※宝塚の話です※
【そして伝説へ…】
かなり遅れて…ですが、新コロ怖いでのびにのびて今年やっと上演した星組『ロミオとジュリエット』について言いたい放題記事を書きます!
いや~。
礼真琴さんのロミオは、私含め多くのファンさんたちの夢でした。
しっかり大劇場公演2作目で叶ってほんっっとうに良かったです
当然のように素晴らしかった。
多くの人が指摘されていたように
「えええええ~!!!??」
ってなっちゃう衣装が数点ありましたが(笑)。
宝塚の衣装って着る方や作品に“似合わない”ってことがまず起こらないのでかなりびっくり…礼の…じゃない、例のだぶだぶロミオ衣装とか。
多分あの衣装、真風涼帆さん(宙組トップスターさん)や瀬戸かずやさん(元・花組二番手さん)なら似合うと思うんですけどね。
ジュリエットの赤ドレスとバルコニー衣装は悪くはないけどせっかく宝塚なのにな…なんて思っちゃったりして。
まあでも、ほんと
「ここは、変えてみてはいかがですか?」
って思うのはそれくらい。
素晴らしかったですよ~スマホもフェイスブックも出てこない正統派『ロミジュリ』は最高(笑)
~主演の礼真琴さんと舞空瞳さん~
主演のお二人はロミオとジュリエットに本当にぴったり。
清らかな少年と強い少女が似合う!
礼真琴さんと舞空瞳さん、不思議なんだけどお顔立ちが似てる気がして…
「仲良し夫婦やカップルって顔が似てるのなんでだろうなー」
と思って観ていました(笑)。
愛し合ってるのが伝わってきたし、礼さんの歌は絶品だし、舞空さんも頑張ってくれていましたし、まなざし・表情・芝居・仕草・ダンスは100点満点超え
最後の倍速デュエットダンスすごかったです…。
繊細で清いロミオと強くブレないジュリエット、っていうのはレナード&オリビア版『ロミジュリ』と同じで私はすんなり受け入れらました。
↑
1968年版映画の主演、オリビア・ハッセーさまとレナード・ホワイティングさま。
この映画はティボルトがジュリエットを愛してることも強く示唆されているし、ミュージカル版に強い影響を与えているのかも?
というわけで、今回は夢咲ねねさんジュリエットの系譜を感じたわ~。
ルックス的には、ロミオの髪型が大好きすぎます
ジュリエットは毒飲むときが一番好き。
夢咲さん版に忠実なヘアスタイルだったと思う。
星組だからかな?
柚希さん&夢咲さん版大好きだから嬉しいです~。
~愛月ひかるさん~
この公演は主要キャラが少なめなので人気者たちは役替わりをこなしていらっしゃいました。
皆さまそれぞれに素晴らしかったけれど…。
2021版『ロミジュリ』は愛月ひかるさんのすごさを思い知った公演でございました。
ティボルトも死(これが役名)もすごかった~!!!
愛月さんのすごさでDVD&ブルーレイ2種類発売になったんだもんね。
ティボルトは全てが理想でした…凰稀かなめさんのティボルトを思い出したよ。
ティボルトの歌ってホントに難しいんだなーと。
あとあの衣装は最もきこなしが難しい衣装のひとつなんじゃないかと。
似合ってました。
流石すぎます。
愛月さんはどんどん上手になってました。
「僕はもうロミオじゃない
君を愛してる」
と幸せそうに歌う場面(パレード前?)は切なくて切なくて…幸せになってほしい!!!
死は美しかった。
恐ろしかった。
そして、多くの人がおっしゃってるけど
「愛月さんのトート観たいな~やるべきだな~」
って強く思ったよ。
あんなにはまることってある?!
ルキーニとラスプーチンの経験が生きたのでしょうか。
~瀬央ゆりあさん~
瀬央さんはベンヴォーリオとティボルトの役替わり。
私はベンヴォーリオが当たり役だと感じましたね。
歌もすごく良かったし、芝居が素晴らしい
かなり辛い人生だよね…彼も。
さてティボルト。
瀬央さんて歌上手なイメージなんだけど、私が観たときはティボルトの歌かなり苦戦してるようだったので(悪口じゃないよ!)
「あー難しい歌なんだなー」
って痛感。
衣装が似合うのは流石。
あの髪型もすごいよね?!
~天華えまさん~
死とマーキューシオの役替わり。
天華さんはなんでも上手いのでどちらも良かったな~。
特に死はどんどん神秘的な雰囲気が増して、大いなる可能性を感じました。
マーキューシオが歌上手いといいよね。
優等生さんのイメージなので破壊的なキャラクターをうまく演じていたのにびっくり。
マーキューシオの髪型好きです
エレガントな雰囲気が天華さんの魅力だと思うので、表情?っていうの?顔の芝居をもうちょっと上品・端正よりに控えめにするとさらに魅力爆発なのではないかと。
マーキューシオはおもっきり筋肉動かし崩すのが似合うんだけどね。
~極美慎さん~
マーキューシオとパリス伯爵の役替わり。
どちらも良かったです!
憎めないおバカちゃんって感じで両方好きだな~。
ずいぶん歌が上手になったような?
なんとなく野心を感じないのが彼女の魅力だと思うので、この二人の役は似合ってました。
マーキューシオはもう少し陰の気を感じたかったかも。
映画版だとかなり彼は精神がやられているのだ。
~綺城ひかりさん~
パリス伯爵とベンヴォーリオの役替わり。
綺城さんのパリスさまは優しく穏やかで天然で可愛かった~!
いい旦那さんになるよ~。
ベンヴォーリオは若々しく優しい世話焼き上手さんって感じだったかな?
花のような愛らしさがどちらも魅力的で、登場するたびにホッとしました。
~有沙瞳さん~
若く美しすぎる乳母役。
白華さん版乳母を思い出したわ~。
さすがの歌と芝居の上手さで、美貌をしっかりとカバーしてました。
素敵です
~天寿光希さん&夢妃杏瑠さん~
キャピュレット御夫妻。
ジュリエットのパパとママ。
この二人とにっかく歌がお上手で、密かに大好きだったりします
天寿さんといえば理想のパリスさまを二度演じた方。
顔立ちや雰囲気が若々しいので
「おじさま役って想像できないな…」
と思ったけど、外見も実力もパーフェクトでしたわ。
ブラボー!
美しく色っぽいオジサマでした。
夢妃さんは大人っぽい歌声に、アンバランスな若々しさがとんでもなく似合ってました。
キャピュレット夫人って感じ
歌が上手い~耳が幸せ~
~英真なおきさん~
初演星組版、月組版、再演星組版、そして今回とロレンス神父を演じられました。
年々愛を強く感じるようになります…。
毎回私は
「ロレンス神父かわいそうすぎる…」
と思うのだけど、今回は
「悲しまないわ。
色んなことを受け入れてきたもの」(『その女、ジルバ』のひなぎくさんの言葉)
そんな強さを感じましたね。
舞台で演じるって、転生してるのと近いものがあるんじゃなかろうか。
慈愛で物語を包んでくれるお芝居と歌でした。
~最後の“此岸”場面~
そんな素敵な2021年版だったわけですが、私が
「不思議だなあ…」
と思ったのが最後の此岸場面。
(仏教用語だけど、此岸が生死を繰り返す迷い多きこの世で彼岸が生死の海を渡って最後にたどりつける理想と悟りの世界。『エリザベート』の死生観とかぶってるね)
ロミオとジュリエットの遺体の前で、残された人々が泣いて悔いるあの場面でございます。
個人的に、ですが私が
「神が降りている…!!!」
って思うのは2013年星組再演版なんですよね。
生き残った人たちの歌声と表情を見るともう涙がこみあげちゃってこみあげちゃって。
「ああ、ここはヴェローナだ。
愛する二人を失ったヴェローナなんだ」
って思ったの。
でも今回は、どこか希望があるように感じた。
それはきっと、新コロ怖いで
「もう舞台に立てないかもしれない」
と覚悟した宝塚の皆さまが
「良かったな」
って思いながら演じているからなのかも。
人数が少ないことも、公演延期になったことも、そしてこの場面も、全てが今年じゃなくてはできないことだったのだろうと感じたのです。
舞台はなまもの…命そのものだといわれるのがわかるなあ。
しみじみ。
というわけで、言いたい放題記事でした
ここまで読んでくださってありがとうございます
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【そして伝説へ…】
かなり遅れて…ですが、新コロ怖いでのびにのびて今年やっと上演した星組『ロミオとジュリエット』について言いたい放題記事を書きます!
いや~。
礼真琴さんのロミオは、私含め多くのファンさんたちの夢でした。
しっかり大劇場公演2作目で叶ってほんっっとうに良かったです
当然のように素晴らしかった。
多くの人が指摘されていたように
「えええええ~!!!??」
ってなっちゃう衣装が数点ありましたが(笑)。
宝塚の衣装って着る方や作品に“似合わない”ってことがまず起こらないのでかなりびっくり…礼の…じゃない、例のだぶだぶロミオ衣装とか。
多分あの衣装、真風涼帆さん(宙組トップスターさん)や瀬戸かずやさん(元・花組二番手さん)なら似合うと思うんですけどね。
ジュリエットの赤ドレスとバルコニー衣装は悪くはないけどせっかく宝塚なのにな…なんて思っちゃったりして。
まあでも、ほんと
「ここは、変えてみてはいかがですか?」
って思うのはそれくらい。
素晴らしかったですよ~スマホもフェイスブックも出てこない正統派『ロミジュリ』は最高(笑)
~主演の礼真琴さんと舞空瞳さん~
主演のお二人はロミオとジュリエットに本当にぴったり。
清らかな少年と強い少女が似合う!
礼真琴さんと舞空瞳さん、不思議なんだけどお顔立ちが似てる気がして…
「仲良し夫婦やカップルって顔が似てるのなんでだろうなー」
と思って観ていました(笑)。
愛し合ってるのが伝わってきたし、礼さんの歌は絶品だし、舞空さんも頑張ってくれていましたし、まなざし・表情・芝居・仕草・ダンスは100点満点超え
最後の倍速デュエットダンスすごかったです…。
繊細で清いロミオと強くブレないジュリエット、っていうのはレナード&オリビア版『ロミジュリ』と同じで私はすんなり受け入れらました。
↑
1968年版映画の主演、オリビア・ハッセーさまとレナード・ホワイティングさま。
この映画はティボルトがジュリエットを愛してることも強く示唆されているし、ミュージカル版に強い影響を与えているのかも?
というわけで、今回は夢咲ねねさんジュリエットの系譜を感じたわ~。
ルックス的には、ロミオの髪型が大好きすぎます
ジュリエットは毒飲むときが一番好き。
夢咲さん版に忠実なヘアスタイルだったと思う。
星組だからかな?
柚希さん&夢咲さん版大好きだから嬉しいです~。
~愛月ひかるさん~
この公演は主要キャラが少なめなので人気者たちは役替わりをこなしていらっしゃいました。
皆さまそれぞれに素晴らしかったけれど…。
2021版『ロミジュリ』は愛月ひかるさんのすごさを思い知った公演でございました。
ティボルトも死(これが役名)もすごかった~!!!
愛月さんのすごさでDVD&ブルーレイ2種類発売になったんだもんね。
ティボルトは全てが理想でした…凰稀かなめさんのティボルトを思い出したよ。
ティボルトの歌ってホントに難しいんだなーと。
あとあの衣装は最もきこなしが難しい衣装のひとつなんじゃないかと。
似合ってました。
流石すぎます。
愛月さんはどんどん上手になってました。
「僕はもうロミオじゃない
君を愛してる」
と幸せそうに歌う場面(パレード前?)は切なくて切なくて…幸せになってほしい!!!
死は美しかった。
恐ろしかった。
そして、多くの人がおっしゃってるけど
「愛月さんのトート観たいな~やるべきだな~」
って強く思ったよ。
あんなにはまることってある?!
ルキーニとラスプーチンの経験が生きたのでしょうか。
~瀬央ゆりあさん~
瀬央さんはベンヴォーリオとティボルトの役替わり。
私はベンヴォーリオが当たり役だと感じましたね。
歌もすごく良かったし、芝居が素晴らしい
かなり辛い人生だよね…彼も。
さてティボルト。
瀬央さんて歌上手なイメージなんだけど、私が観たときはティボルトの歌かなり苦戦してるようだったので(悪口じゃないよ!)
「あー難しい歌なんだなー」
って痛感。
衣装が似合うのは流石。
あの髪型もすごいよね?!
~天華えまさん~
死とマーキューシオの役替わり。
天華さんはなんでも上手いのでどちらも良かったな~。
特に死はどんどん神秘的な雰囲気が増して、大いなる可能性を感じました。
マーキューシオが歌上手いといいよね。
優等生さんのイメージなので破壊的なキャラクターをうまく演じていたのにびっくり。
マーキューシオの髪型好きです
エレガントな雰囲気が天華さんの魅力だと思うので、表情?っていうの?顔の芝居をもうちょっと上品・端正よりに控えめにするとさらに魅力爆発なのではないかと。
マーキューシオはおもっきり筋肉動かし崩すのが似合うんだけどね。
~極美慎さん~
マーキューシオとパリス伯爵の役替わり。
どちらも良かったです!
憎めないおバカちゃんって感じで両方好きだな~。
ずいぶん歌が上手になったような?
なんとなく野心を感じないのが彼女の魅力だと思うので、この二人の役は似合ってました。
マーキューシオはもう少し陰の気を感じたかったかも。
映画版だとかなり彼は精神がやられているのだ。
~綺城ひかりさん~
パリス伯爵とベンヴォーリオの役替わり。
綺城さんのパリスさまは優しく穏やかで天然で可愛かった~!
いい旦那さんになるよ~。
ベンヴォーリオは若々しく優しい世話焼き上手さんって感じだったかな?
花のような愛らしさがどちらも魅力的で、登場するたびにホッとしました。
~有沙瞳さん~
若く美しすぎる乳母役。
白華さん版乳母を思い出したわ~。
さすがの歌と芝居の上手さで、美貌をしっかりとカバーしてました。
素敵です
~天寿光希さん&夢妃杏瑠さん~
キャピュレット御夫妻。
ジュリエットのパパとママ。
この二人とにっかく歌がお上手で、密かに大好きだったりします
天寿さんといえば理想のパリスさまを二度演じた方。
顔立ちや雰囲気が若々しいので
「おじさま役って想像できないな…」
と思ったけど、外見も実力もパーフェクトでしたわ。
ブラボー!
美しく色っぽいオジサマでした。
夢妃さんは大人っぽい歌声に、アンバランスな若々しさがとんでもなく似合ってました。
キャピュレット夫人って感じ
歌が上手い~耳が幸せ~
~英真なおきさん~
初演星組版、月組版、再演星組版、そして今回とロレンス神父を演じられました。
年々愛を強く感じるようになります…。
毎回私は
「ロレンス神父かわいそうすぎる…」
と思うのだけど、今回は
「悲しまないわ。
色んなことを受け入れてきたもの」(『その女、ジルバ』のひなぎくさんの言葉)
そんな強さを感じましたね。
舞台で演じるって、転生してるのと近いものがあるんじゃなかろうか。
慈愛で物語を包んでくれるお芝居と歌でした。
~最後の“此岸”場面~
そんな素敵な2021年版だったわけですが、私が
「不思議だなあ…」
と思ったのが最後の此岸場面。
(仏教用語だけど、此岸が生死を繰り返す迷い多きこの世で彼岸が生死の海を渡って最後にたどりつける理想と悟りの世界。『エリザベート』の死生観とかぶってるね)
ロミオとジュリエットの遺体の前で、残された人々が泣いて悔いるあの場面でございます。
個人的に、ですが私が
「神が降りている…!!!」
って思うのは2013年星組再演版なんですよね。
生き残った人たちの歌声と表情を見るともう涙がこみあげちゃってこみあげちゃって。
「ああ、ここはヴェローナだ。
愛する二人を失ったヴェローナなんだ」
って思ったの。
でも今回は、どこか希望があるように感じた。
それはきっと、新コロ怖いで
「もう舞台に立てないかもしれない」
と覚悟した宝塚の皆さまが
「良かったな」
って思いながら演じているからなのかも。
人数が少ないことも、公演延期になったことも、そしてこの場面も、全てが今年じゃなくてはできないことだったのだろうと感じたのです。
舞台はなまもの…命そのものだといわれるのがわかるなあ。
しみじみ。
というわけで、言いたい放題記事でした
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