<7.5>
2対の連結態
3年ぶりにオオモノサシトンボの生息地に行きました。到着時は曇天、雨が降り出すまでの1時間程の観察です。
連結産卵を探していると交尾態を目撃。その後、同じ地点に集結した2対の連結態の行動の顛末です。気温26℃。
まずは交尾態から。失敗を繰り返しながら交尾成立。違う角度で撮ろうと接近した途端、草の裏側に飛びました。
交尾態
約40分後、同じ場所に戻ると連結態が静止していました。先程の交尾態のようですが、産卵には至りません。
連結態 ♂が催促しても♀が動かず連結産卵に移行しない
数分後、別の連結態が飛来。すぐ下に止まって交尾を試みましたが、♀が嫌ったようで♂は10秒程で断念しました。
♀は♂の副生殖器を外している状態 交尾に至らずこの後、連結を解除した
連結を解いて♂、♀ともその場で静止 上の連結態はそのままで、個体数が少ないなか珍しく画面に4頭
上のペアが突然連結を解いて♀が産卵するようば動作をする ここで産卵するはずはなく不可解な行動
この後、♂、♀とも飛立ち、♂は争い♀は戻ってしばらく静止。以上、2対が集結してから約3分間の出来事です。
♂が近くを飛んでいるので2♀とも交尾拒否の姿勢 上は多分交尾後の♀でいずれ単独産卵するのか
近辺で撮影した個体です。天候のせいか思ったより少ない状況でした。
縄張りの♂
草叢の若い♂
♀ 未成熟
2023.7.5 群馬県
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