鳥まり、参る!

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コミックエッセイ『とつげきドイツぐらし!』。

2017年06月29日 | 感想文
【ドイツ語が話せない日本女性のドイツ暮らしエッセイ】

相変わらずコミックエッセイは大好きで、よく読みます

今回感想を書くのは白乃雪さんの『とつげきドイツぐらし!』です。

宝塚好きなんじゃないかと期待してしまうペンネームですが、そうではないっぽい。

※『とつげきドイツぐらし!』白乃雪(著) ←アマゾンに飛べます。

作者の白乃さんは、22才の時に国際結婚をされます。

お相手は大学時代に知り合ったドイツ人の男性。

出会った頃は日本語が少し話せるダンナさんと、ドイツ語が話せない白乃さんとはグーグ〇翻訳を使ってスマホで会話(英語)していたりしたというから、恋の力って偉大だなと思いますね。

情熱的な結婚のはずなのに、まったくノロケ要素がなく爽やかに描いているのでとっても気持ちよく読ませてくれます

「私、ドイツに移住しようと思う。

 ドイツ語は話せないけど、ドイツ人と結婚することになったから」


という場面から始まり、

・ハンブルク空港到着、ダンナさんと現地で合流
  ↓
・外国人局で滞在許可をとる
  ↓
・結婚式(日本で想像される御式とはちがう)
  ↓
・語学学校でみっちりドイツ語の特訓
  ↓
・春夏秋冬のハンブルク生活


こんな風に、きちんと時系列を守ってドイツライフを漫画にしてくれています

いや~読みやすい!!

ドイツに住みたい、という夢がある人にはいいお手本になりそうです。

【ドイツっていいな、日本もいいのかも】

ドイツといえば鳥まりの中では

・オヤジが世界一美しい(偏見)

・おねーさんも大きくて強そう(偏見)

・光る伝統と職人技

・酒豪ばっかり

・ライフワークバランスがばっちり

・“女子力”にあまり価値がない

という勝手なイメージがあったのですが、あまりこちらの本ではそれに触れることはなかったです(当たり前だろ)。

あ、酒豪文化とライフワークバランスは描いてありましたね。

特に酒豪文化…というかビール愛しすぎ文化。

ドイツ人はビール瓶を栓抜き無しで開けられるし、一人でビールを1リットル(!!)余裕で飲めちゃうんだって。

すごすぎ。

下戸の鳥まりさんは漫画で読むだけでもぞ~っとしますわ

丁寧~にドイツ生活をえがいてくれているので、イベント(クリスマス、お正月とか)、家庭料理、コミュニケーションなど

「えードイツではこうなんだ!

 それっていいね!」

「ドイツはそうなのか…ここは、日本式けっこういいかも」

と頭の中で対比できてすごく楽しいですね。

(ネタバレしすぎない程度に感想書くのを心がけているので、ぼやっとした表現でごめんなさい

【食べてみたいドイツグルメ♪】

食文化についてももちろんたくさん描いてあります。

私が

「うわ~食べてみた~い

と思ったのは、リューベックのマジパン(アーモンドが香ばしくて、甘すぎずコーヒーに合うんだって)とクリスマス菓子のレープクーヘン(クリスマススパイスをたっぷり入れたケーキとクッキーの間のようなお菓子らしい)。

ぜひ食べてみたいです。

日本で探してみよ~っと。

「ドイツといえば」

なビール・ソーセージ、がっつり肉料理もやっぱり美味しいらしいですよ。

ボリュームがすごいことになっちゃってるらしいが…。

やっぱりね。

【もちろん、ドイツ人だけじゃない!】

当たり前ですが、今は国際化の時代。

この漫画にもドイツ人だけではなく、たくさんの国からやってきた人たちが登場します。

それがまた面白いのですよ~。

異文化交流ってやっぱり良いね、と思わせてもらえます。

ドイツ内にも地方色があるのでまた異文化だったりするそうで、それもまたひとつの異文化かも。

【こんな人にオススメです】

この本は、特にこんな人にオススメです。

・ドイツが好きな人

・海外暮らし、留学に興味がある人

・国際結婚について知りたい人

・ノロケ話が嫌いな人(本当にさっぱりしてます)


気になった人はぜひ本屋さんでチェックしてみてくださいね~




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