今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

Underground Parade 公式サイト

2010-12-28 11:56:01 | akinori nakagawa
中川晃教くんの4月シアター・クリエでの舞台

SHOW-ismII -Sketches with Body and Music-
Underground Parade

の公式サイトに写真がアップされました。

こちら



アッキーは「1万人と言葉を交わすまで歌い続けるピアノ詩人」、だそうで。う~ん。不思議な雰囲気。
大友克洋さんの漫画かなんかの少年のよう。
帽子に鳩がいるのがツボ。

元宝ジェンヌで惜しまれながら退団した彩吹真央さんは素敵なお姉さん、な感じ。歌もダンスも上手い人だから、見るのが楽しみです。







アダム・ランバート 東京公演

2010-12-28 11:05:09 | ROCK




今年観たコンサート編、第2弾(爆)
アダム・ランバートでございます。
2010年10月6日 @JCBホール


う~む、かなり濃い~っお方。
しかし、見かけに惑わされてはなりません。
なんせ、‘神の声域を持つヴォーカリスト’でございますから…これは、聞いておかねば、とヘヴィメタ好きのT君に頼んでチケットを購入。
整理番号、かなり良かったんですが、残業で遅くなってしまい、聞けたのは後半30分くらい(泣)
といっても全体で1時間ほどのコンサートだったようなので、半分くらいかな。

噂にたがわず、素晴らしい声でした。
力強くて、とにかく声がよく出ること、出ること。
‘神の声域を持つ’と言われるのも納得。
とにかく、歌の上手さは圧倒的です。

でも、一番感じたのは、エンタテナーとしての存在感でした。
盛り上げ方が上手いし。誰かさんみたいに、観客に時間かけてコーラス練習させる、なんて全然なく(苦笑)
あっという間に、パフォーマンスの中で上手く客を乗せていく。無理強い一切無し。年は若いけれど結構苦労人?風な雰囲気も感じました。
曲はよく知らなくても、自然と盛り上がっちゃう。
前半にはアコースティックな歌もあったとか。聞きたかった~


アンコールはT.レックスの「20th Century Boy」でした。最高!
シャウトが半端じゃない!思わず興奮しちゃいました。
歌の上手さ、力強さ、妖しさが入り混じって、ブレイクしたら凄いだろうなあ。
男レディ・ガガだわ。


で、今年のグラミー賞 最優秀ポップ・ヴォーカル部門 にノミネートされましたね!
でも、なんで新人賞ではないの~?
ちょっと残念。












キャロル・キング,ジェイムス・テイラー TROUBADOUR REUNION TOUR

2010-12-28 10:20:31 | ROCK



今年も残すところあと数日。
このブログの更新頻度もまちまちで、かなりサボった感もあり、なんとか帳尻合わせしようと(苦笑)
いや、たださぼってたのではなく、仕事がかなり忙しかった、というのもあるわけですが、今日から年末年始休暇に入りまして、PCに向かえる時間も増えた、ということで…と、言い訳はこれくらいで、まずはこのコンサートの思い出から。


キャロル・キング,ジェイムス・テイラー TROUBADOUR REUNION TOUR
2010年4月14日(水)日本武道館

キャロル・キングとジェームス・テイラー、二人のコンサート。
なんと、懐かしきこの名前!
「きみの友達」の二人です。

観客はやはり年配の方(自分も含め)が多かった。
キャロルとジェームスは1曲ごとに交代しながら、歌っていきました。
懐かしい曲たち、ヒットパレード状態でしたねえ。
アットホームな雰囲気、そしてバックミュージシャンもベテランで大御所ぞろい。
ほんとに贅沢で幸福な時間でした。


「きみのともだち」では私のお隣のいいおじさん、一緒に口ずさんでました。もちろん、私も。
胸が熱くなりました。
懐かしさと若かったころの自分の思い出とが蘇る…
至福の時間でした。










ゴッドスペル

2010-12-27 00:28:15 | musical



ミュージカル「ゴッドスペル」
シアタートラム
2010年12月22日 19:00
出演
山本耕史、内田朝日、原田夏希、福田転球、明星真由美、中山真美、上口耕平、桜井美紀、MY A FLOW,松之木天辺、飛鳥伊井みや、長谷川富也
演出
山本耕史


22日夜の部を観てきました。
26日、今日が千秋楽です。きっと盛り上がったことでしょうねえ、と思いつつ、感想を書いてみたいと思います。

初演は1970年、ということで、ジーザス・クライスト・スーパースター(jcs)とほぼ同時期。というよりjcsより5ヶ月ほど早いそうです。
ストーリーは特になく、聖書「マタイの福音書」からのエピソードで進行し、キリスト、ジーザスの生涯が演じられます。

出演者がエピソードに応じていろいろな役柄を演じていくので、ほとんど全員出ずっぱり。その都度、エピソードの中の役になって、歌います。
通しのストーリーがないので、歌の力でグイグイと引き込んでいかないと、ちょっとだれるかなあ…と。
その点、歌の力のある人とそうでもない人で場面の緊張感、盛り上がり感に差が出てしまう。
みんな上手かったけれど、特に明星さん、中山さんが凄く良かったです。
ゴズペルソングの力強さが出てて、聞いてて熱くなりました。

山本耕史さんは主演と演出。
実は「陽炎の辻」の坂崎磐音役でちょっとクラッときまして(爆)
思わずポチッとチケットを取ってしまいました。

ジーザス役はぴったり、というか。白いイメージが違和感なく似合ってしまう。持って生まれた雰囲気でしょうか。
時に手品などしながら(笑)、和やかに若い出演者を引っ張っていて、なかなか貫禄あるなあ、と思いました。
彼の年齢がそのまま芸歴年数でもあるとか。うわわ…さすが~というか、凄い!
ただ、声の調子がイマイチのようでちょっと残念でした。
最後十字架で死ぬ場面は、どうしても「shiroh」を連想させられた。
ああ、shirohが観たい!と思ってしまいました。

と、いうより、山本くんには劇団新感線にぜひ、出てもらいたいなあ。
全体的にとても若々しい舞台でした。
























中川晃教コンサート2010HAKUJU HALL

2010-12-25 12:12:30 | akinori nakagawa



2010年12月24日 19時開演
HAKUJYU HALL
中川晃教コンサート2010 ~Musical THE WIZ より~

セットリスト
1.Overture
2.The Feeling That We Have
3. Can I Go On?
4.He's The Wizard
5. Soon As I Get Home
6. You Can't Win
7. Ease On Down The Road
8. What Would I Do If I Could Feel?
9.Slide Some Oil To Me
10.Mean Ole Lion
11. Be A Lion
12. Emerald City Sequence
13. Don't Nobody Bring Me No Bad News
14. Is This What Feeling Gets?
15. A Brand New Day
16. Believe In Yourself
17.Home




チケットが無くて、行けない覚悟を決めていたのですが…
1枚譲っていただくことができて、行くことができました。
素晴らしいクリスマスプレゼントでした。
感謝、感謝です。

ピアノの大坪正さんがまず出てきて、Overture を演奏した後、あっきー登場!
金色のハイネックのたっぷりしたブラウス、黒のジャケット、その袖から金のブラウスの袖がまくれているような感じではみ出ていて、下は黒の総スパンのたっぷりした膝丈のパンツ。遠目にはスカートのようにも見える。でもって、靴下は黒地に金っぽいドットが総模様に入ってる。靴はくるぶしまでの黒いショートブーツ?な感じでした。
ヘアスタイルは肩くらいまでの金髪を左側に寄せて編みこんだような…

とにかく久しぶりの生あっきーなので、この時点で度肝抜かれた私(爆)
もしかしたらゴルチエ?
まあ、ウィズだから、案山子のように見えないこともないなあ…


会場入り口でチラシと一緒にセットリストとウィズのあらすじが印刷されたものが配られていた。てっきりアンケートかな?と思ってよく見ていなかった。始まる直前にセットリストだと気づいて、よかった~無視しないで(爆)


ということであっきーの歌が始まりました。ドロシー、案山子、ブリキ男、ライオン、全部の役をあっきー一人で歌い、演じるコンサートでした。
コンサートというより一つ舞台を観た、という感じ。それくらい、中身が濃かった。ボリュームたっぷり。
一人芝居ならぬ一人ミュージカル。
キャストのレヴェル不足を脳内変換で補って見たりする舞台も多い中、今回のアッキーの一人ミュージカルはあっきーレヴェルで統一されてますから(爆)、ストレスが全然ありません。
それどころか、歌の魅力が倍増、2倍、2倍みたいな(爆)

もう、曲が進むほどにこちらのボルテージもアップ。
拍手が凄かったです。
6曲目、You Can't Winあたりから手拍子も出て、会場はノリノリ。
休憩はなく、
12曲目、 Emerald City Sequence がピアノ演奏のみで、1回あっきーが引っ込んだけれど、後はノンストップで歌い続けてました。

役に入り込んで歌うので、とにかく表情が凄い。声も凄かった。

実は私、ウィズという作品、どうも好きではありませんでした。
ダイアナ・ロスは好きだけど、ドロシー役にはどうなの?って思ってたし、マイケルは当時20歳くらい?だったと思うけど、何でミュージカルなんてやるの?なんて、ちょっと批判的でした。
特に作品が超有名で、どっちかというと白人向け?みたいなイメージだったし。それをわざわざモータウンが総力あげて黒人メンバーだけでやる、ってことが当時は話題になったけれど、わざわざそんなことしなくても、と、私はちょっと引いてたわけです。
多分、黒人音楽のパワーで白人中心のミュージカル界に対抗したかったのかなあ、と思ってました。
そんなこんなであまりよく覚えてなかった。

今回、あっきーがウィズほぼ全曲、一人で歌い上げたのを聞いて、圧倒されたし、感動した。
ありきたりな表現しかできないのがもどかしいくらい、超感動!でした。

多分、曲の持つエネルギーがピアノと歌声というシンプルな構成でかえって引き立てられたのだと思います。
もちろん、中川晃教という類まれなる声と歌の上手さを持つ歌い手がいてこそ、のことですが。

最後のアンコールは「聖しこの夜」つきの「終わらないクリスマス」でした。
これもとてもよかった。
最高のクリスマス・イブでした。
そして、最後の挨拶?というかトークでは、このコンサートをやることになったいきさつとか、今回は1回しかできなかったけれど、これからも続けていけたらいいと思っている、ということを語ってました。

あっきーが「M!」に出てないこととか、ちょっともやっとしてた自分の気持ちがすっきりしました。これでいいんだって思えた。心から。

これからもこの企画、ぜひ、続けて欲しい。今度は見たい人がみんな行ける状況にしてね。
私は後ろから2番目の列でしたが、一番後ろが一列まるまる空席でした。その真ん中に小さなビデオカメラらしきものがありました。
う~ん。どうなのかなあ…抽選外れた人がたくさんいる状況の中で、なんとかできなかったのでしょうか。
そして、少しでもいいから、行けなかった人のために、コンサートの様子を動画でアップしてもらえるといいのだけど。会員限定ページで、ぜひ、お願いしたい。そうであれば、あの空席の意味も少しはあるのかなあ、などと思っています。

今回、幸運にも敗者復活でなんとか見られて、感謝してます。
最初にもいったけれど、最高のクリスマスプレゼントでした。