鳥まり、参る!

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個人の自虐でしょ、で終わらないのが日本。

2023年08月21日 | シリアス
【日本は虚構と現実、自分と誰か、の境界があまりにない】

去年こんな記事を書きました。
  ↓
・自虐という毒、自傷行為。

美しく・優しく・賢いけれど平成時代に刷り込まれた自虐癖が令和になってなおぬけないレディー達がどんどん病んでいくのを見て、

「自虐って、自傷行為であり、毎日自ら少量の毒を飲み続ける行為なのかもしれないね…」

と思ったって話。

これにちょっと近いお話で、近年ちょいちょい言われる

「お笑い芸人のブスネタ・ブサイクいじりが悪いっていきすぎじゃない?

 本人がいいって言ってるんだから良いじゃん。

 仕事なんだから」

…こんな意見に、私が思うことを書いてみます。

「外見的に劣っているとあえてアピールすることで笑わせにいくこと」

お笑い芸人さんのようなプロからただの素人まで、また素人なら実は女性のほうがよりやりがちなアレ。

(男性自身のブス自認は男性グループの中でのみ使うことが多く、女性は男女コミュニティでも女性グループでも同じにやることが多い)

英語圏ではボディシェイミング(Body shaming)って言うのかな。

これの意味は

「人の見た目を馬鹿にしたり、批判したり、意見を言ったりすること」

だそうで、この訳だけでも日本語よりはっきりと馬鹿にする・批判する、とやらかす側の所在がはっきりするような感じ。

日本語のブスいじり・自虐ネタ…ってなると急に加害者不在の空気になってしまうので怖いなあと思う。

たまたま書いてみたこのボディシェイミングとブスネタ・ブサイクいじり(いじらせ)の比較ですでに言いたいことがうっすら現れてる。

私の意見ですが…。

プロ、と呼ばれる人であっても今後“劣った容姿”ネタを扱うのはすごく問題で、やらない方がいいと考えている。

なぜなら、日本は加害・被害の構図が巧妙に逆転される土壌が出来上がっていて、プロと一般人・自分と他人、の区別がとてもあいまいだから。

「作り物だよ」

「プロのショーだよ」

と言いながら、どれだけの一般人が模倣して加害して誰かを追い込んできたか。

日本にしっかりと

「自分と他人は別で、自分だけの考えで相手に何かを行使してはいけない」

「何がやってはいけないことなのか、その理由はなぜなのか」

こんな教育が空気のように当たり前になるまでは…けして娯楽で済む問題ではないと考えるから。


とっくに大人になった私の思春期~幼少期を思い出したって、学校という子どもの閉鎖社会は常にメディアや大人社会の刺激的で悪いものを模倣して弱い者へ弱い者へ迫害を続けていたもの。

お笑い芸人さんを真似して校内暴力を繰り返し、被害者の人生を台無しにした人はいくらだっている。

模範的なもの・道徳的なものは常にダサくて笑われて、刺激刺激、悪・悪・悪!だったわ。

それを利用する悪い大人がたくさんいたんでしょうけど。

今はそれに加えてネットやSNSが入るんだから想像するだけで辛い。

こんなに存在があいまいで、個人なんて存在するようでない国では

「個人的な自虐ネタはいいだろ」

はまだまだ危険だからやめとこうよ、が私の意見です。

良い時代になっているのも確かだと信じたい。

でもまだまだ昔のままなのも多い。

残念ながら、そう思います。





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