ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

エウレカ47話

2006-03-20 00:48:44 | アニメ
最終章へ向けての『静』とも云える話。
こういった話をじれったく感じる人もいるんだろうけど、来週からの、結末へ向けての『動』にはやはり必要。
(かつて『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』で全6話の5話がガンダムも出てこない、多分メカ好きなだけの人にしてみるとつまらない話だったかもしれないけど、ある意味あの話が無いと、最後の戦いの意味が無い、つーか、思い出して泣けて来た、、、)

スカブコーラルが地球にやって来た時、ぶつかったロケット(か、その搭載物)に『EUREKA』の文字が、、、

今回の全般を占める図書室の色調がいいですね。
(また、本を持って走るエウレカがめちゃくちゃかわいいんだ、これ)

ダイアンの瞳にハイライトが無いのはやはりスカブコーラルと融合したことにより、自我も無くなっていると云う事でしょうか。

『人間がいなくなって、初めて自分以外の存在の大切さに気付かされた、、、』
ダイアンが語る、スカブコーラルの話はなんだかそのまま人間と人間の話に置き換えてもいい話、、、
『そんなに寂しかったの、、、』そんなことにも人は気付かない、、、
エウレカセブンの(勝手解釈な)メインテーマともいえるいい話。
朝の半分寝ぼけた頭だとついつい流してしまってたんですが、2度目にはここで既に涙、、、

『だからって諦めるのかよ!』叫ぶレントンの声にダイアンの瞳にもようやくハイライト。
『大好きな人たちに生まれ故郷を見せてやりたい。』
わりと一カ所にずっと住んで育ったんですが、レントンのように自分の生まれ故郷を語ったり出来ない自分がちょっとわびしく感じちゃいましたよ。
ダイアンの憂いに満ちた表情が良かったです。スカブコーラルとしての意識とダイアンとしての意識が交錯しているような。

そして、レントンとエウレカの声がだぶるシーン、、、
あぁ、つぼっす。泣ける、、、
あと、アドロックに気付いたレントンが静かにアドロックのてを握るところ、、、
やばいなぁ、、、親父はヤバいよ、、、ほんと、エウレカには泣かされっ放しだよ、、、(財布もね)

『帰ろう!僕たちのいるべき場所へ!』
やっぱり、最後はアネモネとの直接対決か、、、
今回もアネモネが、、、くそ!歯がゆいくらいたまらん演出だよ、全く。
こうなるとドミニクがどうやってアネモネを救ってくれるのか、これにつきますね、今後は。
(イズモに乗ってたら、絡めないしなぁ、、、)

地球の海岸に転がってる琥珀ですけど、あれは一万年前にスカブコーラルに飲み込まれた人たちの成れの果て、なんだろうか。
そうすると、第3クールあたりにあったサーフィンをする一万年前のレントンとエウレカ似の二人の成れの果て、だとか。
んー、ここらへんとか、ニルヴァーシュ(というかアーキタイプ)がなんなのかって事は語られないまま終わるのかな?

次回のタイトル『バレエ・メカニック』は坂本龍一の『BALLET MECANIQUE』からですね。
これ、実は坂本龍一の曲で一番好きなんです、オレ!
中谷美紀がドラマ『ケイゾク』でカバーした『クロニック・ラブ』の原曲と云うとわかる人もいるかな?
『ボクニハ ハジメト オワリガ アルンダ
 コウシテ ナガイアイダ ソラヲミテイル
 オンガク、イツマデモ ツヅク オンガク
 オドッテ イル ボクヲ キミハ ミテイル』
上は楽曲の一部の片言ニホンゴの歌詞。
英語歌詞部分もじっくり今眺めてたら、アネモネとドミニクにぴったりな歌詞かも、、、
『僕の窓から見える景色は、いつも曇った灰色の空だけ。
 そしてキミの鏡には僕はどう映るんだろう
 僕の瞳を見つめて

 なぜなのかな、いつでも僕の顔を見るとキミは笑っている
 でもキミは僕が必要とする全て
 キミが僕の人生を完璧なものにする』
(自動翻訳からの意訳だから、かなり変かもしれないけど)
コメント
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