【あなたの側にも、毒親】
私はこういう仕事をはじめる前…それこそ小学生くらいから
「誰にもいえない辛い話」
を打ち明けられることが多かったです。
やはり多いのは家族問題。
日本特有なのかそうでないのか。
「お母さんが過干渉でつらい」
「ママと会話すると戦争状態になる。
わかってほしいのにぜったいわかってくれない」
「うちのお父さん、いい人みたいに振る舞ってるけど、お兄ちゃんとお母さんを殴ってる」
「おばあちゃんとお母さんの悪口が果てしなくてしんどい」
「ひきこもりのおじさんがいるから、友達を家に呼べない」
友達でもなんでもないクラスメートがぼそっと告白してきたこともあったりして、みんな本当は誰かに聞いてもらいたい…それくらい辛いのだろうと思ったものです。
私に言ってくるのは、こいつならぜったい口外しないだろうという安心ゆえか(笑)。
そういうわけで、家族の問題ってよくある話なんですよ。
恵まれている人には想像もつかないでしょうが。
そっちの方が少ないんじゃないかと、私は思っているんですけどね。
とあるデータによると実に85%の家庭は崩壊家庭らしいし。
毒親という言葉が市民権を得たのは本当に最近です。
ず~っとあったんだけど、見ないふりされていた問題なのかもしれません。
小島慶子さん、田房永子さんはご存じの通り先駆者ですね。
(※小島慶子さんのインタビューが読めるネット記事→ 『小島慶子が実母との確執語る「母が連絡してくるたびに熱を出していた」』)
【猛毒の世代連鎖】
中学時代、仲がよかった友達がいました。
ここではCちゃんと呼びます。
Cちゃんのお母さんは典型的な過干渉母で、色々すさまじかったです。
例えば…。
・娘の進路(受験校)を全部勝手に決めてしまう
・この子とは友達になるな、この子はOKと勝手にふりわける
・服装、下着までチェックする
・友達だけでカラオケいったりカフェでお茶してると、勝手に入ってくる
・もちろん家に遊びにいったときも娘の部屋にずっといる
・お年玉は全額巻き上げる(Cちゃんの家は小金持ちなのに)
・やたら学校にやってくる
・もちろん口癖は「あなたのため」「あなたを思って」「ママの言う通りにしてればいいの」
「あるある…(白目)」
ってなりながら読んでいる方もいるのでは?

さて、やたら相談されやすい私は、なんとCちゃんの過干渉母さんからも心のうちを吐露されたことあるんですよ。
こんなことをおっしゃっていました。
「おばさんのお母さん、Cのおばあちゃんね。
すごく厳しくて怖い人だったの。
いつも監視されてダメ出しされて私の意志なんかおかまいなしで、私本当に本当に苦しかった。
たまに会うと冷や汗かいちゃうのよ。
だってやっぱり嫌味ばっかりいうし…」
甘えるようにベラベラしゃべる姿は、友達のお母さん、というよりも同級生のよう。
お母さんもまたそのお母さん(おばあちゃん)に苦しめられていたのでした。
なぜほぼ同じことをしているのか気付かないのか。
お母さんとしては
「私は厳しくないし、優しい。
私は娘と仲良しだもん」
と思ってるのでしょうが、Cちゃん(娘)からしたら
・娘には独立した心があることを認めない
・お母さんの一部、ではなく一人の人間であると思ってない
・心にぐいぐい侵入してきて好き勝手する
などなど色々同じです。
やり方が甘いか辛いか表面的な違いがあるだけ。
猛毒って、無自覚でいると連鎖してしまうこともある。
おそろしや。
あ、これ読んで
「私もお母さんのようになっちゃうかも」
とゾッとした人はご安心ください。
連鎖する人はそんなことぜったい考えないから。
【無関心なお父さん】
Cちゃんの家もそうでしたが、お母さんが激しく娘に干渉する家ってたいていお父さんが無関心。
「夫に絶望した妻が、毒母になる」
といわれます。
逃げるお父さん、受け流すお父さん、独裁者なお父さん(今ならモラハラって言葉がフィットする?)…色々バリエーションはあるでしょうが、本気で妻・娘と向き合おうとしないところは共通しているはず。
Cちゃんのお父さんは
「お母さんは激しいんだから、たのむから刺激しないでくれよ」
と娘に我慢を強要していました。
つらい。
お父さん(夫)が家族から逃げ出すのは…スケールの大きい話になるけれど、今までの社会がそれを推奨していたからなんじゃないかと私は思っている。
よくなんでもかんでも
「昔はよかった」
と語る人がいるけど、よかった部分もあるだろうけどよくない部分も歴史には多々ある。
近代日本でいえば
「男は企業の歯車となって一生懸命働いて、経済大国をつくって。
女は男が安心して仕事に専念できるよう生活をすべて請け負って、子育ても夫になにもさせないで」
というモデルが推奨されてきたでしょう。
強烈なモラハラ&サイコパスなお父さんに苦しめられたという知人は、
「あいつは金を稼ぐためだけに育てられた血も涙もないアンドロイド」
と語っていたけど、それこそが理想だっていって突っ走ってた時代、あると思うんだよね。
教育と刷り込み恐ろしい。
お母さんの問題にしてもそう。
一人で生活を整えて、一人で子育てして、老人が介護を必要としたらそれも無償で全部請け負って…って母性を捻じ曲げて作り出した幻じゃない??
無理でしょうっていう。
人の命、心を無視した“理想像”を長らく押し付けられていたんだと思う。
まあとにかく、社会全体で
「家庭は妻が責任をもってなんとかするもの。
夫は企業戦士として金を作りだせば良い」
を推奨したひずみが毒母問題の原因のひとつだと思うんですよね、私は…。
長くなっちゃったので今日はここまで。
次回は、毒母問題体験者からきいた
「先輩はこういう行動をとることをオススメする」
という意見をお伝えしたいと思います。
大事な問題だからぜったい書くからね
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私はこういう仕事をはじめる前…それこそ小学生くらいから
「誰にもいえない辛い話」
を打ち明けられることが多かったです。
やはり多いのは家族問題。
日本特有なのかそうでないのか。
「お母さんが過干渉でつらい」
「ママと会話すると戦争状態になる。
わかってほしいのにぜったいわかってくれない」
「うちのお父さん、いい人みたいに振る舞ってるけど、お兄ちゃんとお母さんを殴ってる」
「おばあちゃんとお母さんの悪口が果てしなくてしんどい」
「ひきこもりのおじさんがいるから、友達を家に呼べない」
友達でもなんでもないクラスメートがぼそっと告白してきたこともあったりして、みんな本当は誰かに聞いてもらいたい…それくらい辛いのだろうと思ったものです。
私に言ってくるのは、こいつならぜったい口外しないだろうという安心ゆえか(笑)。
そういうわけで、家族の問題ってよくある話なんですよ。
恵まれている人には想像もつかないでしょうが。
そっちの方が少ないんじゃないかと、私は思っているんですけどね。
とあるデータによると実に85%の家庭は崩壊家庭らしいし。
毒親という言葉が市民権を得たのは本当に最近です。
ず~っとあったんだけど、見ないふりされていた問題なのかもしれません。
小島慶子さん、田房永子さんはご存じの通り先駆者ですね。
(※小島慶子さんのインタビューが読めるネット記事→ 『小島慶子が実母との確執語る「母が連絡してくるたびに熱を出していた」』)
【猛毒の世代連鎖】
中学時代、仲がよかった友達がいました。
ここではCちゃんと呼びます。
Cちゃんのお母さんは典型的な過干渉母で、色々すさまじかったです。
例えば…。
・娘の進路(受験校)を全部勝手に決めてしまう
・この子とは友達になるな、この子はOKと勝手にふりわける
・服装、下着までチェックする
・友達だけでカラオケいったりカフェでお茶してると、勝手に入ってくる
・もちろん家に遊びにいったときも娘の部屋にずっといる
・お年玉は全額巻き上げる(Cちゃんの家は小金持ちなのに)
・やたら学校にやってくる
・もちろん口癖は「あなたのため」「あなたを思って」「ママの言う通りにしてればいいの」
「あるある…(白目)」
ってなりながら読んでいる方もいるのでは?


さて、やたら相談されやすい私は、なんとCちゃんの過干渉母さんからも心のうちを吐露されたことあるんですよ。
こんなことをおっしゃっていました。
「おばさんのお母さん、Cのおばあちゃんね。
すごく厳しくて怖い人だったの。
いつも監視されてダメ出しされて私の意志なんかおかまいなしで、私本当に本当に苦しかった。
たまに会うと冷や汗かいちゃうのよ。
だってやっぱり嫌味ばっかりいうし…」
甘えるようにベラベラしゃべる姿は、友達のお母さん、というよりも同級生のよう。
お母さんもまたそのお母さん(おばあちゃん)に苦しめられていたのでした。
なぜほぼ同じことをしているのか気付かないのか。
お母さんとしては
「私は厳しくないし、優しい。
私は娘と仲良しだもん」
と思ってるのでしょうが、Cちゃん(娘)からしたら
・娘には独立した心があることを認めない
・お母さんの一部、ではなく一人の人間であると思ってない
・心にぐいぐい侵入してきて好き勝手する
などなど色々同じです。
やり方が甘いか辛いか表面的な違いがあるだけ。
猛毒って、無自覚でいると連鎖してしまうこともある。
おそろしや。
あ、これ読んで
「私もお母さんのようになっちゃうかも」
とゾッとした人はご安心ください。
連鎖する人はそんなことぜったい考えないから。
【無関心なお父さん】
Cちゃんの家もそうでしたが、お母さんが激しく娘に干渉する家ってたいていお父さんが無関心。
「夫に絶望した妻が、毒母になる」
といわれます。
逃げるお父さん、受け流すお父さん、独裁者なお父さん(今ならモラハラって言葉がフィットする?)…色々バリエーションはあるでしょうが、本気で妻・娘と向き合おうとしないところは共通しているはず。
Cちゃんのお父さんは
「お母さんは激しいんだから、たのむから刺激しないでくれよ」
と娘に我慢を強要していました。
つらい。
お父さん(夫)が家族から逃げ出すのは…スケールの大きい話になるけれど、今までの社会がそれを推奨していたからなんじゃないかと私は思っている。
よくなんでもかんでも
「昔はよかった」
と語る人がいるけど、よかった部分もあるだろうけどよくない部分も歴史には多々ある。
近代日本でいえば
「男は企業の歯車となって一生懸命働いて、経済大国をつくって。
女は男が安心して仕事に専念できるよう生活をすべて請け負って、子育ても夫になにもさせないで」
というモデルが推奨されてきたでしょう。
強烈なモラハラ&サイコパスなお父さんに苦しめられたという知人は、
「あいつは金を稼ぐためだけに育てられた血も涙もないアンドロイド」
と語っていたけど、それこそが理想だっていって突っ走ってた時代、あると思うんだよね。
教育と刷り込み恐ろしい。
お母さんの問題にしてもそう。
一人で生活を整えて、一人で子育てして、老人が介護を必要としたらそれも無償で全部請け負って…って母性を捻じ曲げて作り出した幻じゃない??
無理でしょうっていう。
人の命、心を無視した“理想像”を長らく押し付けられていたんだと思う。
まあとにかく、社会全体で
「家庭は妻が責任をもってなんとかするもの。
夫は企業戦士として金を作りだせば良い」
を推奨したひずみが毒母問題の原因のひとつだと思うんですよね、私は…。
長くなっちゃったので今日はここまで。
次回は、毒母問題体験者からきいた
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