さてさて、いよいよと言うかようやくと言うか・・・・(^_^;) 真鍮の錆落としの性能比較をしてみました。
で、結論から申しますと・・・・全くと言ってよいほど差はございません。(笑) 少々過酷かとは思いましたが用意しました試料は左の真鍮パイプ・・・放置期間5年以上と思われますが空気中の湿度と反応してしっかりと(?)錆が定着しておりますね。 で、右が使用後。 インストの使用方法はそれぞれ異なっておりましたが、条件を統一するため同じ時間試料を漬け込み仕上げに古い歯ブラシで軽く磨きました。 唯一敢えて変えた条件は、薬品の濃度・・・AN-1は希釈して使用する様指示されてましたので、他の2点は原液を使用しましたが3倍に薄めて使用しました。
“な~んだピッカピカじゃないじゃん!”と言うなかれ、じっくり時間をかけて錆が定着しておりますのでここまで落ちれば十分・・・・製作中に一か月やそこいらで錆びた物なら見事に元通りになります(これはマッハ模型のブラスクリーンで実証済みです)し、この定着錆もあとはクレンザーで磨けば十分元の真鍮色になってくれるのでありましょう。 ただ・・・・きっちりどれがどの薬剤を使用したか、私は覚えてますけども見た目は・・・・変わりません・・・・・ね?(爆)
で、折角ですからエゲツ無く錆びてるものばっかり錆落とし(上記と同じ方法で・・・です)してみました。(爆) 後の真鍮ブロックは結局せずに終わりましたが・・・フラックス用の筆立て代わりの真鍮パイプに真鍮製テンプレート、それに放置期間5年以上のエッチングパーツであります。
一応比較(?)の為に申し添えておきますと、それぞれ左側がAN-1で右がマッハ模型のブラスクリーン使用でございます。左写真は照明の具合で少々赤っぽく写り過ぎてますが、実際は右写真ぐらいの色目・・・・元がもとだけに、ホントここまで落ちてくれれば十分ざます。v(^ ^)
最後はもっとも皆さんに身近と思われるエッチングパーツの錆落とし・・・AN-1に漬け込んだだけですが、ちゃんと元の艶に戻ってくれてますね!
このAN-1は2~10倍に希釈して使用可っていうことで今回は3倍に薄めてみましたが、10倍でも同じ効果なら・・・・・一番財布に優しい錆落としってことになるかも・・・・・次回は希釈倍率による効果比較を是非やってみねばなりませんね!!
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