岩戸山・小脇山
そこには 十三仏
滋賀県近江八幡市安土町にある石仏群
Kennyの滋賀から情報発信
(この日記の掲載期間:7月15日~7月21日)
この岩戸山と十三仏を知ったのは
地元野洲市にある相場旗振山(はたふりやま)をもう少し深く知り
たくて、関係するこの岩戸山に登ったのがご縁です。 相場旗
振山は、江戸から大正時代初まで米相場を知らす旗を使った
通信手段の中継点の山のことで私の町にもあります。
県道208号線から山の方向の道路に入ったところから 十三仏は岩戸山のすぐ下
今日歩いた山頂部三箇所です
この小脇山山頂からは箕作山や太郎坊山に至る縦走ルートへ
と続きます。
では登山開始です: 9:00am
登山口・駐車場のお休み処
石段の登山道、周辺は石仏群
登山口を入ってすぐ、分岐を左に取ります 石仏、石段が見えてきます
十三仏のある山頂部まで880段 結構急坂の石段です
日記を書きたくなった
なんと夥しい数の石仏、山頂までは約800段ほど石段があ
り、それも急坂で、山全体が巨岩の塊りで出来ていると思
いたくなる。ちょっと不気味だが、一方神聖な場所にいるこ
とをより一層意識します。こんな山が滋賀県にあると知り日
記を書きたくなった次第です。
十三仏到着 9:30
数々の石仏の他に、この岩戸山山頂部には巨大な岩の十三
仏の磨崖仏があるという
岩戸山山頂に近づくと巨岩が
磨崖仏はどこに?
ここに 飛鳥時代(約1,300年前)聖徳太子が巨岩に不
動明王や釈迦如来など緒菩薩十三体を自らの爪で刻んだと
云われる磨崖仏が見られると云うのであるが・・・。
しかし
狭い山頂を探すこと30分、見つけることは出来ませんでした。
この大きな岩かな? と磨崖仏を探すも・・・
確かに登山口の案内板には書かれている。 おかしいな・・・、
と帰宅後ネット検索。沢山のブロガーさんが同様のコメントです。
当局に尋ねるほどのこともなく納得しました。そこにあるお堂の
中にあるのか、または他の山にあるのでしょうか。
あるブロガーさんのコメント:
十三仏が見つからない。地元の男性のお話によれば、十三仏が見られるのは
1年に一回春に行われる千日会のときだと聞いた、と話してくれました。しか
し彼もまだ出会っていないと。 この話を聞いてちょっとすっきりしました。
岩戸山 325m
十三仏から5、6分です。 ここが先述の相場振山です。
三上山(左)、田中山、相場振山(野洲市)が望めます
この写真の上の写真は岩戸山山頂の岩の矢印の方向を撮った一枚です
ここで旗を振っていたのですね
ビデオ映像:岩戸山 山頂からの展望
この上をクリックして下さい
小脇山 (おわきやま) 373m
岩戸山から15分ほどです。
岩戸山を発つとすぐに熊笹の登山道に出ます。クマザサ、露を含みいいですね。
小脇山山頂です 木立の間から鈴鹿の山々が望めます
現地案内板
ここからさらに縦走すれば、1時間くらいかな?まずは箕作山(みつ
くりやま)に辿れます。そして太郎坊山に出られますが、今日は車を
岩戸山登山口に止めていますので、時間は十分ありましたがここま
でとしました。 両山は一昨年既に歩いていますので。
岩戸山登山口のアクセス: ちょっと分かりにくい
私は散歩中のご婦人に尋ねました。 「十三仏」と言った方が
地元の方には通じます。
公益社団法人びわこビジターズビューロー のHPから拝借
赤い文字は私の追記です
この地図でいいのですが、県道208号線から山の方の方に
入ってからはどこで登山口の方にさらに曲がればいいのか
が・・・。 神社の杜のところの田んぼ道に入り突き当たりです。
登山口に猪が山の外に出るのを防ぐ鉄柵の扉がありますが、
それを開いて入ります。 そこが駐車場と登山口です。
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今日の三上山から(7月20日、2016)
梅雨が明けました
なんと空の色が違いますね、陽光の強さも感じます。今日
も真夏日の予報。
下界が開ける私の撮影ポイント、三上山表登山道から
今日もご覧くださいましてありがとうございました