観てきました。面白かったです。
6人の出演者がそれぞれ役柄があって、エピソードが展開されます。
あっきーはカリスマ美容師。ただのカリスマ美容師じゃありません。江戸っ子風？なべらんめい口調もイナセな感じの生きのいいお兄さん。そして何故かお寿司屋さん風（爆）
さらに何故か下駄履いてるの（笑）
下駄履いてダンスするし。
ちょっと鬼太郎風な感じも。
そして最後は えっ？！ な展開が…
でも違和感なく楽しめました。
最後は6人の運命というか人生の「重さ」が重なり合って、ちょっとずしっときます。
それぞれの人生の新たな出発の日、それが「Ｘday」なんですね。
森公美子さん、今までテナルディエの奥さんとかオペラ歌ってるところしか見たことがなかったんですが、普通のお芝居もいいなあって思いました。
カーテンコールの時は小さなマイ扇風機を持ってて、マイクのようにして歌い始めたりして、面白かった。
藤林美沙さん、元気一杯、そして体当たりで弾けてて、とっても良かったです。
陽月華さん、宝塚時代から良く知ってる。退団して初めてみるので凄く楽しみにしてました。
うめちゃん、頑張ってました。これからの活躍、楽しみにしてます。
岸谷さん、タップダンスが上手。寺脇さんとのコンビネーションはさすが。息がぴったりで掛け合いも最高に面白い。
楽しませていただきました。
寺脇さん、芸達者な方です。そして優等生的な感じ。ほんとはもっと違う面があるのかもしれないけど、破綻しそうで崩れない。軽そうだけどしっかりしてる風な。安心感のある方だなあと。
私は地球ゴージャスって、タイトルのイメージからしてもう少し規模の大きなイメージがあったんですね。
でも、本当に出演者6人しかいなかった（爆）
みんなが何役もやって、セットも動かして、楽器もやって、手作り感がいっぱい。
岸谷さんと寺脇さんは「スーパーエキセントリックシアター」出身ということで、そのせいとは限らないけれど、全体的に小劇団系のノリも感じました。
ただちょっと残念というか感じたのは、お芝居重視なのかバラエティ重視なのか、ちょっと曖昧で、舞台全体の印象としては中途半端な感じもしました。
あるいはその両方が一見うまく納まってしまっているが故に印象がかえって弱くなってる？みたいな。
初めて見ただけで、勝手な印象ですが…
あっきーは演技凄く頑張ってて、舞台役者としてまた一つ引き出し増やしたかな、って感じがしました。
もちろん歌も聞きたいけど、それと同じくらいいい舞台も見ていたい。
これからもいい舞台、たくさん見せて欲しいです。