今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

パティ・スミス@オーチャードホール

2013-01-25 15:18:06 | ROCK
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オーチャードホールってクラシックとかミュージカルとかロックとは縁がない会場と思っていたけれど、
ググってみたら、シンディ・ローパーやエルビス・コステロやレオン・ラッセルなんかもやってるんですね。
この前来たのはワイルドホーンのコンサートだったし。こんなにロックもやっているとは知らなかった。
東急繋がりで「ロックオペラ モーツァルト」のチラシとか置いてないかな、と探したけれど、会場内にはやはりクラシック関係のチラシしかなかった(グスン)もっと宣伝してくれい。あ、文化村のチケットインフォメーションには置いてありました。ほっ。
やはり、表向きはクラシックなんだなあ、と。








で、本題。
パティ・スミスがオーチャードホールでライブコンサートと知って、会場が埋まるのか、と勝手に心配してしまいました(苦笑)
前日はSHIBUYA-AXなので、行くならそっちかな、と思っていたのですが、都合によりオーチャードの方に行ってきました。会場は2階3階までお客入ってました。かくいう自分も2階席。しっかりオペラグラス持参で行きました(爆)


いやー、もう、よかったです!!!!!
最高!!
パティ、凄い!66歳なんて思えない!!!
思ってたより肉付きはよかったけど(爆)
声がねえ、半端なく力強い。
言葉をきっちり1語1語きちんと発音するんですね。だから聞いてて単語が拾える率が高いというか。その力強さでビシバシと伝わってくる。詩人でもあるし、言葉の伝え方、言葉を伝えようという意志が明確なんだと思います。

髪を小分けにして三つ編みをたくさんぶら下げて、ニットキャップをかぶって、大きめの黒いジャケットにブルージーンズにブーツ。
演奏途中でその三つ編みをだんだんほどいていくんですね。適度なウェーブがでた髪形が素敵で。最初に三つ編みで出てきたとき、思わず可愛い!と思ってしまいました(笑)

そしてドラムセットのところには花が飾ってありました。ドラムヘッドというんですか、バスドラに「絆」の文字がありました。

曲目は
最新アルバムの「バンガ」から「April fool」「Mosaic」「Fuji-San」「This is The Girl」
「Medley」「Banga」の6曲。
後は「ホーセス」から「Kinberly」、「トランピン」から「My Blakean Year」 、「ウェイブ」から「Dancing Barehoot」、「ゴーンアゲイン」から「Beneathe the Southern Cross」 、「イースター」から「Because The Night」、「ラジオエチオピア」から「Pissing in the River」、「ドリーム オブ ライフ」から「People Have the Power」と、代表的なアルバムから選曲されてたように思います。

で、本編はここでひとまず終了…
その後のアンコール は怒涛の「Rockn Roll Nigger」から「Gloria」
凄かった~
カッコよかった~
パティのエレキギターも聴けた!

パティの自然体なパワフルさ、というか、勢いというか、もう何と言ったらいいかわかりませんが
とにかく凄さに圧倒されました。でも、押しつけがましいところは全然なく、ちゃんとエンターテイメントになってるんですよね。
それが凄い。


「Fuji-San」と「Banga」には和太鼓が入りました。パティの声と相まってちょっと呪術的な雰囲気醸し出してました。
和太鼓の方とお辞儀して挨拶する姿が可愛かった。
あと、「My Blakean Year」では最初に仙台を訪れたことを歌にしてました。アコースティックギターで歌う姿もさまになってます。

また、途中で被災地の養護施設への支援募金をした人の中から抽選でパティからのプレゼント、というイベントもあり、和やかかつパティのパワフルさ、凄さに圧倒されつつ、こちらも力をもらった感動のライブパフォーマンスでした。

最初にも書いたけれど、パティ、御年66歳です。
それでこのパフォーマンスですよ。
それを目の当りにすることができて、ほんとに幸せです。












彼を返して

2013-01-11 13:24:55 | 山口祐一郎
昨日、東宝からのメールで知りました。
今回のレミゼで山口祐一郎さんが降板とのこと。

えええ~っっっ

そんなの聞いてないよ~(涙)

一度は発表されたキャストなんですよね
そのあと何があったというのでしょう…

文面をそのまま信じるしかないけれど、
確かに充電期間は必要だと思うけど、
でも、やっぱり、ただただ寂しいです(涙、涙)

レミゼが新演出になったことと何か関係あるのかな~
映画をこの前みたけれど、新演出が基本になっているようですね。

こちら

いつかまた山口さんのバルジャンが見られますように。
「彼を返して」のあのきれいな声がきけますように。
祈るのみです。


故郷へ ドワーフたちの旅が始まった

2013-01-10 17:38:10 | cinema
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映画「ロード・オブ・ザ・リング」の60年前のお話「ホビットのおもいがけない冒険」
原作は「ホビットの冒険」

「ホビットの冒険」が書かれてから、後になって「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」が書かれているので、映画化の順序としては遡ることになります。

年末からお正月にかけて、3D字幕、2D吹替え、3D吹替え、2D字幕と一通り見てしまいました。ちょっと見すぎ?(爆)

え~っとですね、もうですね、ドワーフ達が素敵です!
「ロード・オブ・ザ・リング」ではドワーフはギムリだけだったので、そのイメージだったんですが、ホビットのドワーフはかっこいい!渋い!強い!ってギムリに失礼かな(爆)
特にトーリン・オーケンシールド!!
まだ1部だから、2部、3部ともっともっと見せ場があることと思います。楽しみ~
それにしても、配役を決めてるのは誰かな。凄いいいセンス。


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ホビットのビルボ・バギンス役はマーティン・フリーマン
BBCのドラマ「シャーロック」のワトソン役の人。ぴったりです。
実は2部の「スマウグのあらし場」には、シャーロック役の「裏切りのサーカス」にも出ていた、ベネディクト・カンバーバッチ(なんて長い名前)が竜のスマウグ役で出るんですよね。これも凄い楽しみです。


はなれ山の歌  Song of the Lonely Mountain
がとってもいいです。
ニール・フィン作 サントラ購入しちゃいました。








BANGA

2013-01-09 17:18:39 | ROCK
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パティ・スミスの久々の新譜「バンガ」
昨年リリースされました。

バンガというのは
ロシアの作家、ミハイル・ブルガーゴフが書いた「巨匠とマルガリータ」に出てくる
ポンティオ・ピラト、ピラト総督の飼い犬の名だそう。

ピラト総督といえば、イエス・キリストを処刑した人ですね。聖書ではイエスを何とか救おうとした人物として書かれているようで、昨日のブログでも書いた「ジーザス・クライスト・スーパースター」でもそのような設定でした。実はちょっといい人?みたいな。ただ実際はそんなことなくて、史実によればかなり反ユダヤで厳しい人だったようです。
「巨匠とマルガリータ」に出てくるピラト総督は聖書とは別だと思いますけど、犬飼ってるっていうのが面白いと思う。また、そこに目をつけるパティも面白いなあと。

このCDには「Fuji‐san」という曲があります。日本の富士山のことです。
3.11のことがあって、彼女なりの日本に対する気持ち、祈りの心の現われが、かっこいいロックになった、っていう感じです。
他の曲たちも素敵です。ニール・ヤングの「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」もあって嬉しい。パティの声、相変わらず魅力的でしっかりとしてパワーがあります。
それと、依然変わらないやせぎすな体型、凄いな~
最も尊敬する女性アーティストの一人です。


そして、今月、来日します。なんと、あっきーと同じ日に同じ場所でトーク&サイン会があるんです。時間も重なってるし。どないしよう(爆)
あっきーはこれからも見られるけど、パティはね、来日しないと会えないし。こんなチャンスあまりないし。それとも両方はしごできるかな(爆)
実は19、20日はセンター入試で出勤なのです。疲れるんだよねえ。時間長いし。
余力があったら行こうかな、と思ってるんですが、まずは現物(パティの場合は新しい詩集と自伝)購入しなきゃ(爆)




大好きなアルバムです。よく聞いたなあ。
 ↓
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最高のジーザス!

2013-01-08 17:33:08 | musical
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更新をがんばる!はずでしたが…
新年早々PCが不具合に…(泣)
うーん、もうっ
最初っからついてない(涙)

で、職場から内緒でやってます(こそこそ)


ホントはクリスマスシーズンに書こうと思っていました。

「ジーザス・クライスト・スーパースター」
2012年 アリーナツアー
イギリス バーミンガム・ナショナル・インドア・アリーナ公演
のライブ映像のロードショー
いうなれば、イギリス版ゲキ×シネです。

ジーザス・クライスト・スーパースター 2012 公式サイト

当初スカラ座では12月15日からたった6日間、という上映スケジュールでしたが、
今は11日まで日比谷シャンテで上映中です。



多分DVD発売に向けてのことだと思うので、あんまり長くは
やれないのかなあ。
しかし短期間しか上映されないのが、ほんとに残念なくらい
とっても素晴らしい舞台です。
今まで見たどのジーザスの映像より、舞台より、一番良かった!


出演者がみんな歌が上手いし、大掛かりなセット、映像、迫力があります。

舞台セットは階段になっていて、中段あたりが場面によって出入り口のように
開くようになっている。
そして大きな画面は、セットのような画面になったり、舞台映像になったり、
歌の歌詞が出たり…
劇団新感線の舞台を、特にSHIROHを彷彿とさせます。
ヘロデ王の場面は録画画面仕立てになっていたりして、これも新感線の舞台を
思い起こさせる。
もしかしてパクってません?なんて思ってしまうくらい。
いや、完全にパクってますよ~(爆)
というか、元からこういうセットだったのかなあ…
ま、どちらでもいいです。
とにかく素晴らしいです。


作曲者のアンドリュー・ロイド・ウェーバーは、ジーザスのアリーナ公演に思い入れがあるらしく
最後にちょこっと顔を出しますが、かなり興奮ぎみでした。
いや、誰でも興奮しちゃいます。これは。

これから、日比谷以外でも上演予定のようなので、興味のある方はぜひ!
2,000円の特別料金ですが、見て絶対損はしないと思います。