<5.12>
水没した♀
3日間、気温が上がらず、4月上旬に逆戻りした昨日からは3℃上がる予報。クロスジギンヤンマの撮影です。
2♂が執拗に探雌して♀は殆ど姿を見せず、産卵しても♂を警戒して相当敏感でした。曇がちで気温21℃。
♂に絡まれていないのに、産卵していた♀が突然水没しました。以下、飛立つまで約1時間15分の顛末です。
直前の動きから、産卵して飛び去る前に打水したところ、アオミドロに引っかかったものと想定されます。
水没した♀ 複眼を見ると若い個体
翅をばたつかせながら3分程かけて前進 30㎝近く先の植物に辿り着く
そのまま無事這い上がる 動かないので♂は近くを飛んでもなかなか気が付かない
約50分後、遂に♂に見つかり連結されたが、茎にしがみついて抵抗 この状態で数十秒経過して♂は飛び去る
♂が去って約10分後、葉まで上がってくる
そのまま腹部の屈伸運動を始める
2分程でさらに上に進み、翅を震わせ始めて5分以上が経過
飛べないのか心配していると、葉の先端まで移動して直後に飛ぶ 水没してから約1時間15分
3♀の産卵を目撃しましたが、いずれも分かり難い場所で、♂に見つかることはありませんでした。
♀ 産卵
産卵移動
2021.5.12 東京都
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