今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ネクスト・ドリーム

2020-12-18 14:58:34 | cinema


映画 ネクスト・ドリーム を観てきました。

二人で叶える夢 という副題がついています。

その二人とは、伝説的な歌手グレースと、その付き人の若いマギー。

グレースは過去の栄光で今を生きています。

本当は新しいアルバムを出したいと思っているけれど、マネジャーや
周りのスタッフからは、冒険はやめて過去のヒット作でラスベガスで
ショーをやって安全に稼ぐことを強いられているのです。

マギーは若いけれど、音楽の知識は豊富で、音楽オタクでもある。
グレースを崇拝していて、新しいアルバムを出すべき、と思っています。
そして、グレースのスケジュール管理もしています。

スケジュール管理って、マネジャーの仕事じゃないのか、とか、付き人が
アルバムのこととか、いろいろ言える立場なのか、とか、諸々疑問に思う
ことはあるし、マギーがかなり生意気な感じがして、最初はちょっと入りこめなかった。

でも、後半は凄く良かったと思います。

それに、グレースの歌場面が迫力あってよかったし、アル・グリーンやザ・バンドなどの
ヒット曲が使われていたり、洋楽好きな私にはとても楽しかったです。

グレースのモデルは、ダイアナ・ロス。
演じているのは、娘の トレイシー・エリス・ロス
声がちょっとお母さんに似てる。
本職は女優さんだそうですが、歌いっぷりがどうにいっててさすがでした。

付き人のマギーはダコタ・ジョンソン
超絶可愛い!
こんな可愛いかったら、すぐスカウトされてしまうのでは?
という感じですが、凄く音楽オタクで、音楽プロデューサーになりたくて
たまらない。

その気持ちが強すぎて失敗して、クビにされてしまいます。

そして、父親の所に帰るのですが、父親はDJをしています。

この親子の会話が凄い。

父 ジョニ・ミッチェルをかけるけど、何だと思う?
娘 誰とつきあってたころの?
父 ジェームス・テイラー
娘 あ、薔薇に贈る ね

いや〜ストーリーとはいえ、ディープです。


最後は、グレースの新アルバムをジェーンがプロデュース
することになり、ハッピーエンド。

ちょっと少女漫画的な、おとぎ話的なサクセスストーリーですが、
とても楽しめました。

そう言えば、女性の音楽プロデューサーっていないかも、とふと思いました。

いつの日か現れるかな。

映画監督や舞台演出家も以前は女性がほとんどいなかったけど、
今はいますよね。

おとぎ話チックなストーリーではあるけれど、実現する日がいつか来ると
いいなあ、と思いました。










ミュージカル プロデューサーズ

2020-12-14 22:10:51 | musical


ミュージカル プロデューサーズ
11月21日(土)12時 オケピ観劇会
シアターオーブ
井上芳雄 吉沢亮 木下晴香 他

先月、ミュージカル プロデューサーズを観てきました。

面白かった!
そして、とても楽しかった!
見終わって、とても幸せ〜な気分になれました。

マックス役は井上芳雄さん

最初、この配役を知った時、ちょっと若いのでは?と思いました。
どうしても、ネイサン・レインのイメージが強いですから。

しかし、井上さん、ぴったりハマってました。
井上さんの芸達者ぶりに脱帽です。
まさに当たり役!

軽妙なお芝居と歌、そしてダンス
下ネタ的な台詞も軽々とこなして、余裕さえ感じさせる演じっぷりで素晴らしかったです。

レオ役は、吉沢亮さん
これが初めての舞台だそうです。
が、
初めてとは思えないほど、歌もお芝居も良かったです。
体の動きも機敏。
剣道されてたとか。
敢えて言うなら、ダンスに磨きがかかると更に素晴らしいと思いました。

初舞台のミュージカルがプロデューサーズなんて、凄くハードル高いと
思うけど、とてもよくこなされていて、カンのいい方なんですね。


ウーラ役は、木下晴香さん
キュートで可愛いウーラでした。
セクシーさがやり過ぎにならず、程よいお色気が素敵でした。
ダンスも素敵。魅了されました。

ロジャーが吉野圭吾さん
助手のカルメンが木村達成さん
二人ともぴったりとハマっていて、ちょっと変な人が、全然変じゃなかった(笑)

演奏も生バンドで舞台が生き生きした感じでした。

私はこのミュージカルは、芸人型の作品だと思っています。
カッコいいというよりは、基礎はしっかりあったうえで、こなれ感と
洒脱な雰囲気が必要と思うのです。

古き良きブロードウェイミュージカルの雰囲気を漂わせているというか。

出演者の皆さん、実力があってこのミュージカルの雰囲気を
出されていて、素晴らしかったです。

ちょこちょこといろんなミュージカル作品の場面とかが出てくるのも
楽しいし、笑える(笑)

ミュージカルを楽しむミュージカル、という感じでしょうか。


楽しい作品を観られて幸せでした。















僕らこそミュージック

2020-12-13 17:40:09 | 中川晃教


「僕らこそミュージック」コンサート
12月9日、10日 博多座
井上芳雄 中川晃教

八ヶ岳のコンサートから戻って、中1日で博多座へ行ってきました。
ちょっとハードスケジュールで、身が持つかなと思いましたが、なんとか大丈夫でした。

9月の帝劇でのコンサートに引き続き、ヨッシーの地元福岡での開催となりました。

素晴らしいコンサートでした。
二人の強い絆が感じられて、とっても幸せ〜な気分に浸ることができました。

凄く嬉しかったのは、アッキーがのびのびと歌っていたことです。

最近は年齢もあり、「アッキーさん」と呼ばれることが多くなったアッキー。
皆を引っ張っる立場が多くなりました。

そんなアッキーが、久々というが、若いころの、怖いもの知らずだったころの感じを
彷彿とさせるような、ダイナミックな歌声を聴かせてくれたことが、とっても
嬉しかったです。

野生児アッキー 復活!(笑)
いや、だいぶ大人になったけど。

アッキーの初舞台「モーツァルト!」で、主人公ヴォルフガングを演じた二人。
日本初演の舞台で、作品を一から作り上げたことは、苦労も並大抵ではなかったでしょう。

特にアッキーは、シンガーソングライターとしてデビューして1年あまり。
インストアライブはあっても、ホール会場で歌ったことは一度もない、という19歳。

ミュージカルの舞台を目指しているわけではなかったし、畑違いもいいところ、まるで
異次元の世界に飛び込んでしまった感じだっただろうと思います。

私たちミュージカルファンにとっても、「この子は誰?」状態。
舞台関係ではまるで無名だし、関係者の方々にとっても、どうなることか状態だった
のではないかと思います。

それに、ダブル主演といっても、エリザベートのルドルフ役で颯爽と登場して人気だった
ヨッシーとの実績は歴然としていて、配役日程にもそれは反映されて、アッキーは
平日公演が多かったし、全体の回数もヨッシーとは差があったと思います。

みんなの心配や不安を感じていたけれど、それを逆手にとって、やってみせる、と思って
頑張った、というようなことを、モーツァルト!の日生劇場千穐楽の挨拶でアッキーが
言っていた記憶が、、、(遠い目)

アッキーにとっては出演者、関係者全てが「はじめまして」のなか、同役のヨッシーの存在は
とっても心強く、頼りにできる存在だっただろうと思います。

ヨッシーにとっては自由な空気で歌うアッキーの存在は凄く刺激だったと思います。

そんな二人がこうして一緒に舞台に立つことが実現できたことは、本当に嬉しいことで、
コロナのことは大変な事態だけど、でも、こんな素敵なコンサートができたことは、不幸中の幸い
というか、思いがけない奇跡だったと思います。

繰り返しになってしまいますが、アッキーが心からヨッシーを尊敬し、信頼していて、
のびのびと歌っているのが、見ていてとても嬉しかったです。

のびのびしすぎていろいろ無茶振りもありましたが、、、(苦笑)

ヨッシーには本当にお世話になって、、、ありがとうございます!

二人のデュエットも良かったし、それぞれの持ち歌交換のコーナーも楽しかったし、
エリザベートの「闇は広がる」もヨッシートート、アッキールドルフという夢の共演で
迫力満点。

モーツァルト!の「僕こそミュージック」「影を逃れて」はもう胸が熱くなって、、、(涙)

どうしても帝劇のM!千穐楽とか思い出しちゃう(涙)

あれから随分と時が経つけれど、二人の友情、絆は変わらないのだなあと思いました。

二人の強い絆が感じられ、心が幸せになる時間でした。

そして嬉しいことに、来年1月(もう来月!)BS日テレで、帝劇でのコンサートが
オンエアされるとのこと。

嬉しいです!

ヨッシー、アッキー、またいつか一緒の舞台が観られますように。

素敵なコンサートをありがとう!

















中川晃教 アコースティック・ライブ 2020

2020-12-08 15:54:59 | 中川晃教


中川晃教 アコースティック・ライブ 2020
12月6日 八ヶ岳音楽堂

3回目となるアッキーの八ヶ岳音楽堂でのコンサートに行って来ました。

前回の時は日帰りにして、帰路、中央線の架線事故にあって、まさかの
あずさ車中泊になってしまった思い出が、、、

今年はgoto利用で宿泊にして、ゆっくりとアッキーの歌声とロッジ滞在を
楽しんできました。

コロナ禍で、諸々心配でしたが、なんとかコンサートが開催できて、
楽しめたことは本当に良かったと思います。

アッキーや主催者のロッジの方々に感謝です。

今回は入場者を半分にして、12月5日.6日の2日間で4回の公演
ということで、アッキー、ピアノの園田諒さん、お疲れ様でした。

全部で11曲という、こじんまりしたコンサートですが、素晴らしい自然を背景に聴く
園田さんのピアノとアッキーの歌声はクリアで清々しく、まさに極上の響きでした。

私的には、デビューアルバムの曲を4曲も聴けたことが、とても嬉しかったです。

徳間からアルバム出してた頃の曲が、好きなんです。

その古巣の徳間から11月28日にファーストアルバムが高音質で再発売されてます。

私、まだ購入してないんですが(苦笑)
あとで購入してゆっくり楽しみたいと思います。

そして、アンコールでは、ミュージカルの曲をやったのですが、2回目の時のアンコール曲が
ジーザス・クライスト・スーパースターから、「ゲッセマネ」でした。

いや〜、アッキーの歌声で一度聴いてみたいと思っていたので、嬉しかったです。

2回のコンサートを楽しんで、その後ロッジでのディナーを楽しんで、更に部屋飲みして(笑)
真夜中、星を見に外へ。

いや〜綺麗な星空でした!

輝きが違う!

流れ星も見ました!

願いごとする暇なく、あっという間だったけど、生まれて初めての流れ星に感動。

素晴らしい体験でした。

翌日は素晴らしい晴天のなか、美鈴が池まで散策しました。

八ヶ岳がとても綺麗で、以前登った硫黄岳も良く見えて嬉しかったです。

そんなこんな、お天気にも恵まれ、本当に素敵な滞在になりました。

いつまでも余韻に浸りたい気分ですが、明日から、博多座で井上芳雄さんとの
コンサートですね。

ええ、私ももちろん行きますわ。

アッキーも忙しいけど、ファンも忙しい(ぜいぜい)

とにかく、素晴らしい八ヶ岳音楽堂のコンサートでした。

アッキー、園田さん、素敵な音楽をありがとう。