今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

義経千本桜

2008-02-23 08:48:59 | 文楽
義経千本桜
昨日文楽を見てきました。 写真は「冥土の飛脚」。見たのは「義経千本桜」です。

いや~面白かった。楽しかった。歌舞伎と違って動きが自由ですね。軽々と宙に浮くし。頭と体のバランスがカッコいい。惚れそうでした、忠信に(爆)


歌舞伎は役者の芸を見る感じだけど文楽はアニメを見てる感じに近いかな?


6時の開演には間に合わないので、「伏見稲荷」は諦めて「道行」から見ました。 道行って割と静のイメージがあるんですけど、文楽ではかなり踊りますね。動きがあります。ちょっとビックリ。そしてとっても華やか。満開の桜の中の静と狐忠信が絵のような美しさでした。


「河連方眼館」は 源九郎狐と人間(忠信)の早替わりが凄いです。人間と人形が一体となって替わるんです。凄い!


鼓を貰えることになってからの源九郎狐の喜び方が尋常じゃありません(爆) 人形だからできる動き。 こっちも嬉しくなる~


最後は宙乗り。源九郎狐が浮き上がると舞台セットがセリ下がって、満開の桜の上を源九郎狐が飛んで行くのでした…パチパチ


いいもの見ました(嬉)

にしても国立劇場に来るたびに思うけど、なんでこんな辺鄙な場所に劇場を作ったんでしょうか?

劇場建てる場所じゃないよね。隣、最高裁だし(爆) もっと大衆的なところにしなきゃ。芸能は人が楽しむものなんだから。政治家の棲む所に作るなんて、芸術を理解してない人が作ったとしか…ブツブツ…以下省略。


まあ、そんなこんなですが、とにかく面白かったのです。また見に行きたい~