ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

フィットハイブリッドに乗って来た、、、

2010-11-13 20:17:15 | クルマ
シビハイちゃんの12ヶ月点検のためディーラーへ赴き、点検中にフィットハイブリッドの試乗をさせてもらいました。

【エクステリアはあまり好きじゃない】
1代目フィットのデザインが出来過ぎだったのもあり、もともと2代目はあまり好きなデザインじゃありません。
今回のマイナーチェンジでは前後バンパー、ヘッドライト形状、テールライト内のライト配置あたりが変わっています。
マイナー前のデザインで嫌いだった顔先端をつまんで引っ張ったみたい(ライト形状、グリル形状のせいでなんだかそう見えるんです、オレには)な印象は薄まった感じです。
ヘッドライトは目頭がグリル部分で内側に入り込むデザインですが、パッと見はその変更点が目立たなくて勿体ない感じ。
フロントバンパー形状も逆台形の段差がつけられて、インサイトなど最近のホンダデザインを踏襲したイメージなんですが、その逆台形部分をCR-Zみたいに開口しちゃうくらいの豹変ぶりが欲しかった気もします。まぁ、あくまでもマイナーチェンジなのでしょうがないですが。

【インテリアは当たり前だけどフィット】
シートに座り込むと、やはりシビハイと比べて着座位置が高めです。
内装の造りはフィットと当然変わらず。相変わらずドアのファブリックとか薄めでちょっと萎えちゃいます。個人的にはこの手のクルマでも内装にもこだわりたい向きに+20万円とかでしっかりした触り心地のいい内装のモデルがあってもいいのに、と昔から思ってます。まぁ、そういう方はGWのポロとかに流れちゃってるんでしょうね。(ポロはデザインにちょっと遊びが足りないけど、いいクルマだなぁと思います。)

【エコドライブ装備は微妙?】
メータは三連。中央に速度計、左が回転計、右は燃料計とハイブリッド特有のアシスト・チャージ計となっています。
中央の速度計がやはりハイブリッド特有のアンビエントメータになっています。シビハイにはないのでこれだけは羨ましい。速度計の真ん中部分には液晶があり、そこに前回給油後からの累計燃費とか、エコドライブバーなるものがハンドル部文についている『i』ボタンで切り替え表示されます。
エコドライブバーは左右に振れるバーの動きが小さいとエコドライブらしい。でも小さくて運転中にあまり注視出来るもんじゃないですね。
アシスト・チャージ計はインサイト同様に針での表示の上、小さいため非常に見づらいです。
試乗車にはホンダ純正のInterNavi対応ナビが乗っていたので、そちらでも同様の表示は見れたりしますが、アシスト・チャージ計は無い模様。同乗者にハイブリッドをアピールする際にはアシスト・チャージ計を見てもらうのが一番なんですが、フィットハイブリッドではドライバー以外が見るのは無理かも。(シビハイも助手席に人がかなり運転席に頭を寄せないと見えないですが)
アンビエントメータは青→青緑→緑とインサイトと変わらない表示です。前にも書きましたがもうちょっと判りやすい色合いがいいです。また、インサイトに試乗した際はうろ覚えですが青緑の時間が大半で緑がほとんど出せなかったんですが、フィットハイブリッドの場合はほとんど緑でした。走り出しは青で、そのご一瞬青緑、すぐに緑になります。オレの運転がすでにハイブリッド用に最適化されちゃってるせいもあるのでしょうが、もうちょっと緑の領域をシビアにしないと、アンビエントメータの意味があまり無い気もします。
InterNaviの葉っぱ表示もしかり。InterNaviでは運転ごとの燃費が見れるのですが、今回試乗した際は30分ほどで23.0km/リットルといういい感じの燃費を叩き出せました。(カタログ値30km/リットルだから75%くらい)シビハイでは給油ごとリセットの累計燃費しか出ないので単純に比較は出来ませんが、同じ道を走っても16km/リットルといったところな気がします。(カタログ値28.5km/リットルで56%、、)葉っぱも5枚表示でしたが、前回どなたかが試乗されたらしい履歴は8km/リットルくらいと燃費は決してよくないにも関わらず葉っぱ4.5枚。
んー、エコドライブ判定が甘過ぎの気がします。

【脚周りは良くなった?】
通常のフィットに関してはシビハイ購入検討時の試乗で脚周りが気に入らなかった事もあったんですが、今回のマイナーチェンジで脚周りもちょっと固めになった模様。
以前のふにゃふにゃ感は無くなり、個人的には全然OKな感じです。
ハンドルはあいかわらず軽すぎてちょっと好きになれませんが。

【やっぱり軽いっていい】
走り始めはインサイト同様にシビハイ以上のクリープで至ってスムーズです。
それ以上に感心したのは、車体の軽さによる軽快さです。
シビハイの1,270kgに対して、フィットハイブリッド1,130kg。その差140kgですが、チューンングや形式は違えど同じ1.3リットルエンジンとモータで転がすにはやはりシビハイは重すぎるようです。シビハイ運転時にちょっとした坂道での発進時などに感じる重たさはフィットハイブリッドでは皆無と言っていいほどでした。シビハイでは発進時にチャージは十分なのにパワーアシストが効かず、エンジンのみで走り出す事がたまにあるんですが(ちょっとした坂道だったりすると多い気がする)、その際は純粋に1.3トンのボディを1.3リットルのエンジンで動かす訳でやはり無理があるわけです。
ハイブリッドのチューニングの熟練度が上がったのもあるのでしょうが、やっぱりボディ軽いクルマにIMA式のハイブリッドって合っていると言う事でしょうか。


総じて実にいい出来だと思いました。
通常モデルとの差はやはり+30万円ほどあるようなので、それをペイ出来るほどガンガンに乗る人でないとハイブリッドで徳をする事は無いのは、シビハイも同じか。
現状でのホンダハイブリッドとしては多分一番バランスがいいクルマであるのは確かだと思います。
コメント
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