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戦後80年の孤独。

2025年02月25日 | シリアス
【戦後80年を聞く、御教示賜る】

1945年8月15日は終戦の日。

だから毎年8月15日は終戦記念日。

「最近の若いもんは、終戦記念日を覚えていない」

とマスコミは言うけど本当かね。

さすがにそれは義務教育で暗記させなきゃならない範疇のものだと思うのですが…というか近現代史こそみっちり学ばなきゃならないと私は考えているけど。

でも私が学生の頃は近現代史はすっ飛ばす先生多かったし、テスト範囲に入れないのはよくあることだったから…それが未だに続いているのなら仕方ないことなのかも。

今年。

2025年はちょうど戦後80年でございます。

驚くことに、まだまだしっかりと私達と話をしてくれる大先輩達は、戦中・戦後を覚えていらっしゃる。

私も主に80代・90代の大先輩レディー達から話を聞かせていただいてます。

遠い過去のようで、それはしっかりと今につながって、断ち切ることなんかできない。

過去・現在・未来はいつでも切り離せない。

過去を知ることは、今を考えること、未来を作ること。

というわけで、今日は日本の少し昔の話でございます

【首都北西心霊団地】

東京のあるところに、巨大団地があり、そこは心霊スポット呼ばわりされているらしい。

というのも、1970年代後半から80年代にかけて自○が続出したからなのだそうだ。

wikipediaで調べると余裕で100人以上と出てくるんだから恐ろしい。

となると、土地の因縁的なものを想像するのがオカルト好きってもの。

(例えば池袋の某所は戦後拘置所だった場所であり、処刑も行われたというのは有名な話。

 敏感な人が心霊体験したってのは今でもよく聞く。

 たくさんの幸せや笑顔で土地が癒され元気になっていったら良いなーと思います)

でも、こちらの団地はおどろおどろしい歴史は全然出てこないんですよね。

都心からすこーし離れた場所で、空襲被害も少なかったらしいし。

だからこそ団地開発に選ばれたのでしょうしね。

心霊・ミステリー関係も全然出てこない。

ここが自○に選ばれやすかったのは、当時珍しい高層建物で入りやすかったから、そして何よりも…。

マスコミがセンセーショナルに初期の事件を書きたてたからなんですって。

「ボク、調べるの好きなんで!!」

とめっちゃ調べてくれた人いわく、

「あそこはマスコミが作り上げた自○・心霊スポットって感じ」

と。

なるほど…ネットもSNSもおそらくまだ無い時代ですが、SNSとマスコミは似ていて、あっという間に現実を作り上げてしまうのはわかりますね。

無知な私は最初、

「やっぱりバブル崩壊の後に自○が相次いだのかな?」

と思った。

でもバブル経済が崩壊したのは90年代前半であって、70~80年過ぎは違うのだと。

バブル景気が始まる80年代後半には自○防止の柵作りなどをしっかり行ったこともあり、事件は激減していたというのだから。

だったらなおさらのこと…今よりも豊かで、

「これからどんどん良くなっていける」

と信じられる時代だったんじゃないのか?

そんな中でどうしてそんなことに??

と思ったんだけど…。

「あの頃の東京で働く日本人は孤独だったと推察されます。

 戦中・戦後のいわゆる田舎的な人間同士のつながりが一切なくて、東京にたくさん人がいても支えあえる人が少ない。

 SNSもなく、カウンセリング文化もなく、そんな中で日々働くのは大変な重圧と孤独だったのでは?」


と調べてくれた人が考察してくれた。

えええええー。

今(2025年)では、地方から出てきた多くの人が

「田舎は嫌、東京が嫌いだけどあそこにはぜったい戻りたくない」

と言うのに???

って思ったけど…。

そうだよなあ。

SNSもなくて、ネットもなくて、コミュニティーでつながった相手とじゃなきゃ関係を作るのは困難だったに違いない。

辛い気持ちを共有できない。

孤独…。

そうか…。

辛いのか…。

そういえば、長年メンタル不調だったという有名人さんが

「毎日、朝目が覚めた瞬間に今日ダメになるかもしれない、今日耐えられないかもしれない、どうしようって不安だったんです。

 どうやって今日1日乗り切っていこうって怖くて。

 やっと乗り越えても、夜寝る前にまた明日は大丈夫かなって恐ろしくなる。

 恐ろしいのは、お金じゃなくて、心の問題で。

 恐怖に負けてしまいそうなんです。

 お金じゃ安心出来なかった」


と話していたなあ…。

お金がたくさんあるのに生きるのが怖いって何?!と驚いたけど、それがなんの効果も持たないくらい怖くて、かえって自○がちらつくなんて…そりゃ辛いよなーと想像は出来ました。

「死ぬのが怖すぎて、かえって自○を選ぶって矛盾しているけど、ありふれた人間の行動パターンなんですよ。

 全然不思議じゃない、むしろ当たり前の反応です」


だってさ。

えええー…。

だって、死んじゃったらどうしようって、少なくとも自分が早まらなければ今は回避できるのに…。

「一番避けたい結末をかえって選ぶことで、恐怖から逃れようとする反応って検索すると出てきました!」

おおお…。


そうなのかい…。

とにかく苦しくて辛くて恐ろしい…どんな気持ちでいたのか。

あの団地から、悲しい決断をしそうになった人達も遂げてしまった人達も、孤独で、恐怖に負けてしまいそうだったのかもしれない…。

人の生きる力って、希望って、なんだろうな…。

そんなことを、人様から話を聞いて思う私でございます。

孤独とか一人っていうと、独身=結婚してない、恋人がいない、とだけ連想する人が多そうだけどね。

でも孤独ってそういうことじゃないと思う。

独身だろうが大切な人・楽しくおしゃべりできる人・助けを求められる相手がいれば全然孤独じゃない。

逆に結婚してても、可愛い子ども達がいても、生きるしんどさや感情の波を共有してもらえない人は…きっと孤独だよ。

そんな気がする。

SNSでたくさんの人とつながってる有名人が

「こんなに人がいるのに、誰ともつながってない。

 自分だけ一人」

と言ってたのが印象的だったな…。

孤独じゃない、はどうすればいいのか…。

戦後80年の孤独。

それぞれの時代の特徴はあれど、大切な人たちがほしい、支えあいたい、そんな気持ちは同じな気がしますね。







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