今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

みんないるのが好き!

2006-06-17 07:34:36 | akinori nakagawa





ロンドンミュージカル「OUR HOUSE」 昨日16日、初日でした!
もう、とにかく楽しくて、面白くて、最後はちょっと切なくほろりとする…そんな素敵なミュージカルでした。






演出がG2さんです。
演劇演出家、劇作家である人らしく、芝居心のあるミュージカルだったと思います。
音楽がなくても、多分単なるお芝居として見ても、いい作品というか題材なのではないかな…と。

マッドネスの音楽は凄く軽快!
立ち上がってガンガンに乗る、という感じではなくて、席に座ってても心地よくリズムに乗れる…そんな感じです。
ホワホワ~っとしてる。
帝劇とかのミュージカルとは違って、歌い上げる感じの歌というのはなく、みんなで歌い、みんなで踊る…
そんな楽しさが溢れてます!
新しいタイプのミュージカル、そんな気がしました。

ところで、私は昨日はマチ、ソワ2回公演…
実はゲネプロから見させていただきました。
プレビュー見てないから、初めてのあっきージョー…

ううう…きゃっわいい~~!!! → 可愛い~ということですね(爆)
何なんですか~あの可愛さ!
ほんとの高校生か?みたいなね~
しかし、よく動く。
あっちこっち走り回って、駆けずり回って…
回り舞台の多用で舞台もよく動く。
私、回り舞台は大好きですけど、これだけ動くと目が回る!(爆)
あっきーを追っかけるのに精一杯…

あっきーは二人のジョーになるから大変ですね!
早替わりの連続です。
見てる方も大変、今はどっちのジョー?って…
ジョーが変わるたびに舞台装置も変わるんです。
白か黒か…善か悪か…
最初はただただ追うだけでしたが、最後はなんだか感動しちゃって…
うるうるきちゃいました。

ところで、ゲネプロの会場ですが…

座席の中央部分、会場の真ん中の通路のセンターブロックに大きなテーブルが設置されてて、そこにG2さんがいました。
何列か後ろにも同じようなテーブルがあって、その後ろにもあったから3つありました。
それぞれスタッフさんが、台本やら進行表?の資料みたいなものを広げてて…
舞台が進行してる最中もページをぺらぺらめくる音とかしてました。

テーブルとかのもっと後ろの方は記録用の映像を撮るらしく、ビデオが何台か設置されてました。
私たちは、座席後方のサイドブロックに案内されて、そこで観ました。
舞台は本番と同じに進みます。
G2さんは幕間に舞台裏の方に行ったからそこで指示とかされてたんでしょうか?

あと、カメラも中央の通路のところに設置されてて、シャッター音が響いてました。

カーテンコールのところで、手拍子とかしたんですけど…
でも、観客の人数がいないわけで(爆)
関係者の方達も見てるんですけど、私たちも含めてン十人?って感じだから、拍手パラパラ…
情けない手拍子だったかも…でも、練習の舞台とはいえ、感動したから手拍子が自然に出ちゃいました。


ゲネプロ観てから、初日の本番を観て思ったこと。
それは、観客あっての舞台だ、ということ!
やってることはゲネも本番も同じです。
でも、舞台って座席にお客がいないと、成り立たない…
切実にそう思いました。

今までは、観る立場として「舞台を観る」だけ、という意識だったんですけど、劇場空間という世界を作るのは舞台に出てる人だけでなく、観る側の私たちも同じなんだ、そういう感じがしたんですね…
うまくは言えないんですけど…
ああ、これが劇場の醍醐味かもしれない…
なんて、ちょっと大げさかもしれないけど…(笑)
違う視点から舞台というものを見られた気がしました。

ゲネを観てから、改めて観た OUR HOUSE 初日本番の舞台…
席が前方だったこともあって、ゲネとは違った迫力、歌の力、出演者の意気込み…感動でした!
もう、観客の拍手がこんなにも大きな力になるのか、ということを実感しました。
拍手って暖かい…

あっきーの最後の挨拶、「皆さん!何度でも見に来てください!」

そう…みんないるのが好き!なんだよね!
みんながいる場所が OUR HOUSE !
そんな感じ。
「家」という形あるものが大事ではなく、愛する人がいる、愛する人が待っているところ、それが私たちの家!
そんなメッセージがある作品だなって思いました。

舞台好きなみんなが集まる場所、劇場という空間もある意味 OUR HOUSE ですね!



  
       




ゲネ終わってから、ささやかな、ほんとにちっちゃなお花ですが…届けました
















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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
hildaさん (ohta)
2006-06-18 07:40:45
hildaさん
劇場って作る側と観る側が一緒に作り上げる空間だ…ということが頭では思っていたけれど、実感として感じられて…
出演者の人たちもたくさんの人たちに観られるのが嬉しいでしょうねえ!
楽までみんなで盛り上げましょうね!



jun-junさん
そう…いい舞台観て楽しい思いをさせてもらって…
多分、寿命も延びてるのじゃないかな…なんて(笑)
一生懸命演じてるあっきー、他皆さんに感謝です!




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ゲネの様子書いて下さってありがとうございます! (junn-junn)
2006-06-17 12:30:38
ゲネの様子書いて下さってありがとうございます!

そして・・・
>劇場空間という世界を作るのは舞台に出てる人だけでなく、観る側の私たちも同じなんだ、

Ohtaさん、良いこというなぁ~。
観客の一人としてえへんっといばったりして。

なんちゃって、出演者と一緒に舞台を作り上げるほんのささやかなお手伝いに比べて、はるかに大きな幸せと力をおみやげにいただいて帰ってくるんですけどね。

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昨日はお疲れ様でした。お会いできてうれしかった... (hilda)
2006-06-17 10:35:01
昨日はお疲れ様でした。お会いできてうれしかったです。
感動の初日&ゲネレポありがとうございました!
そう、本当に舞台は観客あってのものですよね。
舞台と客席と一体となって作り上げるもの。
良い舞台を見たときは、その同じ劇場空間を共有できているという幸せを心から感じます。昨日も!
新しいタイプのミュージカル、あまりミュージカルを見たことないわたしもそう思いました。すごい新鮮な感じしますよね。
これから大楽までまだ1ヶ月以上、どう進化していくかも含めて楽しみです。またご一緒に楽しみましょう!
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