ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

コバネアオイトトンボ 2020<10月>

2020-10-18 | ・コバネアオイトトンボ

<10.14>

撮れるうちに

撮れるうちに東海地方のコバネアオイトトンボ、少し時期を早めて行きました。今度こそ交尾を撮影したいもの。
正午前から約4時間半の滞在で、画像は時系列です。曇がちながら13時半頃から晴れて気温は25℃まで上昇。

到着時、池で2♂、隣接する草地で1♀を目撃。正午を過ぎても♂の数は増えず、明らかに少ない状況です。

♂ 静止




♀ 静止




12時半頃、最初の連結態が枯れたガマで産卵を始めました。飛ぶ度に下方に移動して40分程すると行方不明。

連結産卵






しばらく連結態は現われず、14時直前に2対が同時に飛来しました。約10分間、同じガマに並んで産卵です。





気に入った場所では、3分以上動かずに産卵します。移動しても池の一角から離れることはありません。











水面際まで下がると見失いますが、新たに連結態が飛来した気配はなく、ここまでの産卵は3対ということです。
15時25分頃、♂と♀が捻れて産卵する連結態です。



2♂が待機していて、1♂が2対のうち先に産卵を終えた♀に交尾を仕掛けて拒否されるシーンを目撃しました。
♂は虎視眈々と♀を狙っている様子で、今日こそ交尾を撮るチャンス到来のムードです。

♂ 静止 腹部を屈伸




15時47分頃、池端で遂に交尾態を発見。待機の♂が単独で飛来した♀か連結を解いた♀を捕えたようです。
すでに連結産卵は終わっていたので後者の可能性が大。交尾態は何度か移動しますが、同一個体です。

交尾態









2020.10.14 静岡県

コメント
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