見てきました。
8月8日(木) マチネ 本多劇場
オフィス300(さんじゅうまる)音楽劇
作・演出 渡辺えり
音楽監督・作曲 近藤達郎
テーマ曲作曲 中川晃教
出演
中川晃教 高岡早紀 馬渕英離俚可 稲荷卓央 土屋良太 田根楽子
若松武史 渡辺えり 緑魔子 他
面白かったです。
でも、休憩なしで2時間半はちょっと長いかな。
音楽劇、ということで、歌の場面あり、ミュージカル風な場面もあり、
宝塚風な黒燕尾でダンス的な場面もあり、盛りだくさん。
あっきーの歌も思ってよりたくさんあって、ファン的には嬉しい舞台でした。
白いスーツでロック歌手の場面はカッコよかったし、凡平も普通の格好が普通によかったし
髪型も好みだわ~
ということで、あっきーの魅力は十分に出ている舞台だったと思います。
えりさん、ありがとうございます。
で、
この作品、全体的に一言でいうと
混沌
でしょうか。
現在、過去を行ったり来たりで、訳わからなくなる(笑)
それに同じ役でも現在、過去があるし、二役の方もいるので
もう、何がなにやら…状態でした。
夢をみている…
そんな感じ?
夢ってなんでこうなのるのか判らない。
実在する人、場所が出てくるのに、
なぜこの場所にいるのか、
なぜあの人がここにいるのか、
なぜこんなことをしているのか、
説明つかないことが多い。
で、目が覚めると、思い出せない(笑)
そして、なんでポンペイ?
なんでポンペイにこんなに日本人が集結する?
不条理劇のようにも思える…
「赤い壁の家」というお芝居はそんなお芝居でした。
見る人それぞれに感想があり、想いがあると思います。
特定する必要はないんですよね。
最後、あっきーと緑魔子さんの場面がとっても素敵でした。
なんだか、じ~んとしてしまった(涙)
緑魔子さん、凄いです。
そして、歌劇「ナブッコ」のあの「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」の合唱もありました。
これ、イタリアでは第二の国家と言われているんですよね。
メロディもいいけど、歌詞がねえ…
ふるさとを思う気持ちがひしひしと伝わってくる…じ~ん
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YouTube: ヴェルディ《ナブッコ》行けわが想いよ黄金の翼に乗って/トスカニーニ
ちょうどお盆の時期ですね
夢の中で大事な人との再会ができるように、被災地に限らず全ての人たちが平和に暮らせるように、
という思いが作者の渡辺えりさんにはあったのじゃないだろうか…
そんなことを考えました。