が残っているからです。明るくて活発、中学時代は生徒会で正・副で役を務めました。 寂しい思いをしています。年内にもう一回追悼登山をと思っています。

さて、実は伊吹山でスキーをしたことがないのです。 スキーを再開(退職後)しても伊吹山は雪不足でそのうちにと思っている間に閉鎖されてしました。なんでもやりたいと思うことはさっさとやっておかないとと思う次第です。

活発にご活躍ですね、すごいです。 私も作品に追われていまして苦を伴うこともあります

ポエムさん、いつもコメントありがとうございます。
返信する

伊吹山」カテゴリの最新記事