ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

残酷な神が支配する

2006-10-05 00:29:38 | マンガ
萩尾望都先生の1992~2001年の作品。
文庫版10冊ごそっと借りて一気に読みました。。。
つ、疲れた。すごい、すごいよな、萩尾望都大先生はやっぱり。
たぶん、同性愛描写が苦手な人は冒頭でいきなり読み勧められなくなるでしょう。
私のバイブル『トーマの心臓』や有名な『ポーの一族』あたりのソフトな描写じゃなく、ひたすらハードなXXX、、、
でも、そこんとこが売りだなんて単純な話ではなく、非常に深い話でした。
冒頭でも言ってたけど、途中すごく辛くなるのよ、読むのが。
あー、また苦しんでる、あー、また落ちちゃってる、ってね。
でも、その辛さを通り越して最期を迎えた時には、溜息でちゃいました。

小学校低学年時に母の働く寿司屋でチョロ見した『はみだしっ子』をきっかけに、少女漫画が読める体質が芽生え始め、中学入学時に先輩から借りた『トーマの心臓』(当時、『ユーリはいいなぁ』と危ない感情を抱いてしまった。)『百億の昼と千億の夜』(いまだに阿修羅王は大好きです。)で衝撃を受けてしまった者(『ポー』はその後なので私の中では『トーマ』の方が上なのです。)からすると、『セカンド・ハギオ・インパクト』、もしくは『セカンド ハギオ オブ ラブ』(なんじゃ、そりゃ)
なにを今さらと萩尾ファンからは云われそうですが、ここ10数年ほど萩尾離れしてたので許してください。
いま、帰ってきました。

とりあえず、ぼろぼろになった『百億』など古いやつを買い直したい。
あとは『11人いる!』とか読んだけど手元にいま無いモノも手に入れたいなぁ。
文庫版しか無いのが非常に残念ですが、、、(『トーマ』と『ポー』は豪華版を持っているのだ、えへん)

今年の秋は萩尾望都で更けていく秋なのね。
(あー、秋と云えば『秋の旅』アレも名作だよなぁ、、、って話がまとまらんよ、、、)
コメント
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