今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

フィル・スペクター死す

2021-01-30 11:16:53 | ROCK
1月16日 音楽プロデューサーのフィル・スペクターが亡くなりました。
享年81歳

アッキーが出ていたミュージカル ビューティフルの中でも歌われていた、ライチャスブラザースの「ふられた気持ち」も
フィルスペクターサウンドでした。

わたしにとってはロネッツの「ビーマイベイビー」ですかね。
ラジオから聞こえて来るフィル・スペクターサウンドをワクワクしながら聴いていました。
懐かしい〜

そして、ビートルズの「レット・イット・ビー」、ジョン・レノンの「ジョンの魂」も。

素材としての楽曲をどのように聴き手に届けるか、、、
そこが音楽プロデューサーの腕の見せどころだと思います。

どんないい曲でも、そのままではどうにもなりません。

どのようなサウンドにしていくのか、コーラスをどこでどのように入れるのか、楽器の編成をどうするのか、などなど。

時にはアーティストと対立しながらも、売れる作品を作り出すことに全力をかける。

曲作りはソングライターだけではないんだ、ということを改めて感じます。

フィル・スペクターはとっても優れたプロデューサーだったけれど、私生活は波乱万丈というか、亡くなった時は
殺人罪で服役していました。

一般的に考えたら、尋常でない人生だったんですね。

でも、私生活は破綻していたとしても、彼の作り出したサウンドは永遠不滅だと思います。

どうぞ、安らかに。









僕らこそミュージック 日テレプラス オンエア

2021-01-25 11:43:41 | 中川晃教
昨年、帝国劇場で9月23日に開催された、井上芳雄さんとアッキーの二人だけの一夜限りのコンサート

「僕らこそミュージック」が、昨日1月24日、日テレプラスでオンエアされました。

待ってました!

とっても楽しいコンサートだった!

こうして、テレビで見られるって素晴らしい!

あの感動が甦ります。

その、感動が忘れられず、12月に博多座で開催された「僕らミュ」にも遠征してしまいました。

てっきり、帝劇のこのコンサートの記事を書いたつもりでしたが、なんと、書いてない!(今頃気づくか)

わ〜っ
どうして?

手帳で確認したら、その翌日早朝から予定があって、手がつけられないまま時が経ってしまったんだった・・・
博多座の記事はしっかりと書いております。

ということで、帝劇の「僕らミュ」コンサート。

改めて見てみると、やっぱり、楽しい。

そして二人の息があっているんだか、いないんだか(小池先生いうところの水と油)な会話が面白い(笑)

でも、そこから滲み出るような信頼関係が感じられるのが嬉しい。

じわじわ〜っときました(涙)

ゲストの演出家、小池修一郎先生のお話が印象的でした。

「モーツァルト!」のキャスティングの時のお話とかも面白かったですが、これからの二人について、
歌でもう一つヒットを飛ばして欲しい、ということを仰られていて、鋭い指摘だなあと思いました。

演出家として舞台を成功させるという観点からキャスティングする時、固定ファンだけではなく、
違う世界、分野からの集客も必要だということを、強く感じていられるのだなと思いました。

反対にいうと、小池先生が求めているミュージカル俳優像というものが、舞台の経験値だけではない、
別の要素も含んでいる、ということでしょうか。

だから、時々謎のキャスティングがあるのか・・・(以下省略・笑)

とにかく、二人にとってはミュージカルの舞台で活躍するきっかけの舞台を作られた演出家、小池先生。
とっても貴重なお話をありがとうございました。

最後のアンコールで、音楽担当の島健さんも登場されて、お誕生日コンサートのこと
お話されました。
あのコンサートがあったか今がある、本当にそう思います。
ありがとうございます。


そして、コンサート後の楽屋でのアフタートークも充実していました。

二人の仲の良さが、信頼関係が改めて感じられて、ほっこり気分でした。

オンエアの最後、スタッフの方々のお名前が全部出ていました。

こんなに沢山の方々が携わっている、と思うと胸が熱くなりました。
二人だけのコンサート、それも、たった一夜限りなのに。

コロナ禍で劇場関係、エンタメ関係も大変な状況です。
スタッフの方々のお仕事も影響があるでしょうね。

大変でしょうけれど、スタッフの皆さんも頑張ってほしいです。

島さんも仰っていたけれど、コロナ禍だけど、だからこそこのコンサートが
実現できた、とも言えます。

コロナは嫌だけど、凄く幸せなことでした。

ヨッシー、アッキーの二人のコンサート、共演がこれからも続きますように。

楽しくて素敵なコンサートをありがとうございました。











レジェンド・オブ・ミュージカルVol.6(配信)

2021-01-22 16:19:58 | musical
レジェンド・オブ・ミュージカル 第6回
シアタークリエ
2021年1月21日 18時
ホスト  井上芳雄
ゲスト  光枝明彦
ピアノ  大貫祐一郎

昨日、配信にて観ました。

楽しかった!

光枝さん、83歳!
お元気です。
凄い!

劇団四季を見ていた頃、いつもそこにいらした。そんな方です。
ミュージカルの時もストレートプレイの時も。

アッキーが出ていた「グランドホテル」も医師オッテルシュラーグ役で出てらした。

とにかく、ほんとにたくさんの役をされている。
それも、日本のミュージカルの黎明期から。
正にレジェンド!

でも、そんな大袈裟な雰囲気は全然なくて、井上さんともとってフレンドリーな話ぶりで
優しくて、チャーミングなおじ様、という感じでした。


昔の四季のころのお話とか、とても面白かったです。

そして、キャッツからアスパラガスの「劇場猫」とか、ラ・マンチャの男 から「見果てぬ夢」を
歌ってくださいました。

いや〜83歳!
とっても艶のあるお声で感激しました。

井上さんは、アスペクツ・オブ・ラヴ から「恋の定めは」を。
この歌大好きです!
四季での日本初演見てます、って年がバレる(笑)
石丸幹二さん、素敵だったなあ・・・(遠い目)

井上さんは四季愛がもう、溢れんばかり、というか、溢れまくってました(笑)
微笑ましかったです。

光枝さんの今の四季に対しての思いとか、ミュージカルを目指している人への言葉とか、とっても
感慨深く感じました。

フランス文学系の舞台、確かに少ないですよね。
シェイクスピアとかイギリス系はたくさんあるけど。
オンディーヌとか懐かしいなあ、と思いました。

そんなこんな、あっという間の1時間半でした。

もっともっといろんな話をお聞きしたい気分でした。

そして、井上さんも言っていましたが、東宝の舞台で四季の話題でいいんですかねって(笑)

いいんです!
もっとやって欲しいと思いました。

楽しい時間をありがとうございました。










やっぱり・・・

2021-01-19 22:22:57 | 中川晃教
やっぱり・・・

1月末に予定されていた、アッキーのビルボード大阪(26日)、ビルボード東京(28日、29日)のライヴが中止になりました。

残念・・・

でも、正直ちょっとホッとしてるところもあります。

この状況の中、やはり行くには躊躇もあります。

時間も夜だし。

20周年記念でもあるし楽しみだったけれど、仕方ないですね。

文化会館は無事にできますように。

今は昨日まで配信のあった「Love Songsを探して」の余韻に浸っています。

アッキーはもちろんですが、海蔵くんや和樹さんの優しい声に癒されて幸せでした。

24日には、9月に帝劇であった「僕らこそミュージック」コンサートのOAがあるし、27日にはWOWOWの
グリーンブラックスでアッキースヌーピーが見られるみたいだし、とっても楽しみです。

このコロナ禍のなかで、配信やOAがあるのはとってもありがたいし、とっても嬉しいです。

動画配信 ミュージカル・ゴシック 「ポーの一族」大阪公演

2021-01-17 19:42:20 | takarazuka
宝塚初演から3年
明日海りおさんのエドガーが帰ってきました。

ミュージカル・ゴシック「ポーの一族」
梅田芸術劇場で、1月11日から始まりました。
昨日16日にライヴ配信があり観たのですが、とっても良かったです。

私、宝塚版よりも好みかもしれません。

全体的にとっても落ち着いた色調です。
映像、アニメーションも控えめながら効果的だし、セットも雰囲気がいい。
ゴシック感漂う美しい舞台になっていました。

心配した衣装も、宝塚のような原作再現感は薄いですが、落ち着いた色調で内容とよく合っていました。
ギムナジウムの制服も可愛くて素敵でした。

宝塚版よりも、キングポーと老ハンナの存在感が増していました。
台詞だったところが歌になっていたり。

また、後半大詰め、アランがエドガーについて行こうとする場面とかはダンス場面がはいったりして、
長めになっていて、より切なさ感が出ていたと思います。

宝塚ではフィナーレがつくので、それがない分、10分程度は芝居部分が増えている感じでしたね。

あと、当然ですが、男性キャストがいるので、ダンス場面の迫力がありました。

エドガー役の明日海りおさんは、ごく自然体にエドガーを演じていると思いました。
メイクも宝塚メイクではないし、ブルーコンタクトを入れてたりもしていないのですが、
しっかりエドガーを表現、体現していて、凄いと思いました。

萩尾先生絶賛もわかります。

アラン役は千葉雄大さん
ミュージカルの舞台は初めてということでしたが、凄く雰囲気が合っていて、良かったです。
明日海さんとの並びも違和感なく、歌は発展途上という感じですが、お芝居がとても良かったです。

キングポーの福井昌一さん
宝塚版では台詞だったところが歌の場面になっていたりで、インパクトが強くなっていました。
さすがの貫禄でした。

老ハンナは涼風真世さん
こちらも歌場面が増えていたのと、台詞回しが迫力あって存在感たっぷりでした。

東京公演がとても楽しみになりました。
早く観たいなあ!

出演者の皆さん、関係者の皆さん、無事に完走できますように。
東京でお待ちしております。

なお、23日にもまたライブ配信があります。
楽しみ〜