マユタテアカネ ２０１４＜９月＞

＜９．１８＞

本命現われず

埼玉のルリボシヤンマの撮影に行きましたが、全く姿を見せず空振り。最高気温２５℃の秋晴れで湿度は低め。
やたらオニヤンマが飛び回る影響か、こうしたことがままあります。待ち続けた池のマユタテアカネです。

♂　飛翔


産卵に来た♀を連結しましたが、すんなり交尾とはいきません。♀はノシメ斑のあるタイプです。

連結態




交尾拒否かと見ているうち、無事交尾態になりました。

交尾態




数分後、連結産卵を開始。忙しなく動く産卵をゆっくり撮る機会は少なく、狭い池は好都合です。

連結産卵






連結を解いた直後


しばらく単独産卵

２０１４．９．１８　埼玉県 

マダラヤンマ ２０１４＜9月②＞

＜９．１５＞

恒例の信州・静止編

気温が高い日はガマの繁みから出て休止する♂がよく見られますが、低気温なのでなかなか外に出てきません。
静止を撮る機会が少なく、すぐ飛ばれてばかりでしたが、光線の具合が程よく綺麗なまだら模様が撮れました。

♂　静止

















２０１４．９．１５　長野県

マダラヤンマ ２０１４＜9月①＞

＜９．１５＞

恒例の信州・飛翔編

恒例の信州のマダラヤンマです。薄曇り、最高気温２３℃の涼しい日、ほぼ一日中ホバリングが見られました。
これ程までホバリングを満喫できたのは初めてのことです。残念ながら交尾、産卵の目撃はありませんでした。
今年は気温の下がる時期が早く少し早目に出かけ、稲刈り前の黄金に色付いた稲穂を背景にしての飛翔から。

♂　飛翔










去年よりガマが高く伸び、ガマの繁みでの探雌を撮るのは困難です。外に出てホバリングする個体を待ちました。


















２０１４．９．１５　長野県

オオルリボシヤンマ ２０１４＜9月②＞

＜９．１２＞ 

想定外

ルリボシヤンマの撮影を目的に出かけた富士山麓の湿原、目立っていたのは想定外のオオルリボシヤンマでした。
まずは２、３頭いたオオルリボシから撮影。一番大きな池塘を旋回していた♂が珍しくホバリングを始めました。

♂　飛翔








♂　静止　捕食して一瞬止まるが、草被り

２０１４．９．１２　静岡県


＜９．１４＞

 東京の様子

昨年見つけた西多摩の池のオオルリボシヤンマの様子です。
１０時頃の到着時、上空を♂が飛んで捕食、♀は見られません。昨年多数の産卵を見ていたので拍子抜けでした。
産卵は１３時半を過ぎてから始まり、目撃は３♀。♂も♀も翅が傷んだ個体が目立ち、時期が遅かったようです。

♀　産卵










♀　飛翔　産卵移動


当地ではガマの繁みで産卵するので、すんなり撮ることはなかなか困難。追尾する♂も蒲原に入っていきます。

♂同士の争いです。かなり激しい縄張り争いが何度も見られました。

♂　飛翔　縄張り争い


♂　飛翔



２０１４．９．１４　東京都

ルリボシヤンマ ２０１４＜9月③＞

＜９．１２＞

静岡編

撮影意欲をそそるルリボシヤンマのホバリングですが、光線の加減によるのか、なかなか思う色彩で撮れません。
自然光で目一杯撮るべく、多産地とされる富士山麓まで出かけました。時々日が翳り最高気温は２５℃。

撮り易そうな池塘で縄張りしていたのはオオルリボシヤンマで、そこにルリボシヤンマが産卵に来ます。
オオルリ♂がルリボシ♂を寄せ付けず激しく追払います。楽をして撮るつもりでしたが、苦戦を強いられました。
個体数は多いものの広く湿原に分散、近くに来る♂は探雌行動に忙しく満足なホバリングは見られません。
♀は草叢に潜り込むので撮ることは困難。♂が連結するシーンは何度も見ましたが、例によって空高く飛びます。

♂　飛翔















２０１４．９．１２　静岡県