ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

時をかける少女

2006-10-15 23:29:28 | アニメ
今夏のアニメ映画、『ブレイブストーリー』『ゲド戦記』と並んで気になりつつ、気付いたら終わってしまっていた、『時を描ける少女』観て参りました!

やー、どうも口コミで評判が良かったからなのか、9月に入ってTV CMを再度やり始めたので調べてみたら、千葉では一件のみ、しかも2週間だけやってる事が発覚。
昨晩のうちにネット予約にて朝一のを予約して、いそいそと行ってきましたよ、シネリーブル千葉ニュータウン。。。。
いや、千葉唯一の上映館なのに、すんごいとこにあるね、、、ぜひGoogleMapか、GoogleEarthで見てみよう!『千葉県印西市草深1921』で表示される、超巨大な”お楽しみ満載ホンダ”の左横の三角の空き地になってるとこがシネリーブルだ!
(いやぁ、道中のまわりのすすきの原がすんごい綺麗でしたよ、この季節、、、、)
で、1時間も前に出たのに、途中妙に混んでた&道に迷ってしまい、到着は5分前。しかも隣の巨大施設の駐車場に止めたら、嫌がらせのように繋がってなくて、仕方なく、住宅展示場(GoogleMap中、シネリーブルの下)から消防署(同、かまぼこ状の建物)の金網を飛び越え(※えー、『通り抜けで来ません』とか看板があった気もしますよ、確か)走りました。
『陰謀だ、世の中は陰謀に満ちている!』とこういう時は思うもんです。
実は巨大施設の一番右上から道路に出れば、行けたんですけどね、、、

さて、本編ははっきりいって、大好きです!
『ブレイブストーリー』とどっち?と云われると、ブレイブに関しては密度的な問題もあったんですが、時かけは無理も無く、演出も良かったので、『時をかける少女』に軍配上がっちゃいます。
え?『ゲド戦記』とは?ふふ、いぢわるだなぁ。

前にも言ったけど、細田守監督は『デジモンアドベンチャー』(TVシリーズ開始前の劇場版)『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』(TVシリーズ終了後の劇場版)を手がけておられます。
で、時かけでも随所に上記2作品に通じる物があります。影無しの作画、タイムリープ時の異次元空間の描写(タイムリープ中のキャラ実線が赤くなるとこなんかまで同じ)などがそれで、いい意味で『らしさ』ってのが出てて好感です。
キャスティングも素人を大量に起用しているわりには実に自然で違和感無かったです。

影無し、べた塗りのキャラ作画ですが、作画が非常にしっかりしていて、主役の真琴がほんと生き生きしてて、ストーリーのテンポの良さに貢献している感じです。

前作『時をかける少女』(本作の魔女おばさん、芳山和子が主役の、というか原田知世主演の映画、じゃ、最近の若い人にはわからんかぁ。あ、TBSがモー娘。でやってたりしたのね、知らんかった。)を知らなくても話はわかるけど、知ってる人間は思わず、にんまりしちゃうとこなんかが良かった。

あと、細田監督が『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』の『どれみと魔女をやめた魔女』という個人的にはおジャ魔女シリーズ中の名作5本に入るであろう話を演出していた、と云うのをパンフで知って、『あ!なるほど!』と思った次第。
あの時の”魔女をやめた魔女”には奇しくも芳山和子役だった原田知世。なので、今作で芳山和子が出ると知った時にはそういった声優経験からも、原田知世か?と思った次第。でも原沙知絵さんもしっとりした落ち着いた声でよかったです。

あ、そうそうアシタカ役で有名な、松田洋治さんをあんな脇役に起用するあたり、大胆です。(いや、ある意味重要な脇役だからこそ、松田洋治さんなのかもしれないけど)

とにかく、(どうも思い入れありすぎちゃってるから余計にだけど)いい作品です。
本家HPからお近くの上映館を探して観に行こう!
というか、もうちょっと人が集まりやすいとこでやってくれ!もったいない。。。
コメント
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