今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

サルバドールの復活

2006-09-18 21:54:08 | akinori nakagawa
サルバドールの復活〈上〉サルバドールの復活〈上〉
価格:¥ 987(税込)
発売日:2005-10



サルバドールの復活(上下)
ジェレミー・ドロンフィールド著
越前敏弥 訳
創元推理文庫

面白かった! けど かなり不思議!
登場人物たちの過去、現在が入り乱れて物語が進む。
ミステリーというよりは、ゴシックホラー的
そして、学園青春恋愛もの的雰囲気、戦争冒険もの的雰囲気も…
かなり混沌としてます
そして、ブラックユーモアが盛り込まれてる感じなので、どこまで真面目に入り込んでいいのか…
と考えつつ、とにかく、文章の圧倒的な‘力’に感服、という感じです。















そして、私的には
主人公?のサルバドールが‘堕落’するきっかけになったのが、フランク・ザッパ、というのが面白かった。
エレキギターに対するサルバドールの母が持つ感情表現なんか、かなり笑えた。

フランク・ザッパ…
名前はよく聞いていたけれど、まともに音楽、聴いたことがなく…
ロックは大好きだけど、私にはちょっと難しい、異次元の人のような気がしてた。
変人っぽい感じもあったし…(あくまでも私の印象)
私のような小さな人間には大きすぎた存在だったのかも。

作者はかなりザッパが好きなのではないかな…
そう考えると、この小説の特異性もちょっとわかる様な気がする。
ロックでいえば、プログレとか?
ELPとかピンクフロイドとかキングクリムゾンなんかの雰囲気

で…ザッパに凄く興味が沸いてしまって
今日は仕事だったんだけど、帰りにCDを買ってしまいました(爆)
ほんと、影響されやすい性格です。。。

ところで、昨日、あっきーからサンデーメール来たとき、ちょうどこの本の佳境のところを読んでたわけで…
メール見て、サルバドールの影響もあり、私の脳はハレーションしてしまいました(爆)

それにしても…
フランク・ザッパって物凄い量のアルバム出してるんですね。
ビックリ!



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔あった東京タワーの蝋人形館にザッパのお人形が... (mojo)
2006-09-19 07:22:24
昔あった東京タワーの蝋人形館にザッパのお人形がありましたよん。結構有名な話。トッドは、よくザッパと比較されてましたわ。あたしはあんまり聞いたことないなぁ。お小遣いの限界。
返信する
蝋人形館、あったのは知ってたけど、行ったことな... (ohta)
2006-09-19 08:04:22
蝋人形館、あったのは知ってたけど、行ったことなかった…
クラシック、ジャズ、ロックと守備範囲広すぎ~(笑)
返信する

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