鳥まり、参る!

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花火を追いかけて上へ上へと。

2023年08月15日 | シリアス
【上へ、上へ】

有名な某花火大会。

地元の方が

「ここは空襲で4分の3が焼かれて、花火は犠牲者への慰霊なんです」

とインタビューに答えていらっしゃった。

wikipediaでひくとお祭りは慰霊に違いないが花火大会自体はもっと古くからある、なんて伝承もあるそうだ。

いずれにせよ、戦後はこの花火大会に多くの方が祈りをこめているに違いない。

花火は地上から高く上って天空で咲く。

この下から上へ、っていうところに、オカルト(カルトじゃあない)好きの私としては思うところがある。

成仏すること・死を受け入れ次へ向うことを

「上がる」

と言いますが、伝承でも実話でも

「上がり方がわからない」

と惑う魂に

「とにかく上へ。

 上へあがっていきなさい。

 そしたら案内してくれる存在がいるから」

「とにかく上へいって、そしたら必ずわかるから」

と法力のある人が教えてあげるってよくある話なんです。

物理的に上に天界や仏界があるのかなあ…そしてその話に、花火は慰霊だという話がよくあてはまっていて不思議な気持ちになったのだ。

空襲で街を焼かれて…。

ウクライナの報道を目にするようになってからぐんと現実的にみんなが理解できるようになった、悲しい悲しい事実。

「あの人は夢を叶えられずに、この街で空から焼かれて死んだ」

…なんて辛い事実だろう。

みんなそれぞれに夢があっただろう。

お子さんも、女性も、男性も、ご老人も。

空襲でなんか死にたくなかったはずだ。

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