<6.28>
ダブル産卵の顛末
梅雨時の予報は当てになりませんが、晴れ間がありそう。前回交尾態を撮っていないウチワヤンマに行きました。
午前中から交尾飛翔を見たものの、狙った場所には飛来しません。そのうち日が陰り、風が強くなって不活性に。
1時間以上待ち、14時頃に日射しが戻ると湧いて出るように交尾態が飛び回りました。気温は29℃で推移。
風の影響なのか産卵場所が1ヵ所に集中し、1時間程に4♀が同じ所で産卵するという珍しい展開になりました。
15時過ぎ、単独で飛来の♀が産卵を始めると交尾態が2対飛来、交尾を解いた♀が接近して産卵する顛末です。
交尾態と産卵中の♀
交尾態が着地
約8秒後、次の交尾態が飛来してホバリングを始めるも交尾を解かず飛び去る
着地した交尾態は次の交尾態の飛来に驚いて飛び上がり再び着地 約5秒後に交尾を解く 産卵中の♀は無反応
交尾を解いた♀が先の♀に接近して産卵を開始 争うことはなく先の♀は数秒後に産卵終了
後から産卵した♀
同じ場所で25分程前に産卵した♀ ウチワ部分を上から撮る機会は少ない
35分程前に産卵した♀ いずれも縄張りの♂が不在の時間帯
♂ 飛翔 上の♀警護
♂ 静止 縄張りに侵入する♂を警戒する
侵入♂が縄張り♂に止まる 次の瞬間双方が飛ぶ
2021.6.28 東京都
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