鳥まり、参る!

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老薔薇は教えてくれる。

2020年09月04日 | シリアス
【与えないから腐るのよ】

庭には神が宿るらしい。

アガサ・クリスティー原作ドラマ(イギリス製作)でよく出てくる言葉。

八百万の神が存在すると永年信仰し、アミニズムも当たり前に根付いてる日本においては、庭に限らずとも神仏や妖精さんを感じられるもの。

「それも?」

とびっくりするくらいかもしれないけど、ルンバに代表される自動お掃除ロボットを

「健気な働き者、かわいい

と感じるのは立派なアミニズムです。

何回も書いてるけども。

私の実家では母が長年バラを育てています。

すっかりバラたちは老バラに。

それでも毎年毎年華やかに花を咲かせます。

母はしょっちゅうバラを切って人にプレゼントしていて、なんでそうするかというと

「老バラは、こうやって人に与えることで健康に生きられるの。

 自分の体でずっと咲かせてると負担になるから。

 分け与えず独占するのは自分を滅ぼすのよ。

 人間も同じよ。

 与えない人は内側から腐っていく」



…だって。

それを聞いたとき、ある種の尊い教えをバラからもらった気がした。

与えるのは他者のためだけなのか。

独占すると自分にどんなデメリットがくるか。

経験をつみ、能力が上がるというのはどういうことなのか…。

忘れないでおきたい話です。

【おまけ。とあるレディーに言われた言葉】

美しい話で終わりたかったのですが、バラつながりでこれを書いておきます。

数年前、某デパートでバラにまつわる催事がやっていて、バラにまつわる色んな商品がたくさん集まっていました。

ガーデニングはもちろんコスメ、食べ物、小物など色々。

一人でその会場を回ってたら突然、とてもとても年上であろうレディー(60代以上かな)に突然

「ま~、あなた、バラのように綺麗ね~」

と声をかけられた。

お世辞でも嬉しいです、との気持ちを込めて会釈しようとしたら

「知ってる?

 バラって育てるのすごく大変なのよ。

 弱くて、手がかかって、めんどくさいったらありゃしないの。

 だから親や恋人に感謝しなさい!!」

とベラベラ語って去っていった。

褒められたようで、なんか当たり屋にあたった気分だったね(笑)。

今より幼かった当時の私は

「別にそんなに恵まれても手かけられてもいねーぞ」

と思ったものだけど、今の私なら…。

あのレディーがそう言うまでの歴史に思うところがありますね。

人の痛みはわからないから。







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