今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

雨にぬれても

2009-08-31 23:28:31 | akinori nakagawa
死神


死神の千葉は雨しか見たことが無い。
彼が‘仕事’をする時はいつも雨だから…
そんな‘千葉日和’?(爆)な雨の日となりました。

今日の 『7Days Judgment 死神の精度』 千秋楽

見るのは2回目。
前回観たときは、あっきーが少し他の出演者とは‘異質’に見えたけど、今日は溶け込んで見えました。
出演者4人が4人とも、それぞれの「役」を生きていた。
別れが惜しくなるような感じの舞台でした。
カーテンコールはスタンディングオベーションになって、熱い拍手が鳴り止まず…

最後の挨拶はよく覚えていないけれど(すみません)、観客の皆さんに見られていることで、「役」を生きることができた、みたいなことだった?かな…

香川さんは「スタンディングオベーションは初めて。嬉しいです」と。
ええ~っ
そうなんだ。
確かに映画とかテレビでは観客を真近に感じることはあまり無いかも。
舞台の魅力は演技者と観客の共有感というか、一体感というか、反応を直に感じられるところだと思うので、香川さん!これに味をしめて(爆)もっと舞台に出てくださいね!(笑)

ところで、劇中で使われていた曲がどれも良くて、前回観たときから気になって、ちょっと調べてみました。

深夜のCDショップで千葉(香川さん)と同僚(鈴木さん)が試聴してるCDの曲は「雨にぬれても」なんだけど、歌ってる人が判らなくて…
でも、多分この人じゃないかと思います。違うかな?

my fairy tale

ちょっとお洒落で何となく癒される感じ…
別の場面でも
「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー 」とかも使われてたような。
何かのTVCMにも使われてたような気がします。


あと、ローリング・ストーンズは「ブラウンシュガー」とか「ロックス・オフ」とか。これはパンフレットにも書いてあるけど、後一つどうしても曲名が思い出せない…
実は「ブラウンシュガー」ってかなり卑猥でアブナイ内容です…(汗っ)
うーん…口にするのはちょっと…
でも任侠に生きる、アウトロー的人生にはストーンズはとっても合ってる気がします。
「メインストリートのならずもの」とか…って、まんまじゃん(笑)


今日は壁際の階段のところにも立ち見の方がいて、熱い舞台、千秋楽となったこと、とっても嬉しかったです。
あっきーの‘阿久津’に出会えてよかった。
でも、やっぱりあっきーには歌で圧倒されたい!というのが願いです(笑)

あっきー、そして香川さん、ラサールさん、鈴木さん、お疲れ様でした。
素敵な舞台をありがとう。


























ミュージカル アイーダ

2009-08-31 00:41:42 | 安蘭けい
ミュージカル アイーダ


昨日から始まった ミュージカル アイーダ を観てきました。
安蘭けいさん(瞳子さん)が宝塚退団後、女優として初舞台となるこの舞台。
宝塚版アイーダ「王家に捧ぐ歌」を普通の(爆)ミュージカルとしてリニューアルしたものです。

全体の流れはほとんど宝塚版と同じ。
セットもほぼ同じような感じ。
新しい歌が少し増えてたかな。
でも、普通に男性の役は男性がやるので(爆)、雰囲気は大分違います。
より、リアルな感じになってました。


瞳子さんは、宝塚版より、しっかりしたアイーダ、男前なアイーダでした(笑)
健気だけど、愛に生きる者の強さ、信念がよく出てたと思います。
一度やった役だし、男役からの違和感はまったくありませんでした。
最後の地下牢でのラダメスとの場面は、判ってたけど、やっぱりうるうる(涙)

ラダメス役の伊礼彼方くん、素敵なラダメスでした。
包容力もあって、アイーダを愛するが故に裏切り者となって処刑されても、愛を貫く幸せを歌うところは涙が出ました。
上半身裸が多いので…ううう、目の保養させていただきました…って、どこ見てんだか、私(爆)
でも、だって、おへその下の方まで露出してるし…うわわ以下省略(爆)

アイーダとライバル関係のアムネリス役はANZAさん。
とっても良かったです。
澄んだ歌声が素晴らしい。
エジプトを治める者としての威厳、そして愛するラダメスを処刑しなければならない悲しみが胸に迫りました。

脇を固めてる方たちがみんな芸達者というか、見ていて安心できる。
エジプト王が光枝明彦さん
アイーダの父親でエチオピア王アモナスロが沢木順さん(お久しぶりっ~)
アイーダの兄ウバルドが宮川浩さん
神官が林アキラさん
ちょっと地味だけど(爆)実力派揃いです。
あ、あと、青山航士さんも。TOMMY以来です。

演出が宝塚から引き続き木村信二氏。
ちょっと単調な部分もあったかなあ…やっぱり(苦笑)
まあ、舞台のサイズとか機構が違うからかもしれないけれど、「月の満ちるころ」とかもうちょっとロマンチックにして欲しかった…
ピラミッドみたいなセットがデンとあって、その前で入れ替わり、立ち代り歌うものだから、ちょっと飽きてしまうのですわ。
照明とかで変化をつけているんだけど。
最後はとっても良かっただけに、そこが残念!

あと、一番感じたことは、やはり音楽の素晴らしさです。
歌詞がちょっと?な部分はあるにせよ(爆)大力作だ思います。
まあ、歌詞は木村氏だから…ムニャムニャ(苦笑)

作曲は甲斐正人さん。
瞳子さんの退団公演の作曲もこの方でした。
判りやすくて、ダイナミックな曲つくり。
エリザベートとかモーツァルトの音楽監督もされてます。

そしてオケの演奏もかなり力入ってて、迫力でした。
カーテンコールが終わった後にも演奏があって、場内は手拍子と拍手で大盛り上がりでした。


瞳子さんの女優デビュー、素敵な共演者の方たちに囲まれて、楽しそうな舞台となっていることが、ファンとしてほんとに嬉しかったです。

あと、瞳子さんのこれからの舞台もいろいろ決まっているようです。
瞳子さんの宝塚の代表作となった「スカーレット・ピンパーネル」を作曲したフランク・ワイルドホーンさんのコンサート、なんと、あのマテ・カマラスさんとの共演!


そして、もう一つ。
市村正親さんと鹿賀丈史さんのコンサートにゲスト出演です。
実はこの前の市村さんの懇親会の時、コンサートをするということは聞いてたのですが、そのゲストに瞳子さんが出るとは知らなくて…
びっくりするやら嬉しいやら…
他にも井上芳雄くん、笹本玲奈さん、田代万理生くんが予定されてますね。
って、みんな若いし…(爆)

瞳子さんの仕事が決まっていくのは嬉しいけれど、
でもどちらも忙しい時期だなあ…















































日本魅録

2009-08-27 17:35:21 | 香川照之
キネマ旬報に連載している香川照之さんのエッセイ「日本魅録」
9月号は「7 Days Judgement」のお稽古場のことでした。

読んでると、稽古場の空気が伝わってくるかのような…
重~いというか…
何というか…
‘楽しい’雰囲気ではないようで(爆)

俳優さんってタフじゃなきゃ勤まらない、と思います。
ほんと。


あっきー、頑張れ~!




7Days Judgement  死神の精度

2009-08-24 13:48:10 | akinori nakagawa
23日、1時の回を観てきました。
面白かった!!
2時間半休憩無し、しかも椅子が硬い、とのことで、ミニクッション持参しました(爆)
が、
そんなことが気にならなかったくらい、集中できました。
椅子というよりベンチなんですね。


以下感想です。










晃教くんは阿久津という若いやくざの役です。
衣装が可愛い!ってそこか!(爆)
シャワー浴びて出てくるところの腰に巻いたバスタオルが特に(笑)
花柄プリントのパンツとか、裾捲り上げてるところとか、安っぽそうなスタジャンとか、いちいち色が可愛くて、ルーズな感じ。
一見派手に見えて、粋がってるけど、もろさが見え隠れする不安定な彼の立場、状況を現しているような衣装でした。
どことなく少年っぽさ、幼さが残ってるような感じも。

髪は根元から半分くらいは黒、その先は金髪の2色で、結んだでたり、振り乱してたり。
ちょっと吉田秋生の漫画に出てきそうな不良少年っぽい感じでした。
嫌いじゃないです。こういうの。(爆)
というか大好き(爆)

劇中では気絶させられたり、どつかれたり、ひっぱたかれたり、かなり痛めつけられて、生傷耐えない感じ。
体張って頑張ってました。
ストレッチとか十分にしてね!

役柄がやくざなので、台詞とかもそれ風で、晃教くんのキャラ的にしっくりこない感じ(笑)
どうしても背伸びして無理してる風?
そこが演出家の狙い目なのか。
あっきー以外の出演者の方々が、元々の土台が‘役者’ですから、表現することは共通でも‘アーティスト’系のあっきーとは‘演技’の質の違いを感じました。
あっきーは感覚的に演じてると思います。

藤田役のラサール石井さん、何だか感動しちゃいました。
ちょっとカッコよかったです。
背中いっぱいの刺青とか、やさぐれた地味派手なシャツの柄とか、ストーンズが好きなところとか、年寄りを痛めつける若いやくざを許せないところとか。
極めつけはストーンズの曲をバックに雨の中、刀を構えて現れるところ。
任侠的場面にストーンズの曲!最高に合ってました!


そして、藤田の死をジャッジする死神が香川照之さん。
さすがに上手かったです。
普通の台詞と独り言の違いがはっきり判る!
その切り替えとかが笑いを誘う。
間合いの取り方とか、声の調子とか微妙なニュアンスの出し方がさすがです。
藤田のことを見極めにくるのに、藤田のことを、人間のことを、やくざのことを全然わかっていない。
そんなんでジャッジできるんだろうか(笑)
そして、音楽が大好きなヘンな死神(笑)
深夜のCDショップに死神が集結するって面白いなあ、と思いました。
衣装は死神らしく白いシャツに黒いパンツ。そして手袋。
何のごまかしもできないから、演技力が勝負ですね。香川さんらしい役だなと。
ますますファンになりましたっ!

そして、鈴木省吾さんはもう一人の死神。
声が素晴らしい。
この4人の中で私が一番好きな声かも。
ナレーションのお仕事が多いのも納得です。
飄々とした雰囲気がとっても良かったです。


劇中で使われる曲も良かったです。
最初オープニングが
マイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」
映画「エクソシスト」でも有名ですね。悪魔(死神)つながり?
あとは
バート・バカラックの「雨にぬれても」とか、ストーンズの曲「ブラウン・シュガー」は劇中でも藤田が紹介してましたが、他の曲は昔聴いたことあるけどタイトル判らず(残念)
あと、ジャズっぽい女性ボーカルの曲は何でしょうか。
「ブラウンシュガー」はメインっぽく繰り返し使われてました。
実は観る前にストーンズの曲が使われていると聴いたので、「悪魔を憐れむ歌」かしら、なんて思ってました(笑)
で、観終わってからどうしてもストーンズが聴きたくなって
家に帰る途中、CDショップに寄って、ストーンズのCDを買ってしまいました(笑)


カーテンコールが3回あって、ラサール石井さんの仕切りで、あっきーと香川さんがご挨拶。
あっきーは「台詞を飛ばしてしまってすみませんっ」と告白(笑)
香川さんは、いまだに台本を手放せない、舞台に出るのがいまだに怖い、そんなことを話されてました。
香川さんでも怖いということがあるんだあ…とちょっとびっくり。

あっきーにしろ、香川さんにしろ、ほとんど出ずっぱりですからねえ。
舞台に出たら、ごまかしきかないから。
緊張感溢れる舞台でしたけど、何だか最後は雨が上がって青空が見えたときの爽やかさがあるような、とってもいい舞台でした。

次観るのは千秋楽。
楽しみたいと思います。







































夏休み

2009-08-16 12:59:59 | 日記・エッセイ・コラム
世間様は夏休み真っ最中…
かくいう私も夏休みでございます。

しかし…
とにかく仕事が忙しくて!
何で~って言うくらい、半端じゃなく忙しい夏となっております。
でも、20日までは職場へは行かなくていい!やった!
でも、家からメールチェックはしてなきゃいけないので…ちょっと気が抜けない…涙目、、、、


そんな中ですが、20日には帝劇までクロロック伯爵さまに久しぶりにお会いしに行ってまいりました。
感想は後日また…25日も観るので…多分…書けたら書きます…と既に言い訳モード(爆)


そして、昨日は新宿ヒルトンホテルのディナーバイキングに行ってきました。
何回も行ってるんですけど、とっても美味しいのでね、楽しみだったのですが、夏休み最中ということでちょっと普段の時とは違ってたような気が…
観光客仕様でしょうか。
そして、今日は地元のホテルのバイキング
食べてばっかり(爆)
明日は友達と映画を見に行って…
そんで私の夏休みのメイン行事終了…あっという間だなあ。


ところで
あっきーの舞台がそろそろですよね。
私は23日と楽の2回だけですが、とても楽しみです。
あっきー関係は、いろいろというかバラバラとコンサートとかイベントがあって、把握するのが一苦労(苦笑)
このごろ、頭の記憶容量が少なくなってきたせいか、パッと思い出せなかったり。ふうう。
あと、宝塚を卒業した安蘭けいさんの舞台もあったりで、ちょっと大変です。
安蘭さんについてはファンクラブからの写真集とか最後の会報とかが、一昨日届きました。
スタッフさん、ホントにご苦労様。


取り留めの無い記事になっちゃったけど、私の夏休みでした。
皆様も良い夏休みを!