【バレエを習う少女たちには現代でもバイブルらしい】
前回(→・私が愛した『YAWARA!』の悪役ヒロインたち。)に続いて、私が愛した悪役ヒロインシリーズ。
ですが、何度も読み直した『YAWARA!』と違って今回の作品…水沢めぐみさんの『トウ・シューズ』は少女時代に読んだだけだったので、悪役ヒロインたちを愛する余裕は幼い私にはなくて(笑)。
嫌いにならなかった…憎からず思っていた二人の悪役ヒロインについて語ります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
1997年~1998年に連載されていたという短い連載ですが、読み応えたっぷりのバレエ漫画。
多分今でもバレエを習う女の子たちにはバイブル的な漫画なんじゃないですかね。
バレエといえば、何度もこのブログに書いている気がしますが、小学生時代はバレエ習ってる同級生にバカにされていた。
運動が苦手でダサくてぽちゃぽちゃボディーでな。
なので長年そのコの思い出が強くてバレエ習う女の子にネガティブなイメージを重ねていた。
性別でも外見のカテゴリーでも人種でもそうだが、ひとくくりにされちゃうもんなのよね。
まあ私のその偏見は、大人になってバレエ教室に通う女の子たちに講師と勘違いされてあいさつされまくるうちに、
「彼女たちは私に無礼をはたらいたあのコとは全く別人で、一生懸命頑張る幼い人たちなのだ」
とそのまま受け止められるようになりました。
今では
「この教室から未来のタカラジェンヌが生まれるかもしれない…」
と温かい気持ちで見ています。
バレエを頑張ってるお嬢さま方、ぜひ宝塚受験も一度考えてみてね
←おい。
さて、というわけで今回言いたい放題するのは水沢めぐみさんの『トウ・シューズ』に登場する悪役ヒロインたちです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
※トウ・シューズ全5巻完結(アマゾン)
文庫本とか完全版とかないのか…さみしい…。
【最後の最後で好きになってしまうライバル…長谷部涼子】
この漫画は初期まっったく嫌なキャラクターがいなくて、おいおいマジかよ~と思って読んでいましたが、最初に現れる悪役こそが涼子さん。
黒髪ショートカットのつり目なクール美人、取り巻きの女友達をいつもはべらされている…というお決まりのライバルキャラで大変わかりやすい。
主人公の森野くるみちゃんに嫌味を言いまくったり笑いものにしたりと
「あるある~」
な嫌がらせオンパレードで、大人になった今では
「なんて子どもっぽくておバカなんだ…かわいいな」
って思えるけど、少女の私には
「なんて嫌なキャラなんだ…」
でしかなく。
モテキャラ・一臣くんに片想いしていて、嫉妬に怒り狂う場面なんかは
「なんて安っぽいんだ…おじさんの喜ぶ女キャラそのものじゃんか…」
と今なら思うけど、当時はわからず。
水沢めぐみさんの漫画はヒロインに苦労させるのが特徴で、この作品でもそう。
涼子さんは基本的にくるみちゃんに余裕で勝つ、という流れで物語が展開していきますが…ヒロイン役をオーディションで勝ち取ったあたりから涼子さんに試練と苦労がやっていきます。
そりゃそうだ、ヒロインを演じるのは楽じゃないし、先生にダメ出しされる率も端役の比ではない。
まー…日本の先生あるあるな
「それじゃ効果ないでしょ、理論的に教えろや」
なので、私的には涼子さんに同情する比率が多い。
しかしながら涼子さんの踊りや芝居に努力が足りなすぎるのは間違いないので、ぜひ自己愛と傲慢を律するために頑張ってほしかったのだけど、幼く苦労知らずの涼子さんは耐え切れずヒロインを降りて、違うバレエ団にうつるのでした。
「お前…あんなにくるみちゃんのこといじめてたくせに自分はまっとうな指導すら耐えられないのかよ~」
と思ったものよ。
でもそれこそがリアル。
ここでバレエを辞めてしまう人も現実には多いのですが、涼子さんは辞めなかったのでやっぱりバレエが好きだし才能がなくはないのでしょう。
弱くて、カッコ悪くて、幼稚で、かわいげもない彼女は悪役キャラを全うして物語を退場する…。
のかと思ったら、最終回(完結編?)で奇跡の大復活を遂げてしまうのだ。
見事に自己愛と傲慢の暴走をコントロールできるように成長し、見事な成果を読者とキャラクターたちに見せつけ…それだけでもカッコいいのに、最後の最後でくるみちゃんに
「あなたの踊りも良かった、くやしいけど」
と言うのだ!
これは反則でしょ涼子さん~。
「大人になったねー…なんて素敵なお姉さんになったんだ」
と感動の嵐です。
彼女が最後にこうなったのは、彼女自身が自分のカッコ悪さから逃げずに付き合って成長した証に違いありません。
登場ラストシーンでホームランかましてくる美味しいキャラ。
【愛らしさと憎たらしさを併せ持った魅力的な悪役・香月杏奈】
体感、物語後半で涼子さんと交代するように登場する悪役ヒロインが香月杏奈です。
主人公のくるみちゃんもキュートで明るく色気のないTHE・王道な少女漫画ヒロインですが、杏奈はライバルキャラでありながらくるみちゃんと張り合うヒロイン力を持っています。
「こ、これがライバルキャラだと?!」
と言いたくなるキュートなルックス、輝く笑顔で自ら話しかけることができるコミュニケーション能力の高さ…。
むろん、バランスをとるように
「嫌だなー…」
要素もあるのだけど、それがすごく上手いんだよね。
「主人公を負かそうと決めているけど、アンフェアなことは一切しない」
「ぶりっこだけど、めっちゃ男前で他のキャラとつるんで悪口なんか言わない」
「気に入らないなーってネガティブな感情をその場でちゃんと自分の言葉で伝える」
カッコイイ女なんですよ、杏奈は!(笑)
涼子さんの取り巻き二人に
「言いたいことがあるなら本人に言ったら?
あ、そうかー実力ない人ほど陰口が得意なのよね~」
とたった一人で!笑顔で!言い返した場面は胆力ありすぎて
「杏奈…きゅん…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
」
でした(笑)。
実はくるみちゃんのこと大好きなんだろうなーって場面もたくさんあって、嫌いになれないのよー。
ワガノワ・アカデミー=ロシアにある名門バレエ学校。の先生がNHKのドキュメンタリーで
「このバレエの世界にコネはぜったい通用しない、努力・努力・努力しかないんだ!」
「この役をぜったいに手放さないという強い執念がなければどんな端役もぜったいにできません」
と話していたんだけど、
「才能やスタイルだけではダメ」
なことを体現するのが杏奈というキャラなんだろうなーと思います。
杏奈がもしも令和に生きるティーンエイジャーだったら注目されるの好きみたいだからSNSを上手く使いこなして人気者になるかも…。
今ならはっきり書けるよ、私は杏奈が大好きだ。
【その他の素敵ヒロインたち】
この二人(と、涼子さんの手下たち)以外は本当にこの作品性格のいい善人キャラばかり。
主人公のくるみちゃんももちろん大好きだし、親友キャラの早紀ちゃんも最初から好きだったな~彼女がコッペリアでヒロインをとった時はすごく嬉しかった。
「まだまだ背が伸びてるから、バレエ続けられないかもしれない…」
と泣いてた早紀ちゃん、ぜひとも宝塚を受験して男役になってほしいよ…。
踊りが上手くてキュートな男役さんにぜひ…。
って宝塚話はよくて。
もう一人の親友・桃ちゃんは恥ずかしがり屋で人によっては
「お嬢さま気取りのぶりっこキャラ」
かもしれませんが、くるみちゃんの人間性を一貫して尊敬し愛してくれた一人なので最後にご褒美があってよかったな~と思います。
桃ちゃんのバリエーションなんだけどむしろ
「素敵なんだけど、好きになりきれない…」
と少女時代に思っていたのは、作中最も才能があり人格が優れた存在として描かれていたはづきさん。
ってのも、モテキャラの一臣くんが好きなので要所要所で嫉妬心がダダ漏れていたからなんですね。
でもはづきさんは、涼子さんと違ってそれを男にもライバルにもぶつけない。
それを
「腹黒いな…」
と思っていたけど、いやいや腹黒いわけじゃなく彼女はとても精神が成熟しているんだよね。
だって男に不安ぶつけたりライバルに意地悪したって自分の評価下げるだけじゃん。
賢い女なのよ。
はづきさんも一臣くんも10代ってことに今は
「なんだと…」
と震えますが…はづきさんもいい子、賢い子。
私は一臣くんに萌える才能がなかったので
「なんで彼がモテるんだろ…」
と疑問。
でも思うけど、ぜったい一臣くんくるみちゃんのこと好みだったんだと思うよ(笑)。
くるみちゃん以上にはづきさんが好みで条件良かったんだろうけど、はづきさんの気持ちがバレバレだから引き伸ばしていたとしか…。
少女漫画だから彼はどちらにも手を出さないでいたけど、これが現実だったら、ねえ?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
ヒーローの智也くんは少女漫画王道のケンカ友達→恋人コースでまあ予想通り。
中学生のとき150センチもなかった男の子が長身になるという現実ではまずありえない幻想展開は、あの時代は仕方なかったのかもしれないけど今はう~ん?かなー。
思春期にぐーんと背がのびる人はたしかにいるんだけど、それでも女の子なら165センチくらい、男の子なら175センチくらいがマックスの成長なことがほとんどな気がする。
女の子で170センチ以上、男の子で185センチとかなる人はやっぱり中1時点で160センチ前後くらいはある気がするよ。
私自身も中学でかなり身長が伸びた方だけど、それでも153センチ(うろ覚え)→165センチこんなものです。
やっぱりさー、遺伝子ってあるよ。
希望のないこと書いてすまないが、痩せる・太ると身長伸ばす、は違いすぎる。
最後なんか身長話になってしまったけど、そういうわけで涼子さんと杏奈という素敵な悪役ヒロインのお話でした~。
ここまで読んでくださってありがとうございます
前回(→・私が愛した『YAWARA!』の悪役ヒロインたち。)に続いて、私が愛した悪役ヒロインシリーズ。
ですが、何度も読み直した『YAWARA!』と違って今回の作品…水沢めぐみさんの『トウ・シューズ』は少女時代に読んだだけだったので、悪役ヒロインたちを愛する余裕は幼い私にはなくて(笑)。
嫌いにならなかった…憎からず思っていた二人の悪役ヒロインについて語ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
1997年~1998年に連載されていたという短い連載ですが、読み応えたっぷりのバレエ漫画。
多分今でもバレエを習う女の子たちにはバイブル的な漫画なんじゃないですかね。
バレエといえば、何度もこのブログに書いている気がしますが、小学生時代はバレエ習ってる同級生にバカにされていた。
運動が苦手でダサくてぽちゃぽちゃボディーでな。
なので長年そのコの思い出が強くてバレエ習う女の子にネガティブなイメージを重ねていた。
性別でも外見のカテゴリーでも人種でもそうだが、ひとくくりにされちゃうもんなのよね。
まあ私のその偏見は、大人になってバレエ教室に通う女の子たちに講師と勘違いされてあいさつされまくるうちに、
「彼女たちは私に無礼をはたらいたあのコとは全く別人で、一生懸命頑張る幼い人たちなのだ」
とそのまま受け止められるようになりました。
今では
「この教室から未来のタカラジェンヌが生まれるかもしれない…」
と温かい気持ちで見ています。
バレエを頑張ってるお嬢さま方、ぜひ宝塚受験も一度考えてみてね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
さて、というわけで今回言いたい放題するのは水沢めぐみさんの『トウ・シューズ』に登場する悪役ヒロインたちです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
※トウ・シューズ全5巻完結(アマゾン)
文庫本とか完全版とかないのか…さみしい…。
【最後の最後で好きになってしまうライバル…長谷部涼子】
この漫画は初期まっったく嫌なキャラクターがいなくて、おいおいマジかよ~と思って読んでいましたが、最初に現れる悪役こそが涼子さん。
黒髪ショートカットのつり目なクール美人、取り巻きの女友達をいつもはべらされている…というお決まりのライバルキャラで大変わかりやすい。
主人公の森野くるみちゃんに嫌味を言いまくったり笑いものにしたりと
「あるある~」
な嫌がらせオンパレードで、大人になった今では
「なんて子どもっぽくておバカなんだ…かわいいな」
って思えるけど、少女の私には
「なんて嫌なキャラなんだ…」
でしかなく。
モテキャラ・一臣くんに片想いしていて、嫉妬に怒り狂う場面なんかは
「なんて安っぽいんだ…おじさんの喜ぶ女キャラそのものじゃんか…」
と今なら思うけど、当時はわからず。
水沢めぐみさんの漫画はヒロインに苦労させるのが特徴で、この作品でもそう。
涼子さんは基本的にくるみちゃんに余裕で勝つ、という流れで物語が展開していきますが…ヒロイン役をオーディションで勝ち取ったあたりから涼子さんに試練と苦労がやっていきます。
そりゃそうだ、ヒロインを演じるのは楽じゃないし、先生にダメ出しされる率も端役の比ではない。
まー…日本の先生あるあるな
「それじゃ効果ないでしょ、理論的に教えろや」
なので、私的には涼子さんに同情する比率が多い。
しかしながら涼子さんの踊りや芝居に努力が足りなすぎるのは間違いないので、ぜひ自己愛と傲慢を律するために頑張ってほしかったのだけど、幼く苦労知らずの涼子さんは耐え切れずヒロインを降りて、違うバレエ団にうつるのでした。
「お前…あんなにくるみちゃんのこといじめてたくせに自分はまっとうな指導すら耐えられないのかよ~」
と思ったものよ。
でもそれこそがリアル。
ここでバレエを辞めてしまう人も現実には多いのですが、涼子さんは辞めなかったのでやっぱりバレエが好きだし才能がなくはないのでしょう。
弱くて、カッコ悪くて、幼稚で、かわいげもない彼女は悪役キャラを全うして物語を退場する…。
のかと思ったら、最終回(完結編?)で奇跡の大復活を遂げてしまうのだ。
見事に自己愛と傲慢の暴走をコントロールできるように成長し、見事な成果を読者とキャラクターたちに見せつけ…それだけでもカッコいいのに、最後の最後でくるみちゃんに
「あなたの踊りも良かった、くやしいけど」
と言うのだ!
これは反則でしょ涼子さん~。
「大人になったねー…なんて素敵なお姉さんになったんだ」
と感動の嵐です。
彼女が最後にこうなったのは、彼女自身が自分のカッコ悪さから逃げずに付き合って成長した証に違いありません。
登場ラストシーンでホームランかましてくる美味しいキャラ。
【愛らしさと憎たらしさを併せ持った魅力的な悪役・香月杏奈】
体感、物語後半で涼子さんと交代するように登場する悪役ヒロインが香月杏奈です。
主人公のくるみちゃんもキュートで明るく色気のないTHE・王道な少女漫画ヒロインですが、杏奈はライバルキャラでありながらくるみちゃんと張り合うヒロイン力を持っています。
「こ、これがライバルキャラだと?!」
と言いたくなるキュートなルックス、輝く笑顔で自ら話しかけることができるコミュニケーション能力の高さ…。
むろん、バランスをとるように
「嫌だなー…」
要素もあるのだけど、それがすごく上手いんだよね。
「主人公を負かそうと決めているけど、アンフェアなことは一切しない」
「ぶりっこだけど、めっちゃ男前で他のキャラとつるんで悪口なんか言わない」
「気に入らないなーってネガティブな感情をその場でちゃんと自分の言葉で伝える」
カッコイイ女なんですよ、杏奈は!(笑)
涼子さんの取り巻き二人に
「言いたいことがあるなら本人に言ったら?
あ、そうかー実力ない人ほど陰口が得意なのよね~」
とたった一人で!笑顔で!言い返した場面は胆力ありすぎて
「杏奈…きゅん…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
でした(笑)。
実はくるみちゃんのこと大好きなんだろうなーって場面もたくさんあって、嫌いになれないのよー。
ワガノワ・アカデミー=ロシアにある名門バレエ学校。の先生がNHKのドキュメンタリーで
「このバレエの世界にコネはぜったい通用しない、努力・努力・努力しかないんだ!」
「この役をぜったいに手放さないという強い執念がなければどんな端役もぜったいにできません」
と話していたんだけど、
「才能やスタイルだけではダメ」
なことを体現するのが杏奈というキャラなんだろうなーと思います。
杏奈がもしも令和に生きるティーンエイジャーだったら注目されるの好きみたいだからSNSを上手く使いこなして人気者になるかも…。
今ならはっきり書けるよ、私は杏奈が大好きだ。
【その他の素敵ヒロインたち】
この二人(と、涼子さんの手下たち)以外は本当にこの作品性格のいい善人キャラばかり。
主人公のくるみちゃんももちろん大好きだし、親友キャラの早紀ちゃんも最初から好きだったな~彼女がコッペリアでヒロインをとった時はすごく嬉しかった。
「まだまだ背が伸びてるから、バレエ続けられないかもしれない…」
と泣いてた早紀ちゃん、ぜひとも宝塚を受験して男役になってほしいよ…。
踊りが上手くてキュートな男役さんにぜひ…。
って宝塚話はよくて。
もう一人の親友・桃ちゃんは恥ずかしがり屋で人によっては
「お嬢さま気取りのぶりっこキャラ」
かもしれませんが、くるみちゃんの人間性を一貫して尊敬し愛してくれた一人なので最後にご褒美があってよかったな~と思います。
桃ちゃんのバリエーションなんだけどむしろ
「素敵なんだけど、好きになりきれない…」
と少女時代に思っていたのは、作中最も才能があり人格が優れた存在として描かれていたはづきさん。
ってのも、モテキャラの一臣くんが好きなので要所要所で嫉妬心がダダ漏れていたからなんですね。
でもはづきさんは、涼子さんと違ってそれを男にもライバルにもぶつけない。
それを
「腹黒いな…」
と思っていたけど、いやいや腹黒いわけじゃなく彼女はとても精神が成熟しているんだよね。
だって男に不安ぶつけたりライバルに意地悪したって自分の評価下げるだけじゃん。
賢い女なのよ。
はづきさんも一臣くんも10代ってことに今は
「なんだと…」
と震えますが…はづきさんもいい子、賢い子。
私は一臣くんに萌える才能がなかったので
「なんで彼がモテるんだろ…」
と疑問。
でも思うけど、ぜったい一臣くんくるみちゃんのこと好みだったんだと思うよ(笑)。
くるみちゃん以上にはづきさんが好みで条件良かったんだろうけど、はづきさんの気持ちがバレバレだから引き伸ばしていたとしか…。
少女漫画だから彼はどちらにも手を出さないでいたけど、これが現実だったら、ねえ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
ヒーローの智也くんは少女漫画王道のケンカ友達→恋人コースでまあ予想通り。
中学生のとき150センチもなかった男の子が長身になるという現実ではまずありえない幻想展開は、あの時代は仕方なかったのかもしれないけど今はう~ん?かなー。
思春期にぐーんと背がのびる人はたしかにいるんだけど、それでも女の子なら165センチくらい、男の子なら175センチくらいがマックスの成長なことがほとんどな気がする。
女の子で170センチ以上、男の子で185センチとかなる人はやっぱり中1時点で160センチ前後くらいはある気がするよ。
私自身も中学でかなり身長が伸びた方だけど、それでも153センチ(うろ覚え)→165センチこんなものです。
やっぱりさー、遺伝子ってあるよ。
希望のないこと書いてすまないが、痩せる・太ると身長伸ばす、は違いすぎる。
最後なんか身長話になってしまったけど、そういうわけで涼子さんと杏奈という素敵な悪役ヒロインのお話でした~。
ここまで読んでくださってありがとうございます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)