【ドラマ版『失恋ショコラティエ』を観て…】
録画しておいたドラマ版『失恋ショコラティエ』(再放送してる)を夕食のときに観る、というのがこの1週間のお約束でした。
5年前の作品ですが、この頃はすごく痩せたスレンダー体型としっかりメイクが流行だったのかな~なんて思いながら観ています。
原作版はとても好きですが(感想たくさん書いています。→・原作漫画版『失恋ショコラティエ』感想記事まとめました♪)ドラマ版は…う~ん。
俳優さんたちが頑張っているのはわかるんだけど、色々飛ばしたり変えたりしているから似てるけど全然違う世界という感じ。
肝心のショコラを
「美味しそう~」
ってあんまり感じないのは照明の関係でしょうか。
わからない。
さて、原作とは違うけれどドラマというのは
「その時代」
の影響を受けまくって出来上がるもの。
それを考えるのは面白い。
たとえば。
1.薫子が他人にひどい言葉を吐くのは、自分がいつも自分にひどい言葉をかけているから。
水川あさみさんは昔から好みの女優さんなので、原作では
「え~…」
と思った薫子の言動もけっこう
「あさみさんなら全然OK」
と思ってしまいがちに。
しかしながら、こういう
「外見が好みだからなんでもゆるせる」
という魔法はスター相手なら解けなくても、現実の人間同士だと必ず解ける。
どんなに惚れこんでいても、溺愛されても、いつか必ず“恋は盲目マジック”がきかなくなる時がくる。
そうなったとき、愛される側はびっくりするだろうな~としみじみ思います。
奥様方が
「仕事なんかできなくていい、可愛いからそれで充分って甘やかされた女子社員は大変。
30になったとき、40になったとき、結婚したとき、若いお気に入りができたとき、どこかで必ずおじさん達が手の平返しをしてくる。
だから甘やかされるよりは虐げられる方がトータルでは得。
虐げられたら実力つけるしかないでしょ」
と話してくれたこともあった…う~む。
さて、薫子さん。
彼女はいつもいつも自分を
「世間から見て旬がすぎた価値の低い女」
だと素直に信じていて、自分にひどい言葉ばっかり心でかけています。
自虐もすごい。
けどたしかに少し前まで日本の女性はこうあれって世間に洗脳されていたんですよね。
おそろしい。
猛々しくひどい言葉をしょっちゅう吐き出す薫子さんは怖いけど、実は心が疲れきっていて誰より自分で自分をダメだダメだっていじめている。
「あるあるー」
切ないね。
自分が心の中で自分をけなさなければ、優しい言葉で自分を満たせていたら。
きっと他者にかける言葉も優しいものになるね。
2.スペックだけで相手を選ぶと相性みるのを忘れるね。
サエコと夫さんは
「新婚でこれとか…地獄…」
と思うほどとにかく相性が悪くて。
夫がモラハラ気質なのは間違いありませんが、それ以前に二人は圧倒的に相性が悪い。
人と人の相性はスペック(仕様。外見、肩書き、年齢など)だけでははかれないものだけど、明らかにスペックしか見てない二人は相性を考えず結婚したみたい。
夫→若さ・弱さ・支配しやすさ(お嬢様だったり経済力がある妻は支配しづらい)・ルックス
サエコ→肩書き・年収・結婚しやすさ(ドラマ版では夫さんは美男子ですが、原作ではもっさりしてるのでルックスは除外)
こんなところなんじゃないですかね、気にしてたのは。
次の項目で書きますけど夫さんは心が穴だらけだし、サエコはとても結婚する段階にまで心が大人になっていない。
結婚はメリットを与えあえれば成立するけど、やっぱり結婚生活を続けるにはあんまり幼いとできないですよ。
若くして結婚した人たちはたいてい心が成熟していくじゃないですか。
3.サエコ夫の心は穴だらけ、治療が必要。
モラハラなサエコの夫。
実写でモラハラ描写みると漫画よりも
「うわ~…」
と思いますね。
モラハラ夫はたいていそうですが、被害者意識の強いこと。
そして加害行為を正当化し
「俺の方がよっぽどかわいそうだろ!」
ってな論理。
これはねー…専門機関で治療を受けるべき段階にとっくになっていると思う。
サエコ母は
「素敵なダンナ様のゴキゲンとるのがあんたの仕事」
というけどそんな段階じゃないんだって。
彼の心は穴だらけで、だからサエコの愛も思いやりも全然受け取れない。
(ドラマ版ではあんまりサエコの思いやり描写ないけどね…)
だってザル(心)に水(愛)を注いでもジャーッと出ちゃうだけだもん、おんなじこと。
穴だらけの心に気付き・修復するために専門家や同じ傷をもった仲間たちの力をかりるべきだけど、それをぜったいやりたくない彼はサエコを支配し暴力をふるうことで不快感を解消しようとしている…。
「なんでもかんでも女(母、妻)のせい」
「男をマトモにするのは女の仕事で、できない女が悪い」
って令和となった今ではみんな
「バカいうな」
って言えるけど、この頃は定説扱いされていたのだよね…時代をあらわしています。
そんなことを再放送観ながら思いました。
これは全然関係ないところでのことなんだけど、とある若きジェントルマンが
「じいさんたちの時代は過ぎ去ったんですよ。
大嫌いだったよ、平成時代」
と語っていて妙に印象に残った。
たしかに…幸せとはいえない時代だったのかもしれません。
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録画しておいたドラマ版『失恋ショコラティエ』(再放送してる)を夕食のときに観る、というのがこの1週間のお約束でした。
5年前の作品ですが、この頃はすごく痩せたスレンダー体型としっかりメイクが流行だったのかな~なんて思いながら観ています。
原作版はとても好きですが(感想たくさん書いています。→・原作漫画版『失恋ショコラティエ』感想記事まとめました♪)ドラマ版は…う~ん。
俳優さんたちが頑張っているのはわかるんだけど、色々飛ばしたり変えたりしているから似てるけど全然違う世界という感じ。
肝心のショコラを
「美味しそう~」
ってあんまり感じないのは照明の関係でしょうか。
わからない。
さて、原作とは違うけれどドラマというのは
「その時代」
の影響を受けまくって出来上がるもの。
それを考えるのは面白い。
たとえば。
1.薫子が他人にひどい言葉を吐くのは、自分がいつも自分にひどい言葉をかけているから。
水川あさみさんは昔から好みの女優さんなので、原作では
「え~…」
と思った薫子の言動もけっこう
「あさみさんなら全然OK」
と思ってしまいがちに。
しかしながら、こういう
「外見が好みだからなんでもゆるせる」
という魔法はスター相手なら解けなくても、現実の人間同士だと必ず解ける。
どんなに惚れこんでいても、溺愛されても、いつか必ず“恋は盲目マジック”がきかなくなる時がくる。
そうなったとき、愛される側はびっくりするだろうな~としみじみ思います。
奥様方が
「仕事なんかできなくていい、可愛いからそれで充分って甘やかされた女子社員は大変。
30になったとき、40になったとき、結婚したとき、若いお気に入りができたとき、どこかで必ずおじさん達が手の平返しをしてくる。
だから甘やかされるよりは虐げられる方がトータルでは得。
虐げられたら実力つけるしかないでしょ」
と話してくれたこともあった…う~む。
さて、薫子さん。
彼女はいつもいつも自分を
「世間から見て旬がすぎた価値の低い女」
だと素直に信じていて、自分にひどい言葉ばっかり心でかけています。
自虐もすごい。
けどたしかに少し前まで日本の女性はこうあれって世間に洗脳されていたんですよね。
おそろしい。
猛々しくひどい言葉をしょっちゅう吐き出す薫子さんは怖いけど、実は心が疲れきっていて誰より自分で自分をダメだダメだっていじめている。
「あるあるー」
切ないね。
自分が心の中で自分をけなさなければ、優しい言葉で自分を満たせていたら。
きっと他者にかける言葉も優しいものになるね。
2.スペックだけで相手を選ぶと相性みるのを忘れるね。
サエコと夫さんは
「新婚でこれとか…地獄…」
と思うほどとにかく相性が悪くて。
夫がモラハラ気質なのは間違いありませんが、それ以前に二人は圧倒的に相性が悪い。
人と人の相性はスペック(仕様。外見、肩書き、年齢など)だけでははかれないものだけど、明らかにスペックしか見てない二人は相性を考えず結婚したみたい。
夫→若さ・弱さ・支配しやすさ(お嬢様だったり経済力がある妻は支配しづらい)・ルックス
サエコ→肩書き・年収・結婚しやすさ(ドラマ版では夫さんは美男子ですが、原作ではもっさりしてるのでルックスは除外)
こんなところなんじゃないですかね、気にしてたのは。
次の項目で書きますけど夫さんは心が穴だらけだし、サエコはとても結婚する段階にまで心が大人になっていない。
結婚はメリットを与えあえれば成立するけど、やっぱり結婚生活を続けるにはあんまり幼いとできないですよ。
若くして結婚した人たちはたいてい心が成熟していくじゃないですか。
3.サエコ夫の心は穴だらけ、治療が必要。
モラハラなサエコの夫。
実写でモラハラ描写みると漫画よりも
「うわ~…」
と思いますね。
モラハラ夫はたいていそうですが、被害者意識の強いこと。
そして加害行為を正当化し
「俺の方がよっぽどかわいそうだろ!」
ってな論理。
これはねー…専門機関で治療を受けるべき段階にとっくになっていると思う。
サエコ母は
「素敵なダンナ様のゴキゲンとるのがあんたの仕事」
というけどそんな段階じゃないんだって。
彼の心は穴だらけで、だからサエコの愛も思いやりも全然受け取れない。
(ドラマ版ではあんまりサエコの思いやり描写ないけどね…)
だってザル(心)に水(愛)を注いでもジャーッと出ちゃうだけだもん、おんなじこと。
穴だらけの心に気付き・修復するために専門家や同じ傷をもった仲間たちの力をかりるべきだけど、それをぜったいやりたくない彼はサエコを支配し暴力をふるうことで不快感を解消しようとしている…。
「なんでもかんでも女(母、妻)のせい」
「男をマトモにするのは女の仕事で、できない女が悪い」
って令和となった今ではみんな
「バカいうな」
って言えるけど、この頃は定説扱いされていたのだよね…時代をあらわしています。
そんなことを再放送観ながら思いました。
これは全然関係ないところでのことなんだけど、とある若きジェントルマンが
「じいさんたちの時代は過ぎ去ったんですよ。
大嫌いだったよ、平成時代」
と語っていて妙に印象に残った。
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