今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

母の日

2023-05-16 13:19:07 | 安蘭けい


ほぼ2年ぶりの更新!
ブログの体をなしておりません(涙)

さんざんほったらかしておいてなんですが、何故か昨日の夜、急に気になってしまい
ログインしたところ、なんと!ちゃんとログインできた!


オスロ

2021-02-24 09:37:30 | 安蘭けい


新国立劇場 中劇場 で16日観てきました。

作  j・T・ロジャース
翻訳 小田島恒志・小田島則子
演出 上村聡史
出演 坂本昌行 安蘭けい 福士誠治 河合郁人 横田栄司 石田圭祐 那須佐代子 石橋徹郎 佐川和正
   チョウ・ヨンホ 駒井健介 吉野実紗 相島一之 益岡徹

1993年、イスラエルとパレスチナの代表者が初めて和平交渉に合意した「オスロ合意」の成立
その歴史的史実に基づいたドラマです。

何故オスロなのか。
それは、当時、イスラエルとパレスチナ、両方と良好な関係であったのがノルウェーだったそうで、
ある民間の研究機関のスタッフが仲介する形で極秘裏に合意に向けての努力がなされたそうです。

舞台は、このノルウェーの研究機関の中心人物である坂本さん扮するテリエ、その妻で外交官で
ある安蘭けいさん演じるモナが中心となって進んでいきます。

はっきり言って、中東情勢って、よくわかりません。
考えてみると、昔から、例えば「アラビアのロレンス」だって、よくわからなかった。

まあ、子供だったということもありますが・・・

一番覚えているのは、PLOのアラファト議長が国連で演説したことですかね。
なんだか、あのアラファト議長は印象的だったなあ、と思います。
詳しいことはわかりませんが。

なんだか、よくわからないことばかりだけど、重いというか深いというか。
外交の交渉ってこんな忍耐強くしないといけないのか、とか、とにかく、いろいろと
考えさせられることが多い内容でした。

政治的な内容だから、ちょっと退屈かもと思っていましたが、それほど退屈することもなく(爆)
お芝居に集中できたのは、出てくる人物たちがとても人間的で、生き生きと描かれていたからだと
思います。

そうなんです。とても人間的!

人種の垣根を越えて、お互いが自分の権利を主張し合い、なんとか合意点を見つけようとする、
見つけていきたい、その気持ちは同じなのに・・・

総論賛成、各論反対、みたいな・・・

なかなか上手くいかないなかで、それでも努力しようとするテリエ夫妻。
そこまでする必要があるのか、と考えてしまいました。

でも、そこは外交官魂がそうさせるのかなあ、と思いました。

出てくる方たち、皆個性的でした。

イスラエル側の正式な代表として登場するウリ・サヴィール役の福士誠治さん。
それまで、イスラエルは正式な代表ではなく民間人を派遣していたんですね。
福士さんの登場で場面の雰囲気がガラッと変わった気がしました。
とても存在感がありました。

その他、パレスチナ側の益岡徹さんも、良かったです。

それにしても、アラファト議長があんなに恐れられていた人物とは知りませんでした。
というか、ほんとに食えないやつ、何をするかわからない人物と捉えられていることに
ちょっと驚きました。

いや、私が無知なだけだと思いますが。
あの、国連のスピーチが頭にあって。
平和の印、オリーブの枝とピストルを両方持っている、ということの意味を改めて
考えました。

平和とは何か。
人間とは何か。

考えさせられるお芝居でした。




ミュージカル ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜

2020-10-09 18:51:07 | 安蘭けい


ミュージカル ビリー・エリオットを観てきました。

2017年の初演から3年
やっぱりいいものはいい、というか、改めて感動しました。

ウィルキンソン先生役が初演の時は島田歌穂さんで観たのですが、今回はとうこさんが登場ということで、どんなウィルキンソン先生かなあ、、、と、ワクワクドキドキ

とうこさんのウィルキンソン先生は、厳しくて冷たそうだけど心のそこでは熱い思いを抱えている、そんな感じの先生でした。
役作りはぴったりだったと思います。

ビリーの才能を見抜き、その才能を伸ばしたいためだけに自ら個人レッスンをする。

ビリーをお父さんやお兄さんのようにはさせたくなかったんでしょうね。

そのお父さん、最初はビリーのダンスには大反対だけど、でも、息子の夢を叶えさせるために、スト破りまでします。

炭鉱に未来は無い、ということを、心の内では悟っているんですよね。

炭鉱に生きる男たち、ストをすることで職場と故郷を守ろうとして破れていく男たち。

そんな大人たちのなかで、やりたいことも叶わないビリー。

1幕終わりの怒りのダンスは胸を打たれます(涙)

あの場面の演出が凄く好き。

自分の部屋で怒りをぶちまけ、ベッドまで放り出して踊り始めるビリー。

部屋から飛び出して、舞台で一人で踊りまくる。怒りを爆発させる。

奥の壁が一瞬にデモ鎮圧隊に変わる、、、

ビリーが置かれている閉鎖的な状況と、炭鉱のデモの状況が被ってくるんですね。

ビリーの小さな部屋からデモ鎮圧の場面へと繋がっていく、そのダイナミックな演出に鳥肌です。

私は2回みましたが、ビリー役、1回めは利田太一くん、2回めは渡部出日寿くんでした。

太一くんは、荒削りだけど感情がのっていて素晴らしかったです。

デニスくんは、小柄だけどダンスが美しい。
面差しが、映画「ニューシネマパラダイス」のトトくんに似ていて、おばさん、胸がキュンキュンしました(笑)

音楽はエルトン・ジョン
エルトンの曲はわかりやすくて、しかも説得力がある。

照明も光と陰が効果的に作られていて、動きのあるダイナミックな演出、素晴らしい音楽、ビリーの感情溢れるダンス
と相まって、本当に素晴らしい舞台だと思いました。


ウィルキンソン先生の、ダンスは感情を表すものだという台詞が胸に響く…

改めて…

名作だと思います。









すみれプロジェクト

2020-05-01 12:23:14 | 安蘭けい
宝塚OGによる、すみれプロジェクト の動画が配信されています。

開演ブザーが鳴って幕が上がって始まるところが、ぐっときます。
泣ける〜

65期有志から、ということで、期ごとに出てくるのが、宝塚ですね。
懐かしい方がたくさん。

とうこさんもパート2に参加されてます。
嬉しいです。

早く舞台で会えるといいなあ。


すみれプロジェクト こちら → パート1 パート2

ミュージカル CHESS 安蘭けいスペシャルカーテンコール

2015-10-21 04:43:57 | 安蘭けい



ミュージカル CHESS 大阪公演 が始まりました。
出演者、スタッフの皆さん、千秋楽まで頑張ってください。

そして、19日は瞳子さんのスペシャルカーテンコールだったのですね。

私は東京公演しか見ていないので、東京での瞳子さんスペシャルカーテンコールの模様を、遅まきながら書かせていただきます。

瞳子さんFCからのレポによると、東京、大阪とも同じ感じでしょうか。

本公演のカーテンコール後、皆さんがはけてから、アッキーの時とは違い、しばし時間があきました。
お着替えタイムだったようで、再び現れた瞳子さんは、自前の黒のパンツスーツです。

曲が始まると、すぐ後ろを向いてなにやらごそごそしている様子。

振り向くと黒のサングラス。そして手にしているのは、マイクに見立てたソフトクリーム!(爆)
メラーノの場面で大野くんがなめていたやつです。

さすが瞳子さん。関西人です。ただではすまない。仕込みにぬかりはありません。
ただ、ソフトクリームのマイク、持ち方のせいか、最初ちょっと分かりにくかったかな?
でも、大阪では、ばっちりだったようです。

曲はアービター。あっきーと同じです。
宝塚時代を彷彿とさせる歌いっぷりにクラっときました。

カメラマンの万里生くんも登場して、カメラ目線でカッコつける瞳子さん、カッコよかったです。

そして、そして、アービターを歌い終わったあと、ハッピーバースデーの曲が!
そうです。その日、瞳子さん、お誕生日だったんです。
出演者がまた登場して、かずさんは赤いバラを、アッキーは黄色いバラをプレゼント。

その日は楽屋裏でもお祝いされたようで、「もう人生の折り返しだから…」とかなんとか言いつつ、
瞳子さん、とっても嬉しそうでした。

みんな、仲いいんだね~
こちらもほっこりです。

素晴らしい公演の他に、こんな楽しい企画もあって、二重においしい観劇でした。

大阪公演、盛り上がりますように~