鳥まり、参る!

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日々のいろいろなことを記録しています。

幻想の理想。

2019年08月28日 | シリアス
【なれないし、なれっこないし、好きじゃないし】

子どもから大人へと変わる…とされる年齢のときに私が

「自分が、こんな素敵な女性だったらいいだろうな~」

と憧れた女性像はおそらくこんな感じだったでしょう。

・モデル事務所にスカウトされるくらいの美貌

…これの男の子版みたいな人がいて、すっごいうらやましかったんですよ。

 誰に会っても

 「芸能人みたい!」

 「モデルじゃん!!」

 「カッコいい!」

 って異口同音に褒められてて、それに

 「どうも~」

 ってクールに返すのがいいなーって。

 まあ年単位で見てるうちに

 「毎回毎回じゃ大変だし飽きるな」

 って後に思ったんだけどね。

 美形の苦労もいやってほど教えてもらったし。

 でも当時はなりたかったなぁ、誰もが認める美人に。

・名門大学卒業して、一流企業でバリバリ稼ぐ!

…コンプレックスのあらわれ。

 勉強苦手で就活も苦労したので、

 「手に入らないあの世界に素晴らしい何かが…」

 と思ったのでしょう。

 自分だけの稼ぎでたか~い時計やら家を買うってどんなだろ~って憧れてたのでしょう。

 親孝行って感じもしたしね。

 あと今はいないだろうけど、私が学生のときはお金持ちウリの読者モデルさんてのがどの雑誌にもいて、すごかったんですよ。

 上から下までブランド!って感じのお嬢さんたち。

 あんなギラギラした紙面で礼賛されてるの見たら皆欲しくなっちゃうっての。

 幸い、通学に都心を通るのでしょっちゅう彼女達の何人かをリアルで見かけていて

 「あんがい普通の人なんだな」

 って落ち着いたんだけど。

 カフェの隣に座ってたことも何回もあるよ(笑)。

・スポーツ万能!体育会系サークルのエース。ゴルフもテニスも得意だよ!

…体育祭・マラソン大会・球技大会で1位をとってみたかったですね~体育祭のリレーでアンカー1位とか

 ラクロスとかバスケとかカッコいい部活(サークル)のエースとかいいよね~…というイメージ。

 社会人になってもゴルフやテニスを楽しむアクティブ派!ってカッコいい。

 接待でも使えると聞くし。

・酒豪でお酒を楽しめる!

…私、アルコール全然飲めないんですよね。

 アルコール入りのお菓子は好きなんだけど、飲み物としてお酒を飲んだのは年単位でないくらい。

 昔は飲み会では弱いお酒を無理やり1、2杯飲んでましたけどね。

 当時は

 「飲めないっていうのは悪!」

 って雰囲気が強かったから。

 そんなわけなのでお酒たくさん飲めてお酒愛せる人になりたかったのだ。

 シャンパンやワイン…味は美味しいのに、弱いからグラス1杯すら飲みきれないのサミシイもんですよ。

【好きじゃないってことは愛してないってこと】

どうですか、上に書いた幻想の“理想の私”。

今の私が読むとね

「社会の刷り込みをあまりに素直に受け入れてしまっているなー」

「同時に引き受けなきゃならないデメリットを受け入れる根性ないでしょう?」

「それ、なにひとつ好きじゃないでしょ。

 好きじゃないことは続かないんだよ」


と思う。

一流大学も一流企業もあの受験戦争と就活戦争を勝ち抜く根性と実力が必要。

友人にまさにこのルートをとおって港区のマンションに住んで、働いて…純利益これだけ会社にもたらして…というのをやっていた人がいるのですが

「鳥まりちゃん、あれはマジで命削るんだよ。

 私だって6年でぶっ倒れてこのままじゃ死ぬってわかったもん。

 辞めた人も続いてる人も体と心はボロボロだよ。

 ならなくてよかったんだよ」

と言ってくれます(笑)。

美貌についても同じ。

彼のような一目惚れされやすく金になるルックスを持つ人がどんな苦難に耐えなきゃならないか…それはもう文章にするのもはばかられるイバラの道ですよ。

素人男性ですらあれならプロや女性はどれだけ大変なんだろうと思います。

何より大きいのは、

「なにひとつ自分は好きじゃない、愛してない」

ってことです。

スポーツ嫌いだし、勉強嫌いだし、徹夜で仕事とかぜったい嫌だし、お酒ダメだし…好きじゃないことはやっぱりしたくないんだよね。

愛してない世界で生きるって辛いことだと、どんな大先生も書いているじゃないですか。

「それでよかったんだよ」

って本当だね。

現実の自分、そんな悪くないのかも。

こういう考え方も取り入れると気持ちが楽になるし視界がひらけてくると思います。

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進学校のはみ出し者が余裕の現役合格。

2019年08月28日 | 言いたい放題
知り合いに某日本一の大学を卒業した(バレバレやないか)才女がいるのだが、この前彼女の話を聞いていたらビックリした。

「塾って通ったことない。

 体験入学は何度か行かされたけど、寝ちゃうんだもん。

 ムダだから通わなかった」

「親と先生が勧めるから府内イチって言われてる高校に通ってたんだけど、高校大っ嫌いだった。

 だって…みんなクソ真面目で勉強の話しかしないんだもん。

 私はさぁ、漫画の話とか映画の話とか下ネタが喋りたかったんだよ!

 そういうのだーれもしないの。

 あの時代にハガレンすら読まないとか愚かとしか言えないでしょ!

 むかつくから休み時間はだいたいBLCD聞いてた」


塾に一度も通うことなくあの大学に合格する人がいるのか…いや、いっぱいいるんだろうけどやっぱりビックリ。

勉強の話が大嫌いなのに、現役であそこの文系最高学部に合格してしまうのか…。

なんでムカつくとBLCDなんだろうというツッコミはしないでおくけど(笑)。

うーん、優等生と天才の違いってこと?

彼女のようなお利口さんの後にこんな低次元の話をするのは申し訳ないけど、そういえば私も大学時代は似たようなことあったなと思い出しました。

私はつまらない授業で起きてることができなくて、毎回壁に頭ぶつけながら(出席番号順なので壁側になりがちだった)寝てる授業がいっぱいあったんですよ。

うちの大学だけかわからないけど、つまらない先生の授業は本当に苦行でしかない。

つまんない授業が2~3コマ続くとさすがに後半は眠気がつきて眠れなくなるので、それが本当の生き地獄…。

「鳥まりってなんで寝ちゃうの?」

「いっつも寝ちゃうよねー遠慮してあげなよ、先生傷ついてたよ」

と友達によく心配されていたなー。

私からすれば

「なんで、あのつまんない話を聞きながら起きていられるの?!」

ですが。

(面白い授業はぜったい眠らないのだ)

そんな私でしたが、大学の成績はいつも最高評価でしたよ。

高校受験までの勉強と違って自慢になることではないけどね。

授業で起きてることはできない。

でもテスト勉強はできるし、レポートも書けるし、プレゼンテーションの練習もできる。

逆に起きていられる友達がこれらが苦手ってパターンもあったんだよね。

そのひとつひとつが、その人にとっての得手・不得手なんだろうな~。

あと、私が通っていた高校は当然のように進学校ではなかったんですけど、

「そんなことしてると、赤点とるよ!」

「留年するよ!!」

と先生や同級生から言われたこと何回かありまして。

(お上品とはいえない学校なのでコミュニケーションがめっちゃ雑で、話が飛躍する人が多かった。

 別に今思えばそんなこと言われなきゃならないことはやってなかった)

その度

「私がこの学校で赤点とるわけないじゃない。

 ここでどうやったらむしろ留年できるのよ」

と思ってたんだけど、赤点とるコはやっぱりいたし、留年が決定して退学していくコもいた。

「この程度のこと」

なんだけど、やっぱりそれだって誰かにとっての不得手なんでしょうね。

私の話は低次元すぎるけど、それで思ったのはね。

案外いまのままの自分は無価値じゃないんだよ。

できることがあるって、ステキなことなんだよ。


ってことなんです。

「できること」

に注目することってホント大切。

勝間和代さんがインタビューやユーチューブ(いつの間にか始めたんですね)で

「弱みにフォーカスすると、人生の時間がムダになる」

「弱みでなく強みを生かす工夫をすることが大事」

というお話をされていて、その通りだなーって思ったもの。

エセスピリチュアルや強欲系自己啓発とは違う、現実的な考え方でいいなって。

良かったらご覧になってくださいね。

勝間さんてやっぱりお金の世界で結果出してるだけあって違うよね~。


・圧倒的キャリアを誇る勝間和代が「社会人にもなって、努力や成長なんて必要ない」と語るワケ




・勝間和代の、自分を疲弊させる、無駄な努力をやめよう。無駄な努力と正しい努力の見分け方。
(YouTube)

勝間さんが動画で

「起きていられない」

と語っていらっしゃったので

「私もこのエーディーなんとかってやつかな?」

と思って診断受けてみたけど

「あなたは違います」

と診断出て、

「まあ…天才ではないからな…」

と思いました。

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